2009年7月10日 (金)

Japanese Korean Linguistics Vol. 16

Takubo, Yukinori, Kinuhata, Tomohide, Grzelak, Szymon and Nagai, Kayo (eds.) Japanese Korean Linguistics, Vol. 16, Stanford: CSLI Publications.

Contents

Acknowledgments

Part I

Guest Speakers

HIRC, QF and the Definiteness Effect 3

S.-Y. Kuroda

On the Chinese Transcriptions of Northeastern Eurasian Languages: Focusing on Imun [吏文] on the Korean Peninsula and Hanliwen [漢吏文] in the Yuan Dynasty 25

Kwang Chung

Optimal A-Scrambling 44

Mamoru Saito

Te Distribution of Subject Properties in Multiple Subject Constructions 64

James Yoon

Part II

Historical Linguistics

Genesis of ‘Exemplification’ in Japanese 87

Tomohide Kinuhata, Miho Iwata, Tadashi Eguchi, Satoshi Kinsui

A Diachronic Account of the Speaker-Listener Honorific Marker -sup- in Korean 102

Chongwon Park, Sook-Kyung Lee

Grammaticalization Pathways for Japonic Nominalizers: A View from the Western Periphery 116

Leon A. Serafim, Rumiko Shinzato

Diachronic Changes in Korean Wh-constructions and Their Implications for Synchronic Grammar 131

Jeong-Me Yoon

Part III

Phonology and Phonetics

The Acquisition of the Constraints on Mimetic Verbs in Japanese and Korean 163

Kimi Akita

Language-Specific Production and Perceptual Compensation in V-to-V Coarticulatory Patterns: Evidence from Korean and Japanese 178

Mira Oh

Vowel Harmony as an Anti-Faithfulness Effect: Implication from Nonconcatenative Morphology in Korean Ideophones 217

Chang-Beom Park

Part IV

Discourse/Functional Linguistics

Prompting Japanese Children 235

Matthew Burdelski

Clause Chaining, Turn Projections and Marking of Participation: Functions of TE in Turn Co-construction in Japanese Conversation 250

Yuria Hashimoto

Roles of Gestures Pointing to the Addressee in Japanese Face-toface Interaction: Attaining Cohesion via Metonymy 265

Mika Ishino

Intersubjectification and Textual Functions of Japanese Noda and Korean Kes-ita 279

Joungmin Kim and Kaoru Horie

The Asymmetry between the Iki (Go)-V and the Ki (Come)-V Constructions 289

Noriko Matsumoto

The Deployment of Korean Negative Interrogatives in Conversational Discourse: A Sign-based Approach 304

Jini Noh

A Corpus-Based Look at Japanese Giving/Receiving Verbs ageru, kureru, and morau 319

Tsuyoshi Ono and Ross Krekoski

How ‘Things’ (mono) Get Reanalyzed in Japanese Discourse 329

Nina Azumi Yoshida

Part V

Syntax

Right Node Raising as PF Coordination Reduction 347

Duk-Ho An

The Causal Wh-phrase Naze in Japanese Cleft Constructions 362

Tomoko Kawamura

Processing Left Peripheral NPI in Korean: At the Syntax/Phonology Interface 377

Jieun Kiaer and Ruth Kempson

The Exempt Binding of Local Anaphors: An Empirical Study of the Korean Local Anaphor Caki-casin 392

Ji-Hye Kim and James H. Yoon

Three Types of Korean Comparatives 407

So-Young Park

On the Syntax of External Possession in Korean 422

Reiko Vermeulen

Shika-NPIs in Tokyo Japanese and the Syntax-Prosody Interface: Focus Intonation Prosody and Prosody-Scope Correspondence 437

Hideaki Yamashita

Part VI

Formal Semantics and Discourse Analysis

The Korean Double Past form –essess and Types of Discourse 455

EunHee Lee

Particles: Dynamics vs. Utility 466

Eric McCready

Perspective Logophoricity, and Embedded Tense in Japanese 481

David Y. Oshima

Tense and Modality in Japanese Causal Expressions 496

Sanae Tamura

Index 511

2009年2月11日 (水)

「役割語」シンポジウム・研究発表会

3月28日・29日、神戸大学で「役割語」「発話キャラクタ」に関するシンポジウム・研究発表会を行います。

「役割語」とは、男ことば・女ことばや、「そうなんじゃ」などの老人語など、人物像・キャラクターによって使い分けられる言葉遣いのことです。

基調講演を、評論家の呉智英さんにお願いしています。

その他、劇作家、放送局の元ディレクター、日本語教師等、言葉に関わる幅広い分野の方々をお迎えしてシンポジウムを行います。

たくさんの方々においでいただきたいと思っています。参加無料ですので、どうぞふるってお越しください(事前登録をお願いしています)。

詳しくは、こちらのサイトをご覧下さい。

2008年8月16日 (土)

漢字音

SKinsui's blog から転載です。

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先日、H大学で大学院生相手に日本語史の演習をやっていたときのこと。

学生の中に、日本人以外に中国人と韓国人がいたので、それぞれの国の漢字音を比べ合いました。例に取り上げた字は

(簡体字で「叶」)

それぞれの国語での漢字音は、以下の通り。

日本語:ヨウ

中国語:イェ

韓国語:ヨ

もととなった、古い中国での漢字音は

イェ

のようなものであったようです。韓国の漢字音(朝鮮漢字音)が一番古い姿を残していて、音節末の閉鎖音[p]を保存していますね。中国本国では、この[p]は失われてしまいました。一方、日本では、

イェプ > イェフ > イェウ > ヨウ

のような経過をへて、現代に至っています(歴史的仮名遣いでは「エフ」)。

これって、東アジアを舞台に、1000年以上かけて

壮大な伝言ゲーム

をしているようなものですね。その答え合わせを、今、日本の広島でしていると思うと、なんだか楽しい気分がしてきました。

2008年8月10日 (日)

指示詞研究会2008.8於岡山大学

使用したスライドをアップします。

「okayama2008slide.pdf」をダウンロード

参考文献は、こちらをご覧下さい。

2007年5月14日 (月)

指示詞研究会

指示詞研究会

日時:5月19日(土曜)(3:00~5:00頃)

場所:大阪大学大学院文学研究科 A27

3:00~4:00 発表題目「古代語カ(ア)系列指示詞の定義」
          藤本真理子(大阪大学大学院博士課程)

4:00~5:00  発表題目「日韓における指示詞について」
          朴美賢(甲南大学)・岡崎友子(就実大学)

5:30頃~    懇親会

なお、懇親会のご出席の有無について、岡崎までtomoko-oka@shujitsu.ac.jpお知らせください。

岡崎友子

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2006年12月29日 (金)

韓日使役構文の機能的類型論研究

いただきものです。

鄭 聖汝 (2006) 『韓日使役構文の機能的類型論研究:動詞基盤の文法から名詞基盤の文法へ』シリーズ言語対照〈外から見る日本語〉、くろしお出版, ISBN: 4874243622.

序章
1. 動詞基盤の文法 対 名詞基盤の文法
2. 全体の概観
第一部 対格言語と能格性―言語類型論と理論言語学のはざま―
第1章 能格性とは何か
1.1 はじめに
1.2 能格言語と能格性の現れ
1.3 対格言語における能格性の捉え方
第2章 分裂自動詞性の本性について
  ―言語類型論の観点から見た非対格仮説とその問題点―
2.1 はじめに
2.2 非対格仮説の形式化と経験的基盤
2.3 自動詞ベースの受身
2.4 使役交替
2.5 分裂主語システム
2.6 パラメータの提案
2.7 韓国語の自動詞システムに見られる現象
2.8 おわりに
第二部 使役構文の機能論的アプローチ―規則性と不規則性のはざま―
第3章 使役・使役形式・使役構文・使役意味
3.1 はじめに
3.2 使役とは何か
3.3 普遍的傾向に矛盾する統語現象
3.4 使役形式と使役意味の対応関係
3.5 おわりに
第4章 規範的使役構文と非規範的使役構文
4.1 はじめに
4.2 韓国語における非規範的使役構文
4.3 日本語における非規範的使役構文
4.4 形式と意味の対応関係
4.5 おわりに
第三部 動詞基盤の文法から名詞基盤の文法へ
  ―新たなパラダイムを求めて―
第5章 日本語に置ける自他交替とサセ
  ―カテゴリーの拡張と語彙的欠如の動機づけについて―
5.1 はじめに
5.2 従来の捉え方
5.3 宮川 (1989) の問題点
5.4 考察
5.5 分析
5.6 おわりに
第6章 社会・文化モデルと統語構造―個体と関係役割語としての名詞句―
6.1 はじめに
6.2 個体と関係役割語としての名詞句
6.3 F-モデルの導入:個体モデルと社会モデル
6.4 F-モデルと統語現象
6.5 おわりに
6.6 今後の展望

条件表現の対照

いただきものです。

益岡隆史(編)(2006)『条件表現の対照』シリーズ言語対照〈外から見る日本語〉、くろしお出版, ISBN: 4874243614

第一部
第1章 条件表現研究の導入 有田節子
第二部
第2章 日本語における条件表現の分化
  ―文の意味的階層構造の観点から― 益岡隆史
第3章 条件表現の範囲
  ―古典日本語の接続助詞バをめぐって― 福田嘉一郎
第4章 韓国語条件表現 -umyen, -ketun, -eya
  ―自体の個別性とレアリティー― 奈良夕里枝
第5章 中国語の条件表現
  ―条件文における“了”の分布と意味― 下地早智子
第6章 タイ語の条件表現をめぐって
  ―日本語とタイ語の対照研究― 田中 寛
第7章 時制節性と日英語の条件文
  ―叙法と時制の観点から― 有田節子
第8章 スペイン語と日本語の条件表現
  ―叙法と時制の観点から― 和佐敦子
第9章 日本語学習者における条件文習得問題について ソルヴァン・ハリー
第三部
第10章 資源としての現実世界 定延利之
第11章 条件表現とは何か? 西光義弘