フィールド言語学
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発売月:2006/05/ ジャンル:専門/単行本/語学総記 日本のフィールド言語学(ニホンノフィールドゲンゴガク) ―新たな楽の創造にむけた富山からの提言―
判型:A5判 頁:335 定価:3150円(本体価格:3000円)
編著:真田 信治 監修 中井 精一・ダニエル ロング 編
発行・発売:桂書房
ISBN:4-903351-09-2 C3080
【内容】
変異理論と日本のフィールド言語学……松田謙次郎
日本の非母語話者を研究対象にした新しい社会言語学の可能性……ダニエル・ロング
景観・感性・言語……中井精一
言語変化への一視点……金沢裕之
「社会」をもとめる社会言語学……太田一郎
言語地理学の再起動……大西拓一郎
京阪式アクセントは東京式アクセントより本当に古いのか……岸江信介
山陰・山陽から関西における方言の分布と動態について……都染直也
方言に見られる生き物名に付く接尾辞「メ」……新田哲夫
談話資料・コーパス資料による文法研究……二階堂整
方言談話の中の地域差・世代差・場面差……井上文子・三井はるみ
近畿における方言と共通語の使い分け意識の特徴……田原広史
GISを用いた既存言語地図データベースの試み……鳥谷善史
秋田方言の親族語彙の体系変化に見られる非対称性……日高水穂
地域社会の変容と社会言語学……村上敬一
社会言語学の学際的特徴を生かした発展の可能性……余 健
地域社会内部の言語層を素描する……西尾純二
社会言語学における方言接触研究のこれから……朝日祥之
方言における確認要求表現の対照研究にむけて……松丸真大
個人のことばを捉える視点……阿部貴人
関西における幼児期・児童期の方言習得……高木千恵
現代日本語の地域方言とその評価……市島佑起子
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