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2005年11月13日 (日)

清原

唐沢俊一『ダメな人のための名言集』(幻冬舎文庫、2005/8/5、幻冬舎)に、次のような項目がありました。

新聞に載るオレのコメントな、一人称が『オレ』って言うてんのに、なんで『ワシ』になってんねん。          清原和博

唐沢氏は次のようにコメントしている。「それは“ワシ”と言わない清原は、たとえホンモノの清原であっても、全国のファンが望む清原ではないからである。ジャイアント馬場は“アポー”などと言わなかったし、具志堅は“ちょっちゅね”などと言わないが、あくまで全国のファンは、そういうキャラクターとして彼らを認識している」(185頁)

この本は、「名言」の出典をかなり細かく記載しているのですが、この項目にはそれがありません。インタビューか何かで聞き覚えていたせりふを唐沢氏が再構成したものかもしれませんね。

ところでこの本の別の項目には、

私たちは、大学で高い学問をしてゆけるだけの頭があるかどうかを試すため問題を出すのであって、低能児のテストをやるのではない。  小西甚一『古文研究法』前書き

というのもあって(89頁)、同業者として興味を引かれました。『古文研究法』には、「(日本語は日本人である限り)だいたいは理解できる。ばかでない限りは」という文章もあるそうです。

こういう高飛車な感じ、少なくとも表向きは、今の大学にはすっかりなくなってしまいました。

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