サンフランシスコから:その4
学会2日め、朝10時過ぎから私の講演が始まりました。主催校のM先生が、ユーモアたっぷりに私の紹介をしてくださり、わたしがそれにツッコミをいれたりして、「漫才のようだ」と言われました。さもありなん、M先生も生粋の関西人でありました。会場が十分温まっていたので(芸人用語)、講演はとてもやりやすかったです。笑いに包まれて楽しく進めることができました(笑いが目的か? そうです、大事な目的です!)。
お昼前、講演が終わったと思ったら、昼食後に実は「北加日本語教師会 春の例会」というのがセッティングされていて、そこでも1時間程度お話をすることになっていたのでした。何を話すか考えていなかったのですが、とっさにパソコンに入っていた歌謡曲のネタを使って乗り切りました。まあだいたい同年配を中心とした地元の小中高大の日本語教師の方々(大部分女性)30人ほどだったので、古い歌謡曲にとてもよく反応されました(昭和の歌しか入っていない)。
講演2つ分やって、ぐったりでしたが、そのあと学会発表を4つも聞いて、たくさん仕事をした気分になりました。終了後、M先生がご自宅に招待して下さり、T北大のH先生とともにおじゃましました。ゴールデンゲートパークのそばの閑静な住宅街の中、3階建ての驚くほど立派なお屋敷でした(先生は、「モーゲージ(ローン)が大変」とおっしゃっていましたが)。奥さまの心づくしのお料理とカリフォルニアワインをたっぷり堪能しました。
| 固定リンク
コメント