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2005年11月25日 (金)

とび

DSC02639 11月20日昼過ぎ、四条河原町から京大会館に向かうため、鴨川沿いを歩いておりました。

天気が良くて、観光客や、ご近所の方のお散歩など、人通りも多かったのですが、鳥もたくさん見ることができました。

スズメ、ハト、カラスはもちろんですが、ユリカモメ、チュウサギ、コサギ、カルガモ、マガモなどが観察できました。そんななかで目についたのが、上空を悠然と飛び回る、トビの大群です。

都会の真ん中で、こんなたくさんのトビを目にすることができるというのは、日本でもめずらしいような気がします。確かに、東山が近いので、そこをねぐらとしているのでしょうが、えさはなんだろうか、どこで繁殖しているのか、など気になります。

トビというと、「東海道四谷怪談」の「隠亡堀」の場面で、民谷伊右衛門が、戸板に打ち付けられたお岩と小仏小平を堀に突き返しながら

「鳶や烏の餌食となり、業が尽きたら、仏となれ」

と言い放つ場面を思い出します。川辺にはやはりえさが多いので、トビの集まる場所ではあるのでしょう。

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