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2006年8月19日 (土)

ジブリの風景

「ジブリの風景」(BS日テレ)という番組を少しだけ見ました。スタジオジブリ作品の背景となった、先行作品や、絵画や、ヨーロッパの風景を探索するという趣旨の番組です。

そこで知ったことを2点だけ。フランスの、ポール・グリモーというアニメ作家の「王と鳥」(最初に発表されたときの表題は「やぶにらみの暴君」)という作品が、高畑勲、宮崎駿に大変大きな影響を与えたとのことです。番組で少し紹介していましたが、確かに、「カリオストロの城」と大変よく似たシーンが多くありました。こちらこちらを参照。

なお、「王と鳥」って、変な題名だと思いましたが、フランス語だと Le Roi et L'oiseau で、頭韻を踏んでいるのですね。

もう一つ、ここで言及した「ハウルの動く城」ですが、ソフィーの帽子屋のある町は、フランス・アルザス地方がモデルだそうで、コルマールでロケハンが行われたそうです。アルザスといえば、2004年に「阪大フォーラム」でストラスブールを訪れたのですが、確かに、そこで見た「コロンバージュ」といわれる特殊な木組みの家がアニメに描かれていました。ストラスブールで撮ってきた写真をご覧下さい。

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