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2008年2月10日 (日)

びっくり3題

びっくりするようなことは、立て続けに起こるもので。

びっくりその1:「驚き柿の木山椒の木」
昨日の朝、仕事で中之島センターに行って、10時40分くらいに仕事を済ませていつものように帰ろうとしたら、コンシェルジェの女性の方に呼び止められました。何かと思えば、

「私、柿木(かきのき)という名前で出ておりますが、実は旧姓で、普段は夫の姓のHを名乗っております。娘が、お嬢様と中学時代の同級生でお世話になりまして……」

つまり、娘の同級生のお母さんだったわけですね。しかもそのお嬢さん、高校に上がると今度は、私の甥っ子(私の弟の息子)と同級生になりました。柿木さんとは3年前から毎月のようにお目にかかってあいさつしていた訳ですが、まったく気付きませんでした。世間は狭い、と言いますが、こんな時にはぴったりのことばですね。

びっくりその2:春の雪
関西の雪は、だいたい2月~3月に積もるのですが、昨日はまさしくそれでした。午後は研究会で奈良のS先生のお宅に伺ったのですが、近鉄・学園前に降り立ったら、雪国のような景色にびっくり。バスは10分遅れでチェーンをじゃらじゃら言わせながら入ってきて、乗り込んだら、普段15分のところ、渋滞の道路をのろのろと1時間かかって着きました。研究会の間も雪は降り続き、見たところ、10cm以上積もっています。S先生も、何十年と住んでるけど、こんな雪景色は初めて、とおっしゃっていました。6時頃、帰りのバスは来るのかと心配しましたが、幸いすぐにやってきて、帰りはすいすいでした。

びっくりその3:ほぼ日
「言いまつがい」のファンである息子が、「糸井さんが、「わしは~じゃ」や「~くてよ」のことを「ほぼ日」に書いている」と教えてくれました。こんなじいさんやお嬢様が現実にいるのか、という疑問を「ほぼ日刊イトイ新聞」の「今日のダーリン」に書いていらっしゃったのです。

さっそく拙著のことをメールで教えてあげよう、と思って、でもすぐには出さず、1日たってみたら、翌日の「ほぼ日」に、どこかの方が拙著のことを教えて下さったことが書いてありました。「早速2冊購入」されたとのことです。うれしくなって、メールを出してしまいました。

イトイさま、

拙著をお取りあげいただき、ありがとうございました。
「役割語」の研究をしている金水、本人です。
「SKの役割語研究所」というブログもやっています。
http://skinsui.cocolog-nifty.com/sklab/

私と娘(21歳)は「ほぼ日手帳」の愛用者であり、息子(16歳)は毎日「言いまつがい」を見て笑うのが日課で、1度、母親(つまり我が妻)をネタにした投稿を取りあげていただいたこともあり、そもそも私は『萬流コピー塾』に私淑しておりましたし、という訳で、我が家を挙げて神様のように崇拝しているイトイ様に名前を知っていただいただけでも大感激です。

拙著のご感想など、またお聞かせいただければ幸いです。
取り急ぎ、ご挨拶まで。

そうしたら!今朝、糸井重里さんからお返事がありました。私信なので引用は控えますが、ネットで繋がる人と人の出会いの不思議のことや、「オトナ語と役割語で何か企画したい」云々といったことが書いてありました。とても楽しみです。

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