ガトームソン
25日、ヤクルトの投手ガトームソンが、楽天を相手にノーヒット・ノーランを達成したそうです。
で、テレビでこのことを報道する際、
ガトームソン
というアクセントと、
ガトームソン
というアクセントの、2種類が聞かれることに気が付きました(太字は高く発音する)。
前者は、「ガトー・ショコラ」や「カトー無線(カトームセン)」と同じパタンで、結局、「ガトー」と「ムソン」の二つに分けて、「複合語アクセント」として実現しているようですね。
これに対して前者は、「ロビンソン」や「トランポリン」「プランタン」などと同じパタンで、一語アクセントとして認識していることが分かります。
どちらに収束するのか分かりませんが、なじみが出てくると、後者の一語パタンになっていくのではないでしょうか。
| 固定リンク
コメント
”スレ違い”ですが、「日本語の歴史」読み終わりました。とても興味深く読みました。
どの時代の話も面白かったのですが、特に、明治時代の「言文一致」運動の話あたりが、これまであまり詳しく知らなかったことで、勉強になりました。
投稿: Lionbass | 2006年5月29日 (月) 07時50分
言文一致の問題は、私も大変興味を持っています。私たちが水や空気のようになじんでいる文体も、歴史的な苦闘をくぐり抜けて作り出されたという事実はもっと広く知られるべきでしょうね。
投稿: SKinsui | 2006年5月29日 (月) 09時00分
「ガトームソン」で思い出しましたが、ワールドカップで日本が試合をするドイツの都市「カイザースラウテルン」の読み方が、アナウンサーにとっては難しいようです。
どこできるべきなのか、ドイツ語の知識がないと分かりませんし…。
調べてみると、つづりは"Kaiserslautern"です。
あるサイトによると、「約850年前、神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ1世がLautern地域に居城(Pfalz)を構えたのが由来で、Pfalzはこの地方の名前にもなっている」だそうです。
投稿: Lionbass | 2006年5月29日 (月) 13時55分
Lionbassさま、確かに難しいですね。最初、「カイザー・スラウテルン」かと思いましたが、説明を見ると、「カイザース・ラウテルン」が正しいそうですね。
投稿: SKinsui | 2006年5月29日 (月) 21時16分