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2006年12月29日 (金)

オケは金がかかる

Shuugou_f2

ここで少し書いたのですが、サークルや趣味でオケをやるというのは、結構金がかかるのです。

楽器の購入とメンテナンス
打楽器とコントラバス以外は、まず楽器を手に入れないといけない。フルート、クラリネット、金管楽器、ヴァイオリンはまだ安い方で(もちろん上はキリがない)、オーボエなんて最低限でも60~70万かかる。
フルートは余りメンテナンスの必要のない方ですが、時々はタンポを替えたり、オーバーホールしたり、ウン万円係ります。オーボエ、ファゴットは絶えずリードを買って自分で削る必要がある。弦楽器は弦と弓のメンテナンスね。

レッスン代
私の入っていた学生オケは、ほとんど全員、個人レッスンについていました。これで月にウン千円からウン万円まで。

合宿代
普段の練習に加えて、時々は合宿に出る。まあ、楽しみ半分だけど、オケの結束も高まるし、技術やアンサンブルも向上します。オケの合宿は、受け入れ可能な場所がけっこう限られます。大人数だし、ホールが必要だからね。あと、大型楽器の運搬費がばかにならない。

楽譜代
オケのパート譜はもらえるからいいけど、レッスン用の譜面とか、個人でやるソロ譜や室内楽の譜面、またオケで演奏する曲目のミニスコアなど、のめり込むほどに、楽譜を買い込むことになります。楽譜って輸入ものが多いし、結構高い。
オケのパート譜は、昔は手書き、今はゼロックスですが、もちろんコピーは著作権法違反です(古典曲でも、校訂が著作権の対象となる)。オケ全体で購入するとして、その代金は当然団費として徴収される。

演奏会の費用
有料コンサートならチケット収入があるわけですが、楽団員に厳しいチケットのノルマが課せられて、売りさばけなければ、自腹になる。場所にも依るけど、ホール代が高いから、結構な額になります。演奏旅行なんてやろうもんなら、足代や楽器の運送費も膨大な額になり、それを全部楽団員の営業でまかなわないといけない(私の入っていた学生オケでは、今でも毎年、夏休みに、地方に演奏旅行に出ています)。
あと、演奏会をやるためには、いわゆるアシ(アシスタントの略)を雇わないとできないことがある。つまり補助団員です。弦・管楽器を補強することもあるけど、どうしても必要なのはハープ奏者ね。ハープは楽器ごと来てもらわないといけないから、やっぱり高いです。

こうやって考えてみると、貧乏学生の身には、オケをやっていくのは金銭的に(時間的にも)結構つらいものがある。ブラスバンドも似たようなものだとは思いますが。

その点、くうざんさんのコメントにもあるように、合唱団って、安上がりですね。身一つあればいいんだから。あとはホールとピアノの借り賃くらいか。

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コメント

合唱団の場合、みな、カラダという同じ楽器を使っていますから、ボイストレーニングは、男声と女声で別の人であるぐらいで、集団レッスンでしたからその意味でも安上がりですね。

合宿所もピアノさえあれば、いや、なくともピアニカでごまかして、ということが可能でした。そういえば、私の大学時代は安い電子キーボードが出始めた頃でした(ポータサウンド)。

地方演奏会は、対馬に行ったことがありました。体育館のない小学校の校庭で声を出したら山からこだまが帰ってきたことがあって、妙に感動したものでした。
帰りの船が大揺れで大変だったのですが、オケの人たちだったら、楽器のこともあってもっと大変なわけですね。


合唱で、他にお金がかかると言えば、客演指揮を呼んだときぐらいですかね。他に、ピアノじゃない楽器を伴奏に呼ぶとか。


「アシ」という言い方があるのですね。「アシの足代」のことを「アシのアシ」と言ったりするのでしょうか。

投稿: くうざん | 2006年12月30日 (土) 16時16分

くうざんさま、ありがとうございます。

>「アシ」という言い方があるのですね

記憶が曖昧ですが、確かそうだったと思います。「サポート(メンバー)」とでも言うべきところですね。プログラムには「賛助(団員)」と書かれます。

ちなみに、「倍管」と言って、音量を増やすために管楽器を2倍の人数に増やすことがありますが、1stフルートと同じパートを吹く人を1アシ、などと言ったりします。これは確かです。

投稿: SKinsui | 2006年12月31日 (日) 08時49分

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