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2012年5月15日 (火)

無敬語カフェ、あるいはため口ゲーム

“無敬語カフェ”というか、無敬語ゲームを授業の中でやってみました。

5、6人の「トーク係」と、同人数の「質問係」をじゃんけんで選んで、「私のゴールデンウィーク」というテーマで各自1分ほどトークをしてもらい、そのあと、質問係とトーク係の間で対話をしてもらう、というものです。その間、ずっと無敬語。この場合敬語とは、丁寧語「です」「ます」「っす」のことを指し、尊敬語・謙譲語はOKとしました。2ラウンド回して、そのあと全員に感想を述べてもらいました。

 やってみて感じたのは、敬語の問題と言うより、思った以上に方言の問題をあぶりだすな、ということです。つまりため口にすると、共通語で自然に話すのはほとんど無理で(一人、わざと書き言葉みたいに話してた人もいましたが)、方言にならざるを得ない、ということです。その場合、関西弁話者は比較的のびのび話せるのに、それ以外の方言の話者はとてもやりにくそうにしていました。しかし鳥取県と島根県の人同士が楽しそうに方言で対話を始めたので、回りがかえってあっけにとられる、というシーンもありました。

 あらためて、日本語話者にとって丁寧体というのは、よく知らない人同士や大勢の人に話しかける場合の欠くべからざるツールになっているな、ということを確認しました。

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