沖縄ゆいゆい日記(1)
調査+学会参加のために、沖縄3泊4日の旅行をしました。
11月16日(金)
8時20分発ANA便で那覇空港到着。降りたとたんのむっとした暑さに、「ここは日本?」の思いに襲われる。ゆいレール(那覇市内を走るモノレール線)3日券を買って乗り込み、空港から旭橋へ。車窓の景色も、LAのような、台湾のような、タイのような、不思議な感じ。台湾が一番近いけど、でも街がきれいなのは日本的。
ホテルに荷物を置いて、またゆいレールで首里駅へ。駅を降りたところにあるそば屋でソーキそばを食す。本場のはやっぱりうまいような気がする。てくてく歩いて、首里城公園へ。最近、正殿等が復元されつつある。石垣や門の様子など、王朝の存在がひしひしと伝わってくる。北京、ソウルと見てきて、首里をそこに置くことで、古代・中世のアジアの地勢が実感として浮かび上がってくる感がした。
城跡見物のあと、首里金城町石畳道を降りていく。とてもいい感じの道なんだけど、落差が激しい。このまま下りていって、帰りはどうなるという不安に襲われたが、下りきってしまう。やっぱり、下りたところはモノレールの正反対で、平地を行こうと思うと恐ろしい距離になる。タクシーを拾ってもよかったのだけど、銭惜しみをして、結局下りた道をまた上ることにした。死ぬかと思った。
ゆいレールでおもろまち駅まで戻り、沖縄県立博物館・美術館に行こうとしたが、場所が分からず、またゆいレールに。こんどは県庁前で降りて、那覇市歴史博物館を見学。こぢんまりしていて、まあまあ。
そのあと、国際通りを少々、探索。修学旅行生であふれる通りは、原宿竹下通りか京都・新京極を思わせるけばけばしさ。書店を見つけて、沖縄本コーナーでこれをゲット。ホテルに歩いてもどって、一休み。ああ、疲れた。
夕方5時過ぎ、調査隊のメンバーがホテルのロビーに集合して、近くの飲み屋で食事をとった後、沖縄県立郷土劇場に歩いていく。毎週金曜日、「沖縄県かりゆし芸能公演」というのをやっていて、琉球舞踊が見られる。食事の時に飲んだオリオンビールと疲れもあって、最初はうとうとしたが、最後の方はみごとな踊りを十分堪能できた。そのあとまた少し飲んで、一日目終了。
(続く)
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