« 2011年1月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月 6日 (日)

「日本歴史言語学会」設立のお知らせ

「日本歴史言語学会」が設立されます。神山孝雄先生のHPに詳しい案内と入会案内があります。

=========

「日本歴史言語学会」設立のお知らせ

 余寒の候、皆様にはご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、ご承知のとおり、言語学は言語の歴史的研究にはじまります。文献学の伝統を受け継ぎつつ、19世紀のヨーロッパにおいて各言語の歴史的研究と印欧語比較言語学が飛躍的な発展を遂げ、その片鱗が上田萬年(1867-1937)によって日本に齎されると、辻直四郎(1899-1979)、泉井久之助(1905-1983)、高津春繁(1908-1973)他によってその成果が咀嚼・紹介されました。さらには、その応用から新村 出(1876-1967)、橋本進吉(1882-1945)、有坂秀世(1908-1952)等によって本格的な日本語史研究が開始され、他方では藤岡勝二(1872-1935)、服部四郎(1908-1996)によってアルタイ諸語の、また泉井によってオーストロネシア諸語のそれぞれ歴史的研究の端緒が築かれました。

 学統は受け継がれ、海外の学界で活躍する歴史言語学者も輩出されるに至っていますが、その反面、近年において日本国内における歴史言語学の認知度と言語学に占めるその比重は低下の一途を辿り、その裾野は狭まる一方であります。今こそ、既存の学会や研究機関の枠、扱う言語の枠、文献研究、比較研究等の方法論の枠を超え、さらには歴史学、考古学、神話学、宗教学、文化人類学等とも連携を図りつつ、わが国における歴史言語学と隣接諸分野の振興と普及、ならびに研究者相互の交流と切磋琢磨を行う母体の構築が必要だと言えましょう。ここに日本歴史言語学会(Japan Society for Historical Linguistics)の設立を発起する所以であります。

 追って設立総会・第一回大会についてご案内差し上げますが、まずは該当分野の専門研究者のみならず、同分野を志望する大学院生、また同分野に関心をお持ちのあらゆる方々に、設立の趣旨にご賛同いただき、ご入会とご協力をいただきますよう切にお願いする次第であります。
 ご意見、ご質問は何なりと暫定事務局までお寄せください。

  2011年2月吉日

発起人  アーウィン・マーク(Irwin Mark)、飯嶋一泰、石井正人、板橋義三、井上幸和、入江浩司、上野誠治、江藤裕之、大門正幸、大城光正、大森裕實、岡島昭浩、岡本崇男、織田哲司、風間喜代三、片見彰夫、上岡弘二、神山孝夫、菊澤律子、北岡千夏、金水 敏、工藤康弘、黒澤直俊、黒田 享、児玉茂昭、後藤敏文、堺 和男、櫻井映子、櫻井 健、嶋崎 啓、清水育男、清水 誠、下宮忠雄、菅原和竹、鈴木誠一、鈴村直樹、高田博行、田中俊也、田村建一、千種眞一、柘植洋一、堂山英次郎、中村幸一、ナロック・ハイコ(Narrog Heiko)、西村秀夫、野田恵剛、野町素己、服部文昭、藤井文夫、堀井令以知、本城二郎、町田 健、松本克己、森田信也、山口 巖、山部順治、山本伸也、山本文明、吉田 豊、渡辺 学(五十音順)

暫定事務局: 〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町1-5  大阪大学文学研究科
     神山孝夫研究室内 kamiyama [at] let.osaka-u.ac.jp

« 2011年1月 | トップページ | 2011年4月 »