胴体着陸
今日は、東京日帰りで会議です。場所は、乃木坂にあるNGKです(吉本やないよ)。
伊丹空港11:00発のANA機に乗るわけですが、搭乗口に来てみたら、待合い席前の大型テレビで、
高知空港
の映像が映し出されていました。つまり、
伊丹発高知行きのANA機
の、前輪が出ないために今から
胴体着陸
をする、というニュース映像だったわけです。
いやなタイミングですが、なぜか、特に恐い、という気持はありませんでした。回りの乗客にも、さほど緊張感はなかったようです(そう見えただけかもしれませんが)。
胴体着陸は、ちょうど、わたしの乗った飛行機が東京に着陸する時間の前後に決行されたようです。
そういえば、私が新婚旅行でパリから帰国する2日前に、御巣鷹山に日航機が墜落しました。その帰国便は、ほんとに気持ち悪かったです。無事着陸したとき、乗客はみんな拍手しました。
今日、会議で久しぶりに会った、古い友人のTさんは、9.11の同時多発テロが起こったまさしくその時間に、ロンドン行きの便に乗っていたそうです。機内で
本日のニュースをお伝えします。
といったあとで、
……ニュース放送は取りやめます。
と放送されたそうです。
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コメント
「胴体着陸」というのは後輪も出なくて、本当に”胴体”をこすりながら着陸する時に使うのではないかと思います。
きのうは「(”鼻先”をこすりながら)緊急着陸」という方がよいのではないか、と思ったのですが、どう思われますか?
投稿: Lionbass | 2007年3月14日 (水) 07時52分
Lionbassさま、ありがとうございます。
確かに、日常的な感覚で言えば、おっしゃる通りですね。
しかし航空界の専門用語として、前輪が出ない状態での着陸も「胴体着陸」と呼ばれている、ということかもしれません。「鼻先着陸」とか「無前輪着陸」とか、言ってもいいのかもしれませんが。
投稿: SKinsui | 2007年3月14日 (水) 08時21分
出なかったのが前輪ではなく後輪だったらと思うとぞっといたしますが、「胴体着陸」は、胴体部分を利用した着陸の謂なのでしょうかね。
〈前輪+後輪の片方〉で着陸して、主翼が接地したりしたら何と呼ぶのだろうとか、所謂「尻餅」は胴体着陸ではないのだろうけれど、その線引きはどこにあるのだろう、など、考えてみると、いろいろ疑問が湧きます。
投稿: 空山 | 2007年3月15日 (木) 09時09分
空山さま、
ありがとうございます。「異常着陸」にどれくらい分類や名付けがあるのか、一般人にはさっぱり分かりませんね。あまり考えたくもないし。
投稿: SKinsui | 2007年3月15日 (木) 23時04分