対向配置
2006年3月9日10時~の「ブラボー!クラシック」(BS日テレ)を見ていたら、ここで報告したのと同じように、コントラバスが下手に配置されているのを発見しました。
指揮:オスモ・ヴァンスカ、読売交響楽団でベートーヴェンの交響曲第5番「運命」をやっていたのですが、識者自身がこの配置について説明していました。Lionbassさんがおっしゃっていた「対向配置」とのことで、1st. Vn と2nd. Vnを左右に配置し、コントラバスを下手奥に配置します。なお、チェロは1st. Vnの後ろ、ヴィオラは2nd Vnの後ろです。
CB Cello Viola
1st.Vn Cond. 2nd. Vn
(audience)
ヴァンスカの談話によれば、ベートーベンの時代にもあった配置とのことで、古典楽曲を演奏するときにはこの配置をよく採用するらしいです。1st. Vn と2nd. Vnの対話が生かされて有効なのだそうです。読響がこの配置を受け入れてくれてうれしいと言っていました。
ちなみに、この「運命」、大変いい演奏でした。
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