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2010年3月

2010年3月22日 (月)

黄砂

きのう、西日本一帯を黄砂が襲いました。

西宮の朝日もかすんでいました。

Kousa2010

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2010年3月19日 (金)

早春の新池

今日、ウグイスの初音を聞きました。

時々散歩に行く新池の様子です。

コガモの昼寝。
Kogamohirune

コガモのアップ
Kogamo2

バン。泳ぎがへた。
Ban2

池の中州は、カワウ、ゴイサギ、アオサギのコロニーになっていました。
Goisagi

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2010年3月17日 (水)

出発の歌

NHK FMで、「別れ」をテーマにした流行歌特集。

上條恒彦と六文銭の「出発(たびだち)の歌」がかかる。

これって、“自己言及”歌の一つですね。歌詞の中に「出発の歌」ということばが出てくる。

「出発の歌」の中に歌われている「出発の歌」は、どんな「出発の歌」なのか?

http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=5850

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2010年3月15日 (月)

大学のコミュニケーションデザイン―5年間の奇跡

私の勤務先が主催するイベントです。

私は出演しませんが、会場には居ると思います。

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『大学のコミュニケーションデザイン――5年間の奇跡』

【講師】
■平田オリザ(ひらた おりざ:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
■森栗茂一(もりくき しげかず:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
■本間直樹(ほんま なおき:大阪大学大学院文学研究科准教授)
■清水良介(しみず りょうすけ:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任助教)

【内容】
「コミュニケーションの回路をデザインするとは?」「演劇、まちづくり、カフェ、VI」等々、一般の方も関心をもって頂けるようなトピックスを取り上げ、大阪大学コミュニケーションデザイン・センタの5年間の歩みを振り返る。

【日時】
2010年 3月25日(木)18:00~19:30  17時30分開場

【場所】
ジュンク堂書店 大阪本店3階喫茶コーナーにて

【定員】
先着40名様(定員になり次第、受付を終了させていだきます)

【入場料】
無料

詳細は下記アドレスをご参照ください。

http://www.osaka-up.or.jp/talkevent.html

【お申込み】
ジュンク堂書店大阪本店 
TEL:06-4799-1090

主催 大阪大学出版会/ 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター

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社会とアートのあり方

同僚の方がコーディネータをしているので宣伝します。

3月24日(水)に、哲学者の鷲田清一氏とアーティストやなぎみわ氏を迎え、関 西 芸術会議vol.3シンポジウム「社会とアートのあり方」を開催致します。
既存の枠組みを超えて私たちに疑問や驚きを与え、新たな世界観への視界を開け さ せる「社会の中でのアート」がテーマです。

皆様、お誘いあわせの上、お運び下さいませ。

■ 日時 : 3月24日(水) 18:30~20:00 (開場 18:00)
■ 開場 : 大阪市中央公会堂 (大阪市北区中之島1-1-27)
■ 出演 : 鷲田清一氏(哲学者/大阪大学総長)、やなぎみわ氏(美術作 家)
 <コーディネーター:木ノ下智恵子(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任講 師)>
■ 主催 : 関西広域機構 関西元気文化圏推進協議会
■ 定員 : 150名(申込順/入場無料)※申込締切=3月18日(木)必着
■ お申込み、お問い合わせ先 :
  関西広域機構 文化振興部 (関西元気文化圏推進協議会事務局)
  TEL. 06-4803-5577 FAX. 06-4803-5574
  E-mail : art@ kansai.gr.jp 
  お申込み方法等詳細はこちら(http://www.kansai.gr.jp/ku/)をご覧くだ さい。

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2010年3月14日 (日)

特別集中講義

宣伝です。有料で申し訳ありません。

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東京言語研究所・特別集中講義のご案内

東京言語研究所では、言語学の研究者の方々ならびに言語学に興味をお持ちの方々を対象に〔理論言語学講座〕をはじめとして様々を講座を開設しておりますが、この度あらたに「特別集中講義」を開催することといたしました。<特別集中講義>は、多様な研究領域に関して、より多くの方々の受講が可能な条件を勘案し企画いたしました。ぜひご参加ください。

<演題>:「日本語存在表現の歴史」
<講師>:金水敏氏〔大阪大学大学院文学研究科教授〕
<日時>2010年3月27日(土) 13:00~16:30

28日(日) 9:00~17:10
<講義内容>
講義1 存在文・存在動詞の分類
講義2 「いる(ゐる)」の歴史(上代~鎌倉)
講義3 「いる」の歴史(室町~現代)
講義4 「ゐる」と「をり」の関係(上代~鎌倉)
講義5 「いる」と「おる」の関係(室町~現代)
講義6 地理的分布と歴史

<会場>東京言語研究所(新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル13階)

<参加費>15,000 円

<申込み>メールまたはFAX にて下記をご連絡下さい。(定数:先着50名)
①特別集中講義受講希望②氏名③住所④電話番号⑤メールアドレス
⑥区分(会社員・教職員・大学院生・大学生・その他)
※(この情報は受講手続きにのみ使用いたします。)

講師紹介: 1956 年生まれ。大阪女子大学助教授、神戸大学助教授等をへて、現在大阪大
学大学院文学研究科教授。著書『ヴァーチャル日本語役割語の謎』(岩波書
店)『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房)他

○ 問合せ先
東京言語研究所
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル16階
TEL:03-5324-3420 FAX:03-5324-3427
E-mail:info@tokyo-gengo.gr.jp ホームページ:http://www.tokyo-gengo.gr.jp/

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2010年3月13日 (土)

映画化求む

朱鷺を書ける少女 

  ―漢検準一級―

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ロボット演劇

私のエッセーを含む下記図書が出版されました。とても綺麗な写真満載の、ビジュアルムックです。平田オリザさんのシナリオ、平田さんと石黒浩さんの対談、エッセーなど多彩な内容を含んでいます。

Isbn97848725935941

大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(編)(2010)『ロボット演劇』大阪大学出版会

私のエッセーを途中まで(けち!)貼り付けます。全部お読みになりたいかた、ぜひ本書をご購入ください(けち!)

「ええ、まぁ」の言語学―タケオと桃子は二つの"フェイス"の夢を見るか―

金水 敏

 私は「働く私」を見ていて、ロボットが口にした「ええ、まぁ……」という台詞を聞いた時、衝撃を受け、背筋に戦慄が走った。

*祐治、CDをセットしてスイッチを押す。
  「ロボコップ」のテーマが流れる。
郁恵  えぇ?
祐治  どう?
・・・
祐治  (ロボットBに)どう?
ロボB はぁ、
祐治  これ、元気でんじゃない?
ロボB えぇ、まぁ、
       (心なしか、リズムに合わせて、身体をかすかに回しはじめる)

 祐治は、働く気力を失ったロボットA(タケオ)を鼓舞しようとして「ロボコップ」のテーマを聞かせることを、ロボットB(桃子)に提案してみるのだが、ロボットBはその行為の有効性に確信が持てず、その上で、否定的反応によって祐治を傷つけることをおもんぱかり、その結果あえて発した返答がこの「ええ、まぁ」だったのである(この場所以外に、ロボットBは「まぁ、どうでしょう?」「はい・・・まぁ」というせりふを話し、いずれも、似たニュアンスで用いられている)。
 なぜ、私はこのせりふに衝撃を受けたのだろうか。それは、「ええ、まぁ」が、私にとって最も"ロボットらしくない"せりふであるように感じられたからであり、そしてそのことこそが平田さん(平田オリザ氏は私の勤務先の同僚なので、こう呼ばせていただきます)がこのロボット演劇に仕掛けた"わな"なのだろうと感じとった。
 私たちが想像するロボットの会話と言えば、だいたい次のようなものである(平板な、機械的音声を思い浮かべてください)。

  「はい、分かりました」
  「今お持ちします。しばらくお待ちください」
  「計算できません」
  「その単語は、私の知識にありません」

 すなわち、必要最小限の内容を直接的に伝える、よく言えば"効率的"な、悪く言えば"無味乾燥"な受け答えである。むろん、本当にロボットと会話した人はほとんどいなかったはずで、これはSF映画などに登場する、架空のステレオタイプなロボットのせりふである。こうしたSF作品の制作者は、どうせロボットには"人間的"なやりとりなど高度すぎて出来ない(と観客が思う)だろうと見積もった上で、むしろその愚直さ、たどたどしさを楽しむ"トリックスター"的なキャラクターとしてロボットを利用するのが通例であった。いわば、はやりの言葉で言えば、いささかKY(空気読めない)な道化師的存在としてロボットは扱われてきた。そのようなロボットに対する思い込みを、平田さんは冒頭から外しにかかった。そのことを最も象徴的に表したせりふが「ええ、まぁ」だったのである。
 ここで、問題の核心に迫るために、ロボットの会話と「ええ、まぁ」の機能について、語用論 (pragmatics) という一種の意味論の立場から考えてみたい。意味論学者のグライス(H. P. Grice)は、すべての会話の参加者は次のような協調の原理(cooperative principle)に従わなければならないと仮定した(Grice 1975)。

(以下略)

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2010年3月 8日 (月)

着たり脱いだりとびとび日誌

2月2日(火)
卒業論文試問開始。講義もあったので厳しかった。

2月8日(月)
博士課程前期入試。K語学は3名受験。(結果は2名合格)

2月9日(火)
フロムページという高校生向けサイトの取材を受ける。

2月11日(木)建国記念の日
K西の両親の家に弟と集合。一緒にお昼をいただく。

2月13日(土)
高校の同窓会の理事会。会費収入が大幅減少で赤字転落とか。

2月16日(火)
博士論文公開審査1件。自分が主査。

2月17日(水)
博士論文公開審査、一日に3件。うち、主査を務めたもの1件。

2月18日(木)
K語・N文学の先生方の打ち上げで、西宮・立峰へ。I原先生の出版のお祝いをかねているので、ずっと関わってこられたK木先生もごいっしょに。というか、K木先生のおかげで立峰でリーズナブルな価格でごちそうが食べられるという事情がある。博多豆腐絶品。

2月19日(金)
科研費のシンポジウムで韓国に出発。関空7時40分に集合、四人連れでインチョンに向け出発。インチョンでO崎さんと合流、バスでソウル市内のサンビホテルに投宿。外は氷点下だが、ホテルはオンドル部屋であったか。午後、O塚先生と合流、ショッピング等でグループ行動、私はお寺見学、インサドン散歩のあとホテルで昼寝。夜、全員合流してO塚先生の行きつけの釜飯屋さんでお食事。単独行動のT河原さんが迷子になって遅刻して駆けつける。
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2月20日(土)
特急ムグンファ号に乗って、ソウルから春川へ。南春川駅からタクシーで世宗ホテルへ向かい、さらにホテルから江原大学へ。春川は零下18度と聞いていたが、わりと暖かく感じられた。シンポジウムは30名ほどの規模。がらがらかと心配したが、結構集まっていただいて有り難かった。暖房が入らず、大変寒かった。韓国の国立大学では、零下5度を下回らないと暖房が入らないそう。夜は、春川名物ダッカルビ。うまかった~。二次会はビヤホール。つまみはイカの一夜干し。
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2月21日(日)
O塚先生とF先生のお車で春川見学。アニメーション・ミュージアム、高麗時代の将軍のお墓など。もう一つの春川名物、マッククスをいただく。食べるときに好みで砂糖を入れる麺料理。珍味。夕方、高速バスでインチョンへ。夜、10時頃帰宅。
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2月25日(木)
息子は受験で母親とT鳥大学。私は東京へ。G習院大学でT先生ほかと打ち合わせ。夜、目白駅前の焼き鳥屋さんで会食。

2月26日(金)
新宿南口に新装開店した佐世保バーガーのお店で昼食。バーガーとポテトとコーラで1300円超。コーラ一杯390円。午後、R澤大学の東京教室でT浦先生、I上先生とシンポジウム。夜は11時頃まで、中華料理店で打ち上げ。

2月27日(土)
I波書店で打ち合わせ。午後、帰宅。

2月28日(日)
中之島でマンガカフェ。「マンガとオカルト」。H本先生のレクチャーはとても勉強になったが、集客は今ひとつ。修行のように寒かった。

3月4日(木)
A野先生、最終講義。「善竹序説」。めちゃくちゃかっこよかった。私も早く最終講義をやりたい。
※ところで、最初「ぜんちくじょせつ」を文字変換したら「全地区除雪」になった。そら、普通そうなるわな。

3月6日(金)
息子の受験、残念。そのあと勤務校の教授会で入試判定。なんかむなしい。でも、受けていただいた学生さんも大事。

3月7日(土)
父の誕生日(9日)のお祝いと、某用事のためにK西に再び集合。ある重大決断。

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