勤務先の大阪大学文学部校舎の中庭で、シバフタケの菌輪を発見しました。わりとはっきりしたのが2つ、ちょっとくずれた感じのも1つありました。下の写真だと、手前に1個、奥に1個あります。(2011年5月12日撮影)



菌輪は、地中の菌が放射状に成長していって、ある程度広がったところで子実体(きのこ)をつくることによって形成されます。シバフタケで直径100mくらいの菌輪が見つかったことがあるそうです。
菌輪は英語で fairy ring。“妖精の輪”です。ヨーロッパでは、菌輪の輪の中に立つと、妖精の国に迷い込んで帰ってこられなくなるそうです。行っちゃえばよかった。
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