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2007年4月 2日 (月)

ズーヒル

音節転倒語、いわゆる「ズージャ語」について、書いています()。

最近のテレビでは、とんねるずの石橋貴明が好んでズージャ語を口にしています。先日はこんなことを言ってました。

ズーヒル・ギーロッポン

何だか分かりますか?

そう、「六本木ヒルズ」ですね。次のような手順で作られています。

1. 「六本木ヒルズ」を「六本木+ヒルズ」に分解・転倒→「(a)ヒルズ+(b)六本木」
2a. 「ヒルズ」を「ヒル+ズ」に分解・転倒→「ズヒル」
3a. 境界に長音挿入→「ズーヒル」
2b 「六本木」を「ロッポン+ギ」に分解・転倒→「ギロッポン」
3b 境界に長音挿入→「ギーロッポン」
4. aとbを結合して完成→「ズーヒル・ギーロッポン」

大きな転倒と小さな転倒が組み合わされていること、長音挿入が行われていることが特徴でしたね。

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コメント

とんねるずはズージャ語よく使ってますよね。
TVでは(私が追いついていないので)分かりませんが、
昔ならラジオで連発していました。

私はかつて(正確には15年ぐらいまえです)
『とんねるずのオールナイトニッポン』を愛聴していましたが、
①その都度アドリブで作って、相手には明らかに分かりにくい
ということを笑いにするようなものと、
②そうやって使いながら、すでに(彼らの間では?)一般化
されたようなものとが、毎回いろいろ出てきました。

今でも印象深い、当時の私にはなおさら鮮烈なインパクトを
与えたのは、次のようなものです。
これらは、上で言う②にあたる、常連の言葉でした。

1)わんふー
2)つーけのなーあー

1)は、
「いくら○○○【カタカナ語です】でも
 うれしくないやつがいる。
 追っかけて来られても怖いんだよ。うるせーし」
みたいな話で出てきます。
かなり長い間悩んで、ようやく分かりました。

2)は、下ネタです。(なぜか)すぐ分かりました(笑)。

解答は直接的には書きません(書けません)が、
よろしければ用例の一部としてお加えください
(加えられないかもしれませんが)。

思えば、当然のことですが、放送禁止用語がズージャ化
されていたことが多かったです。
(書きながらもっと思い出しましたが、これ以上こちらを
お汚しすることはできませんので自粛します)

なお、「ギーロッポン」は、
M○先輩も2年ぐらい前から使っていらっしゃいました。
もしかしたらある程度一般化されているんでしょうか。

投稿: 広州広子 | 2007年4月 2日 (月) 13時53分

広州広子さま、
ありがとうございます。1)は、ヒントを読んで3秒くらい考えて分かりました。2)は、私もすぐ分かりました!今でも彼らは使ってるかもしれません。

>書きながらもっと思い出しましたが、
>これ以上こちらをお汚しすることは
>できませんので自粛します)

私はいいんですが、ほかのお客様にご迷惑かもしれませんので、自粛しましょう。個人的チャンネルでお教えください(笑)

>もしかしたらある程度一般化されているんでしょうか。

そうかもしれません。「六本木」をズージャ化しようとすると、「ッポンギロ」「ポンギロッ」「ンギロッポ」など、いずれも不具合が生じるので、「ギ(ー)ロッポン」しかないんですよね。

あと、略語としては「ポンギ」というのを聞いたことがあります。

投稿: SKinsui | 2007年4月 2日 (月) 15時24分

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