« 2008年4月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年6月28日 (土)

文法学研究会連続講義スライド「ダイクシス」

「deixis2008.pdf」をダウンロード

参考文献

【意味論】

Croft , William (1993)  The role of domains in the interpretation of metaphors and metonymies, Cognitive Linguistics 4-4 , 335-370 , Walter de Gruyter
Fauconnier, Gilles (1985) Mental Spaces, MIT Press, Cambridge, Mass.(坂原茂・水光雅則・田窪行則・三藤博(訳) (1996)『メンタル・スペース---自然言語理解の認知インターフェース---』白水社)
Fauconnier, Gilles (1997) Mappings in Thought and Language, Cambridge University Press, Cambridge.(坂原茂・田窪行則・三藤博(訳) (2000)『思考と言語におけるマッピング---メンタル・スペース理論の意味構築モデル』岩波書店)
Langacker, Ronald W. (1993) Reference-point constructions , Cognitive Linguistics 4-1 , 1-38, Walter de Gruyter.
Nunberg, Geoffrey (1996) Transfers of Meaning, Lexical Semantics: The Problem of Polysemy, ed. by James Pustejovsky and Branimir Bograev, 109-32, Clarendon Press, Oxford.
石崎俊 (1992) 「概観―談話理解・生成の理論とシステム」『認知科学ハンドブック』,共立出版.
金水 敏 (1990) 「メンタル・スペース理論を中心に―認知科学的観点から―」『KLS』10,111-20,関西言語学会
金水 敏・今仁生美 (2000)『意味と文脈』現代言語学入門, 4, 岩波書店
郡司隆男 (2000) 「日本語の名詞句に関するメモ」『TALKS』3,1-25,神戸松蔭女子学院大学
坂原 茂 (1985) 『日常言語の推論』東京大学出版会
坂原 茂 (1993) 「条件文の語用論」益岡隆志(編)『日本語の条件表現』くろしお出版, pp. 185-201
田窪行則 (1984) 「知っていることと知りたいこと」『日本認知科学会第1回会大会発表論文集』, pp. 58--59.
田窪行則  (1989a) 「名詞句のモダリティ」 仁田義雄・益岡隆志(編)『日本語のモダリティ』くろしお出版, pp. 211--233.
田窪行則 (1989b)「文脈のための言語理論」『情報処理』30-10, 情報処理学会, pp. 1191--1198.
田窪行則 (1990a)「対話における知識管理について---対話モデルからみた日本語の特性」『東アジアの諸言語と一般言語学』三省堂, pp. 837--845.
田窪行則 (1990b) 「対話における聞き手領域の役割について」『認知科学の発展』3, 日本認知科学会, pp. 67--84.
田窪行則 (1992)「談話管理の標識について」 『文化言語学』三省堂, pp. 96--106.
田窪行則 (1993)「談話管理理論による日本語の反事実条件文」益岡隆志(編)『日本語の条件表現』くろしお出版, pp. 169--183
田窪行則・木村英樹 (1992) 「中国語、日本語、英語における三人称代名詞の対照研究」大河内康憲(編)『日本語と中国語の対照研究論文集』くろしお出版, pp. 137--152.
田窪行則・金水敏 (1996a) 「対話と共有知識」『言語』25-1, 大修館書店, pp. 30--39.
田窪行則・金水敏 (1996b/2000) 「複数の心的領域による談話管理」『認知科学』3-3, 日本認知科学会, pp. 59--74.  (坂原茂(編) (2000)『認知言語学の発展』ひつじ書房, pp. 251--280]
Takubo, Yukinori and Satoshi Kinsui (1997b) "Discourese management in terms of mental spaces," Journal of pragmatics} 28, Amsterdam, Elsevier Science, pp. 741--758.
田窪行則・笹栗淳子 (2000)「「今」の対応物を同定する「今ごろ」について」, 未公刊, 九州大学
中西久実子(1996)「人物に関係する日本語の換喩表現における制約ー第二言語習得における換喩の扱いを視野に入れた日英対象研究として?」『大阪大学日本学報』15,pp. 143-156, 大阪大学.
浜田 秀 (1995) 「ストーリーラインと感覚的リアリティーの構造について」『人文学報』75, pp. 283-312, 京都大学人文科学研究所,
浜田 秀 (1999)「カテゴリーとしての詩」『文学と認知・コンピュータ1―認知文学論と文学計算論―』日本認知科学会テクニカルレポート, 99-29, pp. 7-13.
浜田 秀 (2000)「物語と説明-談話における二類型」『文学と認知・コンピュータ6―ことばと文学―』日本認知科学会テクニカルレポート, 00-32, pp. 160-168
浜田 秀 (2001)「物語の四層構造」『認知科学』8-4, pp. 319-326, 日本認知科学会
浜田 秀 (2003)「認知言語学と文学研究」『認知システムとしての文学』日本認知科学会テクニカルレポート, 03-46, pp. 61-70
細馬宏通 (2008) 「空間参照枠は会話の中でいかに構成されるか」『言語』37-7:27-35, 大修館書店
松井理直 (2008) 「想定の確信度と真理値」『TALKS』11,25-66,神戸松蔭女子学院大学

【指示詞】

新里博樹 (1992) 上代韻文における指示詞の用法: 「その」と「この」との交渉. 『淑徳短期大学研究紀要』31(淑徳短期大学)[351-372]
庵 功雄 (1994a) 結束性の観点から見た文脈指示: 文脈指示に対する一つの接近法.『日本学報』13(大阪大学文学部日本学研究室)[31-42]
庵 功雄 (1994b) 定性に関する一考察: 定情報という概念について.『現代日本語研究』1(大阪大学文学部日本学科現代日本語講座)[40-56]
庵 功雄 (1995a) テキスト的意味の付与について: 文脈指示における「この」と「その」の使い分けを中心に. 『日本学報』14(大阪大学文学部日本学研究室)[79-93]
庵 功雄 (1995b) 語彙的意味に基づく結束性について: 名詞の項構造との関連から. 『現代日本語研究』2(大阪大学文学部日本学科現代日本語講座)[85-102]
庵 功雄 (1995c) コノとソノ: 文脈指示の二用法. 宮島達夫・仁田義雄(編)『日本語類義表現の文法(複文・連文編)下』くろしお出版[619-631]
庵 功雄 (1995d) ソノNとソレ: 指示代名詞の分解可能性. 宮島達夫・仁田義雄(編)『日本語類義表現の文法(複文・連文編)下』くろしお出版[632-637]
庵 功雄 (1996a) 指示と代用: 文脈指示における指示表現の機能の違い. 『現代日本語研究』3(大阪大学文学部日本学科現代日本語講座)[73-91]
庵 功雄 (1996b) 「それが」とテキストの構造: 接続詞と指示詞の関係に関する一考察. 『阪大日本語研究』8(大阪大学)[29-44]
庵 功雄(1999) ア系統指示詞の用法に関する一考察. 『現代日本語研究』6(大阪大学日本語学講座) [100-114]
庵 功雄 (2002) 「この」と「その」の文脈指示的用法再考. 『一橋大学留学生センター紀要』5(一橋大学留学生センター)[5-16]
庵 功雄 (2007) 『日本語におけるテキストの結束性の研究』Frontier series日本語研究叢書21(くろしお出版)
井手 至 (1952a) 文脈指示語と文章. 『国語国文』21-8 [1-22]
井手 至 (1952b) 万葉の指示語: 「その」について. 『万葉』5(万葉学会)[49-58]
井手 至 (1955) 文脈指示語に対する漢文訓読の影響. 『国語学』22 [71-78]
井上親雄 (1991) 土左日記の用語: 複合語「かれこれ」と「これかれ」. 『広島女学院大学日本文学』創刊号(広島女学院大学文学部日本文学科)[3-16]
井上博嗣(1999a) 中古に於ける指示副詞「さ」の程度副詞・陳述副詞化について: 源氏物語を資料として. 『女子大国文』125(京都女子大学国文学会)[129-167]
井上博嗣(1999b) 中古に於ける指示副詞「さ」の程度副詞・陳述副詞化について(二): 源氏物語を資料として. 『女子大国文』126(京都女子大学国文学会)[32-73]
井上博嗣 (2004) 中古の指示副詞「かう」について: 「かく」との比較にみられるその位相性. 『女子大國文』135(京都女子大学国文学会)[76-101]
井元秀剛 (1993) 日本語とフランス語のdeixis(指示詞). 『仏語仏文学研究』9(東京大学仏語仏文学研究会)[159-183]
井元秀剛 (2001) メンタルスペース理論における定名詞句の指示について. 言語文化共同研究プロジェクト2000『言語における指示をめぐって』大阪大学言語文化部・大阪大学大学院言語文化研究科[21-35]
上原作和 (2004) 古代日本語における指示語の射程: 『源氏物語』夕顔の和歌「心あてにそれかとぞ見る」の指示するもの. 『国文学解釈と鑑賞 特集〈空間〉の言語表現』69(7)[162-168]
上山あゆみ (2000) 日本語から見える「文法」の姿. 『日本語学』19-5 [169-181]
遠藤めぐみ (1989a) 日本語の指示詞コ・ソ・アの使い分けに関する言語心理学的研究. 『東京大学教育学部紀要』28 (東京大学教育学部)[285-294]
遠藤めぐみ (1989b) 対話者の操作可能性から見た指示詞ソの使用. 『教育心理学研究』37-1(日本教育心理学協会編集)国土社[61-66]
大久保 愛 (1968) 『幼児言語の発達』東京堂出版
岡崎友子 (1999a) 指示副詞の歴史的考察: 「カク」を中心に. 『明治時代の上方語におけるテンス・アスペクト形式: 落語資料を中心として』(文部省科学研究費研究成果報告書 研究代表者:金沢裕之)
岡崎友子 (1999b)  いわゆる「近称の指示副詞」について. 『語文』73(大阪大学国語国文学会) [42-52]
岡崎友子 (2001) 指示副詞の史的変遷について.『国文学 解釈と教材の研究』46-2 [119-122]
岡崎友子 (2002) 指示副詞の歴史的変化について: サ系列・ソ系を中心に. 『国語学』53-3 (210) [1-17]
岡崎友子 (2003) 現代語・古代語の指示副詞をめぐって.『日本語文法』3-2(日本文法学会)[163-180]
岡崎友子 (2004) 「コソアで指示する」ということ:直示(ダイクシス)についての覚書.『語文』83(大阪大学国語国文学会)[59-70]
岡崎友子 (2006a) 程度を表す指示副詞について.『大阪大学大学院文学研究科紀要』46(大阪大学大学院文学研究科)[111-119]
岡崎友子 (2006b) 感動詞・曖昧指示表現・否定対極表現について: ソ系(ソ・サ系列)指示詞再考.『日本語の研究』2-2(225)(日本語学会)[77-92]
岡崎友子 (2006c) 指示副詞のコ・ソ・ア体系への推移について.『国語と国文学』83-7[59-74]
岡崎友子 (2006d) 近世以降の指示副詞の基礎的調査: 明治期以降の小説を中心に.『就実表現文化』1(通巻第27号)(就実大学表現文化学会)[90(1)-70(21)]
岡崎友子 (2007a) 感動詞・曖昧指示表現・否定対局表現について: ソ系(ソ・サ系列)指示詞再考. 『日本語史の理論的・実証的基盤の再構築』(平成18年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書 研究代表者・金水敏)[54-67](岡崎2006c再録)
岡崎友子 (2007b) 中古における指示副詞の用法と変化について. 『就実表現文化』2(通巻第28号)(就実大学表現文化学会)[94(1)-74(21)]
岡崎友子 (2008) 指示語「サテ」の歴史的用法と変化について: 『源氏物語』を中心に. 『国語語彙史の研究』27 (国語語彙史研究会)[183-202]
小川洋通 (1986) テクスト的直示表現. 『英語青年』132-4 (英語青年社)[165]
荻野千砂子 (2003) 指示詞から人称詞へ: 「~ナタ」系語の変遷. 『語文研究』95(九州大学国語国文学会)[63(14)-52(25)]
奥田靖雄 (2001) deixis のこと. 『教育国語』4-1(教育科学研究会・国語部会編)むぎ書房[6-20]
奥村恒哉 (1954) 代名詞「彼、彼女、彼等」の考察: その成立と文語口語. 『国語国文』23-11 [63(591)-78(606)]
金田章宏 (2004) 述語の指示性: 指示語の文法化と「コソアリティー」. 『国文学解釈と鑑賞 特集〈空間〉の言語表現』69(7)[54-67]
川端善明 (1993) 指示語. 『国文學 解釈と教材の研究』38-12 [60-67]
木村英樹 (1986) 「その時計」と「この時計」. 『中国語』319(中国語友の会)[32]
木村英樹 (1990) 中国語の指示詞: 「コレ/ソレ/アレ」に対応するもの. 『日本語学』9-3 [39-47]
木村英樹 (1992) 中国語指示詞の「遠近」対立について: 「コソア」との対照を兼ねて. 『日本語と中国語の対照研究論文集(上)』大河内康憲編 くろしお出版[181-211]
金 善美 (2002a) 指示詞kuとceの現れ方と知識の共有度について. 『朝鮮学報』185(朝鮮学会)[1-23]
金 善美 (2002b) 韓国語と日本語の指示詞ku系とソ系の現場指示における中距離指示用法について. 『日本言語学会 第125回大会予稿集』(日本言語学会)[180-185]
金 善美 (2004) 現場指示と直示の象徴的用法の関係: 日韓対照研究の観点から. 『日本語文法』4-1(日本語文法学会)[3-21]
金 善美 (2006) 『韓国語と日本語の直示用法と非直示用法』(風間書院)
清田朗裕 (2008) 『源氏物語』の地の文にみえるカ系列指示詞について: カノN・ソノNの対照から. 『国語国文研究と教育』46(熊本大学教育学部国文学会)[13-27]
金水 敏 (1987) メンタル・スペースとコソア. 『日本語の名詞句の研究』(文部省科学研究費研究成果報告書)[1-20]
金水 敏 (1988) 「日本語における心的空間と名詞句の指示について」『女子大文学(国分編』39, pp. xx-yy, 大阪女子大学
金水 敏 (1989) 「代名詞と人称」『日本語の文法・文体(上)』講座 日本語と日本語教育, 4, pp. xx-yy, 明治書院
金水 敏 (1990a) 指示詞と談話の構造. 『言語』19-4 [60-67]
金水 敏 (1990b) 「役割」についての覚書. 『ことばの饗宴』(筧壽雄教授還暦記念論集)くろしお出版[351-361]
金水 敏 (1991)「Carlson の Ontology と日本語」『Kansai Linguistic Society』11, pp. 111-120, Kansai Linguistic Society
金水 敏 (1999) 日本語の指示詞における直示用法と非直示用法の関係について. 『自然言語処理』6-4(言語処理学会)[67-91]
金水 敏 (2000) 指示詞: 直示再考. 中村明編『現代日本語必携』別冊國文學、No. 53,學燈社[160-163]
金水 敏 (2002) 日本語の構文論.『文法』(『現代日本語講座 5』)明治書院[55-78].
金水 敏 (2004) 〔書評〕李 長波著『日本語指示体系の歴史』.『国語学』第55巻3号(通巻218号)[1-6]
金水 敏、岡崎友子、 美庚 (2002) 指示詞の歴史的・対照言語学的研究: 日本語・韓国語・トルコ語. 生越直樹(編)『対照言語学』シリーズ言語科学, 4, 東京大学出版会 [217-247]
金水 敏・田窪行則 (1990) 談話管理理論からみた日本語の指示詞. 『認知科学の発展』3(日本認知科学会)講談社 [85-115]
金水 敏・田窪行則 (編)(1992a) 『日本語研究資料集 指示詞』ひつじ書房
金水 敏・田窪行則 (1992b) 日本語指示詞研究史から/へ. 『日本語研究資料集 指示詞』ひつじ書房[151-192]
金水 敏・田窪行則・木村英樹 (1989) 『日本語文法セルフ・マスターシリーズ4 指示詞』くろしお出版
久野  (1973) 『日本文法研究』大修館書店[185-190]
黒田成幸 (1979) (コ)・ソ・アについて. 『林栄一教授還暦記念論文集・英語と日本語と』くろしお出版[41-59
後藤和彦 (1967) 古代国語の指示代名詞について.『国語国文』36-10 [28-37]
近藤泰弘 (1987) 日本語の人称の性格について. 『日本女子大学紀要文学部』36(日本女子大学文学部)[45-51]
近藤泰弘 (1990) 構文的にみた指示詞の指示対象. 『日本語学』9-3 [31-38]
近藤泰弘 (1992) レ系指示詞の意味論的性格. 『文化言語学: その提言と建設』(文化言語学編集委員会編)三省堂[365-376]
近藤泰弘 (1999) 中古語のレ系指示詞の性格: 能格性の観点から. 『国語学』196 [40-49]
近藤泰弘 (2000) 『日本語記述文法の理論』ひつじ書房. (10.3章「現代語の人称と移動動詞」[530-543], 10.4章「構文的にみた指示詞の指示対照」[544-557], 10.5章「レ系指示詞の意味」[558-570], 10.6章「中古語のレ系指示詞」[571-588])
近藤泰弘 (2001) 古典語の統語法:「物語人称」を例として.『国文学 解釈と鑑賞』66-1 [96-103]
阪倉篤義 (1962) 『日本文法の話』創元社(教育出版より第2版,1971 [148-161])
阪倉篤義 (1975) 『改稿 日本文法の話』教育出版[155-160]
阪田雪子 (1971) 指示語「コ・ソ・ア」の機能について. 『東京外国語大学論集』21(東京外国語大学)[125-138]
坂原 茂 (1996) 英語と日本語の名詞句限定表現の対応関係. 『認知科学』3-3(日本認知科学会)[38-58]
佐久間鼎 (1951/1983) 『現代日本語の表現と語法(改訂版)』(くろしお出版より復刊, 1983)[2-43]
迫野虔徳 (1996) 「たそかれ」考. 『筑紫語学研究』7(筑紫国語学談話会)[1-15]
迫野虔徳 (2000) たそかれ. 『学士会会報』2000-IV, No. 89 [110-114]
迫野虔徳 (2002) 指示詞におけるコソアド体系の整備. 『語文研究』94(九州大学国語国文学会)[1-12]
迫野虔徳 (2006) 誰そカレ: 人の指さし. 『筑紫語文』15(筑紫女学園大学日本語日本文学科)[91-99]
柴田 武 (1991) トルコ語のコソアの意味を求めて. 『アジア・アフリカ言語文化研究所 通信』71(東京外国語大学)[1-2]
清水 功 (1962) 中古・上古の「ソ」系指示語について:上古指示体系考察の一環として. 『名古屋大学国語国文学』10(名古屋大学国語国文学会)[1-10]
正保 勇 (1981) 「コソア」の体系. 『日本語の指示詞』〈日本語教育指導参考書8〉(国立国語研究所)[51-122]
申 恵 (1985) 韓国語の指示詞i, ku, choと日本語の指示詞コ,ソ,ア. 『Sophia Linguistica』18(上智大学)[102-112]
田窪行則 (1990) ダイクシスと談話構造. 『日本語と日本語教育』12(明治書院)[127-147]
田窪行則 (1997) 日本語の人称表現. 田窪行則(編)『視点と言語行動』くろしお出版[13-44]
田窪行則 (2002) 談話における名詞の使用. 『複文と談話』(『日本語の文法 4』)岩波書店[191-216]
田窪行則・金水 敏 (1996a) 対話と共有知識: 談話管理理論の立場から. 『言語』25-1 [30-39]
田窪行則・金水 敏 (1996b) 複数の心的領域による談話管理. 『認知科学』3-3(日本認知科学会)[59-74]
田中 望 (1981) 「コソア」をめぐる諸問題. 『日本語の指示詞』〈日本語教育指導参考書8〉(国立国語研究所)[1-50]
田村マリ子 (1978) 指示詞:朝鮮語 i・keu・jeo 系列と日本語コ・ソ・ア系列との対照. 『待兼山論叢(日本学)』12(大阪大学文学部)[3-14]
張 瓊玲 (1986) 日中両語における指示詞の研究: 〈コ・ソ〉系と〈這・那〉系の対照を中心として. 『文献探究』17(文献探究の会)[23-32]
堤 良一 (2002a)文脈指示における指示詞の使い分けについて. 『言語研究』122(日本言語学会)[45-77]
堤 良一 (2002b) 指定モデルから見たア系列指示詞. 『岡山大学文学部紀要』38(岡山大学文学部)[127-138]
堤 良一 (2003) 『日本語の指示詞の研究』大阪外国語大学博士論文シリーズ, Vol. 21, 大阪外国語大学言語社会学会
堤 良一 (2004) テンスを越えて照応する「ソノ/コノ+1項名詞」について.『ノートルダム清心女子大学紀要 日本語・日本文学編』28-1(ノートルダム清心女子大学)[57-69]
堤 良一 (2005) 「文脈指示における指示詞: コ系列指示詞の機能を中心に.」 『岡山大学文学部紀要』43(岡山大学文学部)[41-52]
寺村秀夫 (1968) 「日本語名詞の下位分類」,『日本語教育』12,日本語教育学会
東郷雄二 (1999) 談話モデルと指示: 談話における指示対象の確立と同定をめぐって.『京都大学総合人間学部紀要』6 (京都大学総合人間学部) [35-46]
東郷雄二(2000)「談話モデルと日本語の指示詞コ・ソ・ア」『京都大学総合人間学部紀要』第7巻、pp.27-46、京都大学総合人間学部
東郷雄二(2001)「定名詞句の「現場指示的用法」について」『京都大学総合人間学部紀要』第8巻、pp.1-17、京都大学総合人間学部
東郷雄二 (2005) 談話の構築と領域. 『フランス語学研究の現在:木下教授喜寿記念論文集』木下教授喜寿記念論文集編集委員会 (白水社)[55-74]
中本正智 (1978) 指示代名詞の構造と祖形. 『沖縄文化』50 (沖縄文化協会)[1-17]
西崎 亨 (1997) 「あの」の機能一班: 歌謡の中の「あの人」.『武庫川女子大学言語文化研究所年報』9[23-32]
西田隆政 (1999) 源氏物語の段落構成と「か」系の指示語: 「かく」「かう」を中心に. 『井手至先生古稀記念論文集国語国文学藻』 (井手至先生古稀記念会) [181-197]
西田隆政 (2001) 源氏物語の段落構成と指示語「かの」. 迫野虔徳(編)『筑紫語学論叢 奥村三雄博士追悼記念論文集』風間書房 [187-199]
根岸亜紀(2004)「現代日本語のコソア研究のために」『国文学 解釈と鑑賞』 69-7, pp.155-161, 至文堂
橋本四郎 (1961) かより合はば: 接頭語と指示副詞と. 『女子大国文』20(京都女子大学)(1986『橋本四郎論文集 国語学編』角川書店に所収[195-208])
橋本四郎 (1963) 万葉の「彼」. 『女子大国文』28(京都女子大学)[1-13]
橋本四郎 (1966) 古代語の指示体系: 上代を中心に. 『国語国文』35-6 [329-341]
橋本四郎 (1982) 指示語の史的展開. 『講座日本語学』2 明治書院[217-240]
服部四郎 (1961) 「コレ」「ソレ」とthis, that. 『英語青年』107-8(英語青年社)[4-5]
浜田 敦 (1966) 指示詞:朝鮮資料を手がかりに. 『国語国文』35-6 [352-369]
林 徹 (1984) トルコ語の指示詞. 『アジア・アフリカ言語文化研究所 通信』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)[55-57]
林 徹 (1989) トルコ語のすすめ 3:「これ・それ・あれ」あれこれ. 『言語』18-1 [96-101]
春木仁孝 (1991) 指示対象の性格からみた日本語の指示詞: アノを中心に. 『言語文化研究』17(大阪大学言語文化部)[93-113]
廣田榮太郎 (1953) 「彼女」という語の誕生と成長: 近代訳語考・2. 『国語と国文学』30-2 [48-56]
藤本真理子 (2008) 「中古語のカ(ア)系列とソ系列―観念指示用法の推移―」『日本語学会2008年春季大会
古田東朔 (1957) 代名詞遠称「あ」系語と「か」系語の差異. 『文藝と思想』14(福岡女子大学文学部)[26-35]
堀口和吉 (1978a) 指示語「コ・ソ・ア」考. 『論集日本文学・日本語 5 現代』角川書店[137-158]
堀口和吉 (1978b) 指示語の表現性. 『日本語・日本文化』8(大阪外国語大学)[23-44]
堀口和吉 (1979) 「その愛しきを外に立てめやも」考. 『山邊道』23(天理大学国語国文学会)[1-12]
堀口和吉 (1982) 代名詞『カレ』をめぐって. 『山辺道』26(天理大学国語国文学会)[62-86]
堀口和吉 (1990) 指示詞コ・ソ・アの表現. 『日本語学』9-3 [59-70]
三上 章 (1955/1972) 『現代語法新説』刀江書院(くろしお出版より復刊, 1972)[170-189]
宮田幸一 (1961) 日本語と英語の指示詞. 『英語青年』107-11(英語青年社)[20-21]
森重 敏 (1955) 代名詞「し」について. 『万葉』16(万葉学会)[20-27]
守屋三千代 (1992) 指示語と視点. 『日本語学』11-9 [44-56]
山口治彦 (2002) 直示動詞と対話空間:英語、日本語、そして九州方言をもとに. 『神戸外大論叢』53-3 [51-70]
山口堯二 (1990) 指示体系の推移. 『国語語彙史の研究』11 和泉書院[157-174]
山口堯二 (1991) 指示体系の推移における史的節目. 『研究集録.人文・社会科学』39(大阪大学教養部)[31-44]
山梨正明(1987)「文脈と言語理解の諸相」『日本語学』第六巻第5号(通巻第55号)、pp.26-36、明治書院
吉田集而 (1980) 指示詞にみられる空間分割の類型とその普遍性. 『国立民族学博物館研究報告』5-4(国立民族学博物館) [833-950]
吉本 啓 (1992) 日本語の指示詞コソアの体系. 『日本語研究資料集 指示詞』ひつじ書房[105-122]
李 香淑 (1993) 日本語の指示詞「コ,ソ,ア」と韓国語の指示詞「i、ku、cho」. 『日本語・朝鮮語と英語の統語論的・語用論的対照研究』(平成4年度科学研究費補助金一般研究(C)研究成果報告書 研究代表者・田窪行則)[69-79]
李 長波 (1998) 日本語の指示体系の史的変化について. 『国語国文』67-12 [18-38]
李 長波 (1999a) 『日本語定称指示詞の歴史的研究』京都大学大学院人間・環境学研究科博士論文
李 長波 (2000) 『カレ』の語史とその周辺: 三人称代名詞が成立するまでの道筋. 『DYNAMIS』4(京都大学大学院人間・環境学研究科文化環境言語基礎論講座)[1-33]
李 長波 (2002) 『日本語指示体系の歴史』京都大学学術出版会
梁 慧 (1986) 「コ・ソ・ア」と「這・那」: 日本語・中国語の比較対照研究. 『都立大方言学会会報』116 [9-18]
渡辺伸治 (2001) ダイクシス: その全体像の解明の試み. 言語文化共同研究プロジェクト2000『言語における指示をめぐって』大阪大学言語文化部・大阪大学大学院言語文化研究科[1-20]
渡辺伸治 (2003) ダイクシスと指示コソア. 『言語文化研究』29(大阪大学言語文化部・言語文化研究科)[417-434]
渡辺伸治 (2007) ダイクシスを捉える枠組み. 『月刊言語』36-2(大修館書店)[32-39]
渡辺 実 (1991) 「わがこと・ひとごと」の観点と文法論. 『国語学』165 [1-14]
Fillmore, Charles J. (1982) Towards a descriptive framework for spatial deixis. Robert j. Jarvella and Wolfgang Klein (eds.), Speech, Place, and Action: Studies in Deixis and Related Topics, John Wiley & Sons Ltd. [31-59]
Fillmore, Charles J. (1997) Lectures on Deixis. CSLI Publications, Stanford.
Hayasi, Tooru (1988) On Turkish demonstratives. Tokyo University Linguistic Papers '88. (東京大学文学部言語学科)[229-238]
Hoji, Hajime (1995) Demonstrative binding and Principle B. NELS 25. [255-271]
Hoji, Hajime (1998) Formal dependency, organization of grammar, and Japanese demonstratives. Japanese/Korean Linguistics Vol. 7, CSLI/SLA. [649-677]
Hoji, Hajime, Satoshi Kinsui, Yukinori Takubo and Ayumi Ueyama (2000) Demonstratives, Bound Variables, and Reconstruction Effects. Proceedings of the Nanzan GLOW: The second GLOW meeting in Asia, September 19--22, 1999, Nanzan University, Nagoya [141-158]
Hoji, Hajime, Satoshi Kinsui, Yukinori Takubo, and Ayumi Ueyama (2003) The Demonstratives in Modern Japanese,Yen-hui Audrey Li and Andrew Simpson (eds.) Functional Structure(s), Form and interpretation: Perspectives from East Language,[97-128]Routledge Curzon, New York.
Takubo, Yukinori and Kinsui, Satoshi (1997) Discourse management in terms of mental spaces. Journal of Pragmatics 28, Elsevier Science, Amsterdam. [741-758]
Ueyama, Ayumi (1998) Two Types of Dependency. Doctoral dissertation, University of Southern California, distributed by GSIL publications, USC, Los Angeles.

【移動動詞・敬語】

大江三郎 (1975) 『日英語の比較研究 主観性をめぐって』南雲堂
菊地康人 (1994)『敬語』角川書店
金水 敏 (1989) 「敬語優位から人称性優位へ: 国語史の一潮流」『女子大文学(国文篇)』40, 1-17, 大阪女子大学.
金水 敏 (1995) 「敬語と人称表現---「視点」との関連から---」『国文学 解釈と教材の研究』40-14, pp. 62-66, 學燈社.
金水敏・工藤真由美・沼田善子 (2000)『時・否定と取り立て』日本語の文法, 2 岩波書店.
金水 敏 (2004a)「日本語の敬語の歴史と文法化」『言語』33-4, pp. 34-41 大修館書店
金水 敏 (2004b)「敬語動詞における視点中和の原理について」音声文法研究会(編)『文法と音声 IV』pp. 181-192, くろしお出版.
金水 敏 (2005) 「日本語敬語の文法化と意味変化」『日本語の研究』1-3, pp. 18-31, 日本語学会
金水 敏 (2006)『日本語存在表現の歴史』ひつじ書房..
黒川春村 (1905) 「往来の語の弁」『碩鼠漫筆』吉川弘文館.
近藤泰弘 (1986) 「敬語の一特質」築島裕博士還暦記念会(編)『築島裕博士還暦記念 国語学論集』pp. 85--104, 明治書院.
近藤泰弘 (2000)『日本語記述文法の理論』ひつじ書房.
坂原 茂 (1995)「複合動詞「Vて来る」」『言語・情報・テクスト』vol.2, 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻, pp109-143.
杉崎一雄 (1971) 「はべり(侍り)」松村 明(編)『日本文法大辞典』pp. 692--699, 明治書院
滝浦真人 (2001) 「敬語の論理と授受の論理―「聞き手中心性」と「話し手中心性」を軸として」『月刊言語』30-5、pp.54-61、大修館書店.
辻村敏樹(1967)『現代の敬語』共文社.
辻村敏樹(1968)『敬語の史的研究』東京堂出版.
成田徹男(1981)「空間的移動を意味する『~てくる・~てゆく』」『人文学報』146, pp. xx-yy.
三上 章 (1970)『文法小論集』くろしお出版.
水谷美保 (2005) 「「イラッシャル」に生じている意味領域の縮小」『日本語の研究』1-4、pp. 32-46、日本語学会
森田良行 (1968)「「行く・来る」の用法」『国語学』75, pp. 75-87, 国語学会(現日本語学会)
森山由紀子(2003)「謙譲語から見た敬語史、丁寧語から見た敬語史―「尊者定位」から「自己定位」へ―」菊池康人(編) 『朝倉日本語講座8 敬語』第10章、pp.200-224、朝倉書店..
山田孝雄 (1924) 『敬語法の研究』宝文館.

【テンス・アスペクト】

井島正博(1992)「古典語におけるトキ副詞節」,『国語学会 1992年度春季大会予稿集(於筑波大学)』,pp. 1-6,国語学会
井島正博(1996)「相対名詞または格助詞による時の副詞節」,『山口明穂教授還暦記念 国語学論集』,pp. 195-224,明治書院
井島正博(2005a)「古典語完了助動詞の研究史概説」,『成蹊大学一般研究報告』36・第4分冊,成蹊大学
井島正博(2005c)「中古存続助動詞の機能」,『国語と国文学』82-11,pp. 167-79,東京大学
井島正博(2007)「中古語完了助動詞の体系」,『国語と国文学』84-8,pp. 50-67,東京大学
井上 優(2001)「現代日本語の「タ」―主文末の「…タ」の意味について―」,つくば言語文化フォーラム(編)『「た」の言語学』,pp. 97-163,ひつじ書房
井上 優・生越 直樹(1997)「過去形の使用に関わる語用論的要因―日本語と朝鮮語の場合―」,『日本語科学』1,pp. 37-52,国立国語研究所
井上 優・生越 直樹・木村 英樹(2002)「テンス・アスペクトの比較研究 日本語・朝鮮語・中国語」,生越直樹(編)『シリーズ言語科学4 対照言語学』,pp. 125-59,東京大学出版会
岩崎 卓(1998)「連体修飾節のテンスについて」,『日本語科学』3,pp. 107-25,国立国語研究所
岩崎 卓(1999)「マエ節・アト節内のル形・タ形について」,『光華日本文学』7,pp. 15-29(左開き),光華大学
岩崎 卓(2000)「日本語における文法カテゴリーとしてのテンスとは何か」,『日本語学』19-5,pp. 28-38,明治書院
大鹿薫久(1982a)「未完了・完了・未来・過去―終止法の述語における―」,『山辺道』26,pp. 87-102,天理大学
大鹿薫久(1982b)「連体法述語における時の範疇」,『語文』40,pp. 44-53,大阪大学
奥田 靖雄(1977/1984)「アスペクトの研究をめぐって―金田一段階―」,『国語国文』8,宮城教育大学[再録=奥田(1984),pp. 85-104]
奥田 靖雄(1978/1984)「アスペクトの研究をめぐって」,『教育国語』53, 54,むぎ書房[再録=奥田(1984),pp. 105-43]
奥田靖雄(1984)『ことばの研究・序説』,むぎ書房
奥田靖雄(1988a)「時間の表現(1)」,『教育国語』94,pp. 2-17,むぎ書房
奥田靖雄(1988b)「時間の表現(2)」,『教育国語』95,pp. 28-41,むぎ書房
長船省吾(1959/1979)「助動詞「つ」と「ぬ」」,『国語国文』28-12,京都大学[再録=梅原(編)(1979),pp. 166-77]
尾上圭介 (1982)「現代語のテンスとアスペクト」『日本語学』1-2, pp. xx--yy
紙谷栄治(1977)「助動詞「た」の一解釈―形式名詞「とき」につづく場合を中心に―」,『京都府立大学学術報告 人文』29,pp. 1-10,京都府立大学
紙谷栄治(1987)「テンス・アスペクトをめぐる問題―相対的テンスについて―」,『文林』22,pp. 87-102,松蔭女子学院大学
金水 敏(1987)「時制の表現」,山口明穂(編)『国文法講座6 時代と文法』,pp. 280-98,明治書院
金水 敏(1990)「述語の意味層と叙述の立場」,『女子大文学 国文篇』40,pp. 26-56(左開き),大阪女子大学
金水 敏(1995)「いわゆる「進行態」について」,『築島裕博士古稀記念 国語学論集』,pp. 169-97,汲古書院
金水 敏(1997)「現在の存在を表す「いた」について―国語史資料と方言から―」,川端善明・仁田義雄(編)『日本語文法 体系と方法』,pp. 245-62,ひつじ書房
金水 敏 (1998)「いわゆる‘ムードの「タ」'について---状態性との関連から---」『東京大学国語研究室創設百周年記念 国語研究論集』汲古書院, pp.170--185
金水 敏(2000)「時の表現」,仁田義雄・益岡隆志(編)『日本語の文法2 時・否定と取り立て』,pp. 1-92,岩波書店
金水 敏(2001)「テンスと情報」,『文法と音声』III,pp. 55-79,くろしお出版
金田一春彦(1950/1976)「国語動詞の一分類」,『言語研究』15,日本言語学会[再録=金田一(編)(1976),pp. 5-26]
金田一春彦(1953/2004)「不変化助動詞の本質―主観的表現と客観的表現の別について―」,『国語国文』22-2, 3,京都大学[再録=『金田一春彦著作集3 日本語のしくみ』,pp. 305-51,玉川大学出版部,2004年]
金田一春彦(1955/1976)「日本語動詞のテンスとアスペクト」,『名古屋大学文学部研究論集』X,名古屋大学[再録=金田一(編)(1976),pp. 27-61]
金田一 春彦(編)(1976)『日本語動詞のアスペクト』,むぎ書房
工藤真由美(1982)「シテイル形式の意味のあり方」,『日本語学』1-12,pp. 38-47,明治書院
工藤真由美(1983)「宇和島方言のアスペクト」,『国文学 解釈と鑑賞』48-6,pp. 101-19,至文堂
工藤真由美(1989)「現代日本語のパーフェクトをめぐって」,言語学研究会(編)『ことばの科学』3,pp. 53-118,むぎ書房
工藤真由美(1995)『アスペクト・テンス体系とテクスト―現代日本語の時間の表現―』,ひつじ書房
工藤真由美(1996)「否定のアスペクト・テンス体系とディスコース」,言語学研究会(編)『ことばの科学』7,pp. 81-136,むぎ書房
工藤真由美(1998)「非動的述語のテンス」,『国文学 解釈と鑑賞』63-1,pp. 66-81,至文堂
工藤真由美(2000)「アスペクト・テンス体系と極性」,『現代日本語研究』7,pp. 1-11,大阪大学
工藤真由美(2001)「アスペクト体系の生成と進化」,言語学研究会(編)『ことばの科学』10,pp. 117-73,むぎ書房
工藤真由美(2004a)「現代日本語のテンス・アスペクト」,北原保雄(監修)・尾上圭介(編)『朝倉日本語講座6 文法II』,pp. 172-92,朝倉書店
工藤真由美(2004b)「序論 標準語研究を超えて」,工藤(編)(2004)所収,pp. 1-76
工藤 真由美(編)(2004)『日本語のアスペクト・テンス・ムード体系―標準語研究を超えて―』,ひつじ書房
黒木邦彦(2007a)「中古日本語におけるアスペクトとテンスの相関―主節とノチ節の考察から―」,『国文研究』52,pp. 85-102(左開き),熊本県立大学
黒木邦彦(2007b)「中古日本語のトキ節に見られる文法的特徴」,『語文』88,pp. 45-53,大阪大学
黒木邦彦(2007c)「中古日本語における"過去の助動詞"とモダリティー標識の形態統語論的な共通性―文法範疇の再構築を目指して―」,『日本語文法学会 第8回大会発表予稿集(於筑波大学)』,pp. 202-09,日本語文法学会
黒木邦彦 (2008) 「日本語の過去時制をめぐって―過去の助動詞「―き」「―けり」の使い分けに基づく考察」『日本語学会2008年春季大会』
黒田 徹(1992)「万葉集における動詞のテンス・アスペクト」,『日本文学研究』31,pp. 139-50(左開き),大東文化大学
小林好日(1941)「上代における助動詞「つ」「ぬ」の本質」,『国語学の諸問題』,pp. 242-343,岩波書店
坂原 茂 (2001) 「メンタル・スペース理論から見たテンス・アスペクト」,『月刊言語』30-13,pp. 80-87,大修館書店
定延利之 (2001) 「情報のアクセスポイント」,『月刊言語』30-13,pp. 64-70,大修館書店
鈴木重幸(1957)「日本語動詞のすがた(アスペクト)について―~スルの形と~シテイルの形―」,言語学研究会報告[再録=金田一(編)(1976),pp. 63-81]
鈴木重幸(1958)「日本語動詞のとき(テンス)とすがた(アスペクト)―~シタと~シテイタ―」,言語学研究会報告[再録=金田一(編)(1976),pp. 83-95]
鈴木重幸(1979)「現代日本語のテンス―終止的な述語につかわれた完成相の叙述法断定のばあい―」,言語学研究会(編)『言語の研究』,pp. 5-59,むぎ書房
鈴木 泰(1986a)「テンス」,『国文学 解釈と鑑賞』51-1,pp. 29-38,至文堂
鈴木 泰(1986b)「古代日本語の過去形式の意味」,『松村明教授古稀記念 国語学論集』,pp. 106-31,明治書院
鈴木 泰(1987)「古文における六つの時の助動詞」,山口明穂(編)『国文法講座2 古典解釈と文法―活用語』,pp. 273-308,明治書院
鈴木 泰(1995)「メノマエ性と視点(I)―移動動詞の~タリ・リ形と~ツ形,~ヌ形のちがい―」,『築島裕博士古稀記念 国語学論集』,pp. 198-219,汲古書院
鈴木 泰(1996a)「メノマエ性と視点(II)―移動動詞の基本形を中心に―」,『山口明穂教授還暦記念 国語学論集』,pp. 133-54,明治書院
鈴木 泰(1996b)「メノマエ性と視点(III)―古代日本語の通達動詞のevidentiality(証拠性)―」,鈴木泰・角田太作(編)『日本語文法の諸問題―高橋太郎先生古希記念論文集―』,pp. 107-38,ひつじ書房
鈴木 泰(1997)「上代語の「けり」の意味」,川端善明・仁田義雄(編)『日本語文法 体系と方法』,pp. 171-90,ひつじ書房
鈴木 泰(19992a)『改訂版 古代日本語動詞のテンス・アスペクト―源氏物語の分析―』,ひつじ書房
鈴木 泰(2002)「古代日本語における完成相非過去形(ツ・ヌ形)の意味」,『国語と国文学』79-8,pp. 49-62,東京大学
鈴木 泰(2004)「テンス・アスペクトを文法史的にみる」,北原保雄(監修)・尾上圭介(編)『朝倉日本語講座6 文法II』,pp. 151-71,朝倉書店
高田祥司(2003)「岩手県遠野方言のアスペクト・テンス・ムード体系―東北諸方言における動詞述語の体系変化に注目して―」,『日本語文法』3-2,pp. 100-16,日本語文法学会
高田祥司(2004)「岩手県遠野方言の非動的述語及び否定のテンス―〈過去〉の場合における「―ケ」の使用を中心に―」,『日本語文法』4-2,pp. 103-19,日本語文法学会
高田祥司(2006)「日本語東北方言と韓国語の〈過去〉の表現について」,『日本語学会 2006年度秋季大会予稿集(於岡山大学)』,pp. 51-58,日本語学会
高橋 太郎(1985)『国立国語研究所報告82 現代日本語のアスペクトとテンス』,秀英出版
竹内美智子(1977)「助動詞(1)」,『岩波講座日本語7 文法II』,pp. 29-112,岩波書店
竹内美智子(1984)「助動詞の分類」,鈴木一彦・林巨樹(編)『研究資料日本文法6 助辞編(二) 助動詞』,pp. 1-42,明治書院
寺村秀夫(1971/1979)「'タ'の意味と機能―アスペクト・テンス・ムードの構文的位置づけ―」,『言語学と日本語問題』,くろしお出版[再録=梅原(編)(1979),pp. 256-88]
寺村秀夫(1984)『日本語のシンタクスと意味II』,くろしお出版
中西宇一(1957)「発生と完了―「ぬ」と「つ」―」,『国語国文』26-8,pp. 1-17,京都大学
丹羽 哲也(2001)「連体修飾節のテンスとアスペクト」,『月刊言語』30-13,pp. 56-62,大修館書
丹羽一彌(2005)『日本語動詞述語文の構造』,笠間書院
野村剛史(1989)「上代語のツ・ヌについて」,『国語学』158,pp. 1-14,国語学会
野村剛史(1994)「上代語のリ・タリについて」,『国語国文』63-1,pp. 28-51,京都大学
野村剛史(1995)「ズ,ム,マシについて」,『宮地裕・敦子先生古稀記念論集 日本語の研究』,pp. 2-21,明治書院
野村剛史(2003a)「モダリティ形式の分類」,『国語学』212,pp. 17-31,国語学会
野村剛史(2003b)「存在の様態―シテイルについて―」,『国語国文』72-8,pp. 1-20,京都大学
橋本 修(1994)「上代・中古和文資料における,ノチ節のテンスとアスペクト」,『文芸言語研究 言語編』26,pp. 55-72,筑波大学
橋本 修(1995a)「現代日本語の非制限節における主節時基準現象」,『文芸言語研究 言語編』27,pp. 107-24,筑波大学
橋本 修(1995b)「相対基準時節の諸タイプ」,『国語学』181,pp. 15-28(左開き),国語学会
橋本 修(2001)「古典日本語の完了形をめぐる研究動向」,つくば言語文化フォーラム(編)『「た」の言語学』,pp. 165-205,ひつじ書房
橋本 進吉(1930/1969)「完了および過去の助動詞」,東京帝国大学講義案,未公刊[再録=橋本(1969)『助詞・助動詞の研究』,pp. 347-87,岩波書店]
福嶋健伸(2001)「中世末期日本語のウチ(ニ)節における~テイルと動詞基本形―状態化形式の文法化をめぐって―」,『筑波日本語研究』6,pp. 139-62,筑波大学
福嶋健伸(2002a)「中世末期日本語の~タにおける主格名詞の制限について―終止法で状態を表している場合を中心に―」,『筑波日本語研究』7,pp. 95-105,筑波大学
福嶋健伸(2002b)「中世末期日本語の~タについて―終止法で状態を表している場合を中心に―」,『国語国文』71-8,pp. 33-49,京都大学
福嶋健伸(2004a)「中世末期日本語の~テイル・~テアルと動詞基本形」,『国語と国文学』81-2,pp. 47-59,東京大学
福嶋健伸(2004b)「現代日本語の~テイルと格体制の変更について」,『実践国文学』65,pp. 90-99,実践大学
福嶋健伸(2006)「無いはずのニ格句が有る不思議―格体制と~テイル―」,『国文学 解釈と教材の研究』51-4,pp. 32-34,学燈社
富士谷成章(1776)『あゆひ抄』[再録=中田祝夫・竹岡正夫(1960)『あゆひ抄新注』,風間書房]
藤原浩史(2004)「過去の助動詞の意味構造―「き」「けり」「けむ」「まし」における真偽判定の機構―」,『国語学研究』43,pp. 102-13(左開き),東北大学
細江逸記(1932)『動詞時制の研究』,泰文堂
堀口和吉(1993)「助動詞「~ぬ」「~つ」弁」,『山辺道』37,pp. 91-107,天理大学
益岡隆志 (1991)『モダリティの文法』くろしお出版
益岡隆志 (1995)「時の限定、時の設定」仁田義雄(編)『複文の研究(上)』くろしお出版、pp.149--166, .
益岡隆志・田窪行則 (1989)『基礎日本語文法』くろしお出版(改訂版, 1992)
松下大三郎(1928/1992)『改撰標準日本文法』(特に,pp. 409-13),中文館書店[復刻版=勉誠社,1992年]
三上 章(1953/1972)『現代語法序説』(特に,「第3章7節 アスペクトの問題」,pp. 209-19; 「第3章8節 テンスの問題」,pp. 219-32),刀江書院[復刻版=くろしお出版,1972年]
三原健一(1992)『時制解釈と統語現象』,くろしお出版
森山卓郎(1988)『日本語動詞述語文の研究』,明治書院
山口堯二(1997)「過去・完了辞の通時的統合―「た」への収斂―」,川端善明・仁田義雄(編)『日本語文法 体系と方法』,pp. 211-27,ひつじ書房
山口佳紀(1985)『古代日本語文法の成立の研究』(特に,「第三章第三節 時制表現形式の成立〈上〉-叙法との関わりにおいて-」,pp. 483-98; 「第三章第四節 時制表現形式の成立〈下〉-キとケリをめぐって-」pp. 499-518),有精堂出版
吉田茂晃 (1992)「「完了の助動詞」考―万葉集のヌとツについて―」,『万葉』141,pp. 49-62,万葉学会
吉田茂晃 (1993)「「存続の助動詞」考―万葉集の「り」について―」,『万葉』147,pp. 15-27,万葉学会
Bybee, Joan L. (1985). Morphology. Amsterdam: John Benjamins.
Bybee, Joan L. . (1994). The grammaticization of zero. In Pagliuca. (ed.). (1994). pp. 235-54.
Bybee, Joan L., Revere Perkins, and William Pagliuca. (1994). The evolution of grammar: Tense, aspect, and modality in the language of the world. Chicago: University of Chicago Press.
Comrie, Bernard. (1976). Aspect. Cambridge: Cambridge UP.
Comrie, Bernard. . (1985). Tense. Cambridge: Cambridge UP.
Dahl, {Oウムラウト}sten. (1985). Tense and aspect systems. Oxford: Basil Blackwell.
Forsyth, James. (1970). A grammar of aspect: usage and meaning in the Russian verb. Cambridge: Cambridge UP.
Giv?n, Talmy. (20012). Syntax. Vol. I. Amsterdam: John Benjamins.
Hook, Peter Edwin. (1991). The emergence of perfective aspect in Indo-Aryan languages. In Traugott & Heine. (ed.). (1991). Approaches to grammaticalization. Vol. II. pp. 59-89. Amsterdam: John Benjamins.
Hopper, Paul J. (1982). Aspect between discourse and grammar: An introductory essay for the volume. In Hopper. (ed.). (1982). pp. 3-18.
Hopper, Paul J. (ed.). (1982). Tense-aspect: Between semantics & pragmatics. Amsterdam: John Benjamins.
Jespersen, Otto. (1924). The philosophy of grammar. London: George Allen & Unwin.
Li, Charles N., Sandra A. Thompson, and R. McMillan Thompson. (1982). The discourse motivation for the perfect aspect: The Mandarin particle le. In Hopper. (ed.). (1982). pp. 19-44.
Reichenbach, Hans. (1947). Elements of symbolic logic. New York: The Free Press, London: Collier-Macmillanm.
Slobin, Dan I. and Ayhan A. Aksu. (1982). Tense, aspect and modality in the use of the Turkish evidential. In Hopper. (ed.). (1982). pp. 185-200.
Schwenter, Scott A. (1994). The grammaticalization of an anterior in progress: Evidence from a peninsular Spanish dialect. Studies in language. 18-1. pp. 71-111. Amsterdam: John Benjamins.
Vendlar, Zeno. (1957/1967). Verbs and times. The philosophical review. LXVI. pp. 143-60.[再録=Vendlar, Zeno. (1967). Linguistics in philosophy. Ch. 4. New York: Cornell UP.]
Weinrich, H. (1964) Tempus: Besprochene un erz{aウムラウト}hlte Welt, 脇坂豊他(訳)『時制論---文学テクストの分析』紀伊国屋書店

2008年6月15日 (日)

「の」の特性と統語構造

山田昌史 (2008) 「「の」の特性と統語構造」『Scientific Approaches to Language』7, pp. 151-179, 神田外語大学 言語科学センター

〒697-0016
島根県浜田市野原町2433-2
島根県立大学
ma-yamada at u-shimane dot ac dot jp

要旨:

本論では、「赤いの」のような名詞句に含まれる「の」について考察した。「の」は (i) 単独で名詞として生じることができない、 (ii) 共起する連体修飾表現に制限があるなどの点で統語的な特徴を示すが、その一方で、金水 (1995) が指摘するように、「の」の生起は、語用論的な制限がかかる。本論では、Chomsky (2000) 以降で展開された phase の概念を援用して、「の」の語用論的側面を統語構造から導き出せるよう理論を整備し、併せて (i)-(ii) の統語的特徴にについても説明できる名詞句の構造を提案した。具体的には、DP を CP と同様な phase とみなし、名詞句が意味解釈に関わるインターフェイスにより旧情報となる名詞句であると判断されると、その DP の主要部に [G] 素性を仮定し、これを下位の機能範疇 (FP) の主要部に指定された phi 素性によって照合することで、音声部門においてこの [G] 素性が「の」と発音されると分析した。本論の提案により、これまでの「の」の分析とは異なる視点からその統語的・意味論的特徴の両面が適切に捉えられることを示した。

« 2008年4月 | トップページ | 2008年8月 »