日本文学 二重の顔
日本文学 二重の顔
〈成る〉ことの詩学へ荒木浩 著
(大阪大学大学院文学研究科教授)大阪大学出版会
四六判・並製・350頁
定価2,100円(税込) 本体2,000円
ISBN978-4-87259-235-1[2007]
同僚のA先生、柳風子こと荒木浩氏の、上記の著作が、第2594回「日本図書館協会選定図書」に選ばれました。
「日本図書館協会選定図書」とは、日本図書館協会より任命された各専門分野の選定委員約 50 名が、現物一冊一冊に必ず目を通し、公共図書館に適している本として選択するもので、年間 6 万点以上の新刊本のなかから平均 16 パーセントの書籍が選定図書に選ばれているとのことです。
慶賀の至りです。これを機に、一人でも多くの方がこの本を手に取られることを祈念します。
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コメント
ジュンク堂にいっぱい置いてあったわけがわかりました。
この表紙の仏像は鷲田先生の想像のレッスンの本にも
「偉大な冒険とは同じものの中に日々新しい顔をみることだ」みたいなジャコメッティのことばと一緒に載っていました。おもしろいですね。
読もうと思います。
投稿: なかがわ | 2007年5月30日 (水) 22時50分
>この表紙の仏像
京都市・西往寺にある「宝誌和尚立像」ですね。とても神秘的で、見る人の心を惹きつける像です。荒木さんのご本の第一章第二節に、宝誌和尚をめぐる説話の分析が詳しく書かれています。
投稿: SKinsui | 2007年6月 2日 (土) 10時34分