謎の年賀状
職業柄、たくさんの年賀状をいただきます。大別すれば、
- 同業者
- 学生
- 友人・知人・親戚等
- 業者(出版社)
といった方々になります。ことし、びっくりしたのが、K田一H穂さんから年賀状が届いたことです。K田一さんと言えば、昨年の日本語ブームの寵児といいますか牽引者といいますか、テレビに出まくっていらっしゃいましたよね。「ジャポニカ・ロゴス」とか「芸能人なまりナントカ」とかいった番組です。芸能人に、実家に電話をかけさせて、訛が出るたんびにかねをチンチン鳴らしていた先生です。
年賀状は、印刷した文面に、自筆(とおぼしき)ご署名がありました。
もちろんK田一さんは日本語学者ですから、同業者ということになるのですが、とにかく面識がない。一度もお会いしたこともなければメールや手紙をやりとりしたこともない。知り合いの知り合いというような、接点もないんですね。学会でお見かけしたことすらない。
普通、年賀状といえば、少しでもおつきあいのある方同士でやりとりするものと思っていたのですが。申し訳ないけど、K田一さんの意図がなぞです。なんだか、普段テレビで見ているタレントさんから、突然自筆の年賀状をいただいたような気分です。
「なんで年賀状くれたんですか?」って、聞くわけにもいかないしねえ。
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