記念論集
去る3月20日、同僚の真田信治先生の還暦記念パーティが行われました。私は出張で出られなかったわけですが、そのとき配られた二冊の本を後ほどいただきました。
一冊は、
真田信治教授還暦記念論集編纂委員会(編)(2005)
『日本語研究の前衛―真田信治教授還暦記念論集―』
時事日本語社、ISBN:8940205944 93730
です。還暦記念論集自体は、大学ではよくあることですが、この本の特色は、20人の著者全員が韓国人であり、本も韓国で出版されたということです。なおかつ、言語は日本語です。永年、留学生の指導にあたり、国際的なネットワーク作りに貢献されてきた真田先生ならではの快挙であると思いました。
もう一冊は、
真田信治(編)(2006)
『社会言語学の展望』
くろしお出版、ISBN:4874243452
です。これは、真田先生の薫陶を受けてきた卒業生や同僚の先生により執筆・編集された、社会言語学の教科書です。日本語で書かれたものとして、この分野での一つのスタンダードが生まれたと思います。
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