« きんすい橋 | トップページ | 日光 »

2006年11月14日 (火)

東亰時代

06159765 小木新造 (2006) 『東亰(とうけい)時代―江戸と東京の間で―』(講談社学術文庫、ISBN4061597655)を読みました。

この作者は、江戸・明治ものの著作が多数あるようですが、初めて読みました。大変よかったです。

一次資料を駆使して具体的な数字を挙げながら、明治初期の東京在住の民衆がどのような生活をしていたかを生き生きと浮かび上がらせています。

江戸時代には、旧式ながらメンテナンスが行き届いていた江戸の水道が、明治になってだめになり、コレラ蔓延の原因ともなったこと、寺子屋が私塾となって、公教育の不備を補っていたことなど、興味深い話題がいくつも盛り込まれていました。

こういう本を自分が書くとしたら、と思うと、その準備作業の膨大さが思い描かれて、ため息が出るとともに、著者に対する尊敬の念を禁じ得ません。

|

« きんすい橋 | トップページ | 日光 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/145561/12688795

この記事へのトラックバック一覧です: 東亰時代:

« きんすい橋 | トップページ | 日光 »