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2007年3月24日 (土)

日記まとめ書き:春半ば

3月20日(火)
昼前、就職の決まった教え子の方が挨拶に来る。
昼休み、職場の中庭で、教授会メンバーの集合写真
夜、職場の教員の送別会。ホテルで立食パーティ形式。同じホテルばかりで、いささか飽きが来てる。その上、また来月すぐ、同じホテルで歓迎会。

3月21日(水)
朝から、語用論学会運営委員会。JR京都駅そばで。
午後は、同じ学会主催の談話会。講師は京大の山梨先生。視野が広がった。

3月22日(木)
朝、職場の大学で、関西言語学会運営委員会。
昼過ぎ、某出版社の編集者と打ち合わせ。
午後、Oxford大学の Bjarke Frellesvig 先生をお迎えして、うちの学生相手にレクチャーをしていただく。Frellesvig 先生は毎年この時期、奥さんのご実家の神戸に来ておられて、去年もお会いした。レクチャーの内容は、Whitman氏との共著で、元日本語の母音体系について論じたもの。通説の4母音説に対し、7母音説を主張している。説得的で、議論の進め方も参考になった。学生にとっても得難い講義だった。
夜は、出席者の一部といっしょに Frellesvig 先生を囲んで、石橋の「長光」で食事会(長光のイメージは、こちらを参照)。クラゲ酢、エビチリ、アオリイカのしそ炒め、リンゴ餃子、フカヒレ焼きそば、麻婆豆腐、レタス焼きめし、成都担々麺など。おいしかった。小さくてみすぼらしいお店だけど、味は一流(ただし、最近高くなった)。Frellesvig 先生も楽しんでいたようだ(座敷席で、足が窮屈そうだったが)。

3月23日(金)
昼、吹田キャンパスの体育館で、学位授与式。教え子と一緒に、セレモニーに参加した。
最初、ガウンに角帽をかぶった受領者の姿が目に入ったので、
「こういう格好をしてこないといけなかったのか?」
と一瞬焦ったが、実はそれは代表受領者だけであった、ということが分かってほっとした。

Dsc03685

最初に、学生オーケストラによる、「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」の演奏。(下のファイルで冒頭部分の演奏が聴けます。)
「MOV03683.MPG」をダウンロード
教員の私が会場にいるのを、文学研究科長が目にして、「なんでこいつがここにいるんだろう?」といぶかしんだそうだが、他の受領者といっしょに起立したので、やっと悟られたそうだ。
セレモニーの中の最後に、特別スピーチとして、外務省の元・アジア大洋州局長の藪中三十二氏が登壇された。グローバルな視点の重要性を訴えた、印象深いスピーチだった。藪中氏は、阪大法学部を三年で中退して外務省に入省したということを初めて知った。
夜は、梅田のホテルで、学科の惜別会。
Dsc03700

今年は、大学院生で就職した人もいつになく多く、そのせいか、和やかで楽しい会であったような気がする。
二次会は、恒例のカラオケ。卒業生の出席が今ひとつ少なかった気がするが、私にとっては久々のカラオケで、陽気に過ごすことができた。
一部の卒業生のみなさんとは、これで当分会うこともないかと思うと、やはり少しさびしい気持になる。
Karaoke

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コメント

ご無沙汰しております。
しばらく休んでおりまして、ブログ拝見しそびれていました。
遅くなりましたが、このたびは誠におめでとうございました。

会場でお声かけ頂いた時は「え!なぜここに?!」と驚いたのですが、とっても嬉しかったです!
夜の謝恩会で、セレモニーで壇上にいらしたW先生も「驚いたよー」とおっしゃっていました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: NK | 2007年3月28日 (水) 08時19分

W先生にも、研究科長のA先生にも驚かれていたようです。
研究科の授与セレモニーにも出たのですが、NKさんは出てませんでしたね。
これからも、社会人同士としてよろしくお願いいたします。

投稿: SKinsui | 2007年3月28日 (水) 09時41分

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