温泉へ行こう!
日曜日の朝8時から、BSフジで「温泉へ行こう!」という番組を見ています。まあ、見る、というより、朝ご飯をしたり仕事をしたりしながら、環境ビデオ的に流している、という感じです。
日曜日のこの時間、地上波局はどこも騒がしくて陰惨なニュース・バラエティばかりやっていて、日曜日の朝の清澄な空気にそぐわない気がします。その点、この番組は気持ちに障るところがなくて好ましいと感じます。
基本的に温泉宿の紹介番組で、1時間の間、各回のテーマにそって日本各地の4軒の旅館を紹介します。旅館の構え、客室、浴室、その他の設備、近隣の環境、夕食等の映像を、所在地・連絡先・宿泊料等の情報とともに提示するのですが、その「見せ方」に、他の旅行番組にはない大きな特徴があります。
- 番組の最初から最後まで、静かなバックミュージックと淡々としたナレーションのみで紹介。生音一切無し。
- 選び抜かれたカメラアングルとライティングによる、美しいハイビジョン映像。
- 旅客は、番組の用意した若い女性モデル以外、一切映さない。モデルも一切しゃべらない、イメージビデオ風の演出。
- 従業員も、必要最小限のみの露出。
つまり、極限まで理想化された映像による、「見る温泉」を演出している、と言ってよいでしょう。逆に言うと、現実に紹介された温泉に行ってみたら、まったくイメージが違っていた、と感じることになるかも。
まあ、どうせ私は温泉なんかめったにいけないので、現実と乖離していてもまったくかまわないわけです。その点で、この番組は私にとって理想的な温泉番組なのです。
え? おまえは、モデルの入浴シーンがお目当てじゃないかって? まあ、それもないとは言えませんが……(モデルは水着もタオルも着用してませんが、カメラアングルと光の屈折を利用し、自然な感じに「見えない」ように撮っています)
※下の写真は、番組のものではなく、私が撮った青森県青荷温泉です。
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コメント
よい番組を教えていただきました。ありがとうございます。
また、ブログへのリンクのこと、重ねてありがとうございました。光栄なことと存じます。私のブログからもこちらのブログにリンクを張ってもよろしいでしょうか。(ココログのメンテで入れず、反応が遅くなり、失礼しました)
投稿: 佐藤 | 2007年4月 4日 (水) 16時08分
佐藤さま、
メンテ開けにさっそくのコメント、ありがとうございます。リンクの件、よろしくお願いいたします。
投稿: SKinsui | 2007年4月 4日 (水) 16時44分
御許可、ありがとうございました。リンクいたしました。
投稿: 佐藤 | 2007年4月 4日 (水) 17時09分