グルメ・クッキング

2010年7月12日 (月)

ホッピーを知っていますか

学科のバス旅行のしおりに投稿する原稿です。

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 ホッピーは、ホッピービバレッジ㈱が販売しているホップ味の清涼飲料水です。普通、甲類焼酎(レモンサワーなど、ソーダ水や果汁で割って飲むアルコール純度の高い焼酎)をこれで割って飲みますが。この焼酎のホッピー割りのこともホッピーと呼ぶのです。歴史は戦前に遡り、東京、特に下町や中央線沿線ではビールの代用品としてよく飲まれていましたが、80~90年代には人気が落ち、また関西ではほとんど見ることがありませんでした。最近ちょっとしたリバイバル・ブームになっているようで、関西でも東京資本のチェーン店の居酒屋で見かけるようになりました。

 私は東京で8年間勉強していましたが、実はこの時期に東京でホッピーを飲んだことがありません。ホッピーを売っているような飲み屋は、ちょっと恐い感じがして、学生の私には近寄れない感じでした。ごく最近、初めて飲んでみましたら、とてもすっきりしていて飲みやすく、どんな料理ともよく合う感じでした。私も、最近のブームに乗った一人という訳です。

 私がホッピーに興味を持ったきっかけは、「吉田類の酒場放浪記」という番組に繰り返し登場していたことによります。吉田類さんはもとイラストレーターの俳人で、庶民的な酒場を紹介するルポライターでもあります。この番組はBS-TBSの密かな人気番組らしく、DVDや書籍も販売されています。吉田類さんが1回15分のロケの中で居酒屋を1件紹介するのですが、混み合っている店内で客と一緒にマジのみ・マジ酔いするというのが大きな特徴です。通ぶってうんちくを語ることが一切なく、味に関するコメントはたいてい切れ味が悪く、ナレーターにしょっちゅう突っ込みを入れられています。しかし、ほんとに酒が好きで、酒場が好きなお人柄が全面に出てきて、いっしょにそこで飲んでいるような、とても幸せな気分にさせられるのです。

 「酒場放浪記」によればホッピーの基本は「三冷」です。つまりジョッキ(コップ)と焼酎とホッピーをあらかじめ冷蔵庫でよく冷やしておき、飲むときに冷たいコップに冷たい焼酎をついで、冷たいホッピーを注ぐわけです。氷は、溶けたときに味が薄まってまずくなるので、入れません。チェーン店の居酒屋でホッピーを頼むと、たいてい氷を入れて持ってくるので残念に思います。いいコンディションでホッピーを飲むと、きりっとしていやみがなく、後口もさわやかです。ビールとはまた違った爽快感があります。プリン体が含まれておらずヘルシーであるのというのもブーム作りに貢献しているようです。

 ともあれ、ホッピーのにわかファンの私は、店にホッピーがあれば頼むことにしています。みなさんも、お酒が好きなら、ぜひ一度試してみてください。     (以上)

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2009年2月10日 (火)

新製品

もらいものです。

「ポテトチップス・チョコレート」で有名な Royce (ロイズ)の新製品です。

ポテトチップス・チョコレートを初めて食べたときのような違和感(できれば、別々に食べたい……)は全然無く、食べたことのない新鮮な食感とおいしさがありました。とても軽やかで癖がなく、上品な甘さです。

最近食べたお菓子では、もっともヒット作と言っていいと思います

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2009年1月11日 (日)

ドネルケバブ

西宮神社の十日戎に行きました。

今年の屋台でちょっとびっくりしたのが、

ドネルケバブ

の店が出ていたことです。しかも1軒だけでなく、ぐるっと回って目に付いただけでも3軒出てました。店の人は、どうやらトルコ人のようです。屋台のあおり文句として、「世界三大料理の一つ・トルコ料理」などと書いてあります。太い串に牛肉を巻き付けて垂直に立て、ぐるぐる回しながらバーナーで焼き、ナイフで削り取ってパンなどに挟んで食べる料理です。

こういう、お祭りに出る屋台は、テキ屋の元締めが差配をして各地を転々と回っているはずなのですが、トルコ人がどうやってテキ屋集団に入り込んでいったのか、興味が引かれます。

ネットでちょっと検索してみると、秋葉原で火が付いたみたいですね。

(写真はイメージ)

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2008年11月 3日 (月)

じゃじゃ麺

盛岡でのお昼ご飯に、じゃじゃ麺をいただきました。Hot JaJaというお店です。

13分かけて茹でたうどんに、肉味噌を絡めていただきます。うどんを食べた後、溶き卵と鶏ガラスープをさらにいれて飲みます。チータンタンというそうです。

全体に薄味なので、いろいろ調味料を自分であんばいして食べます。味の加減がつかめなくて、最初食べた感じは「?」でした。

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2008年9月29日 (月)

メニュー

ここで紹介した、T中くんが当日の正式なメニューを送ってくれました。

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2008年9月24日 (水)

絶品料理

高校の同窓生のアパートで、ミニクラス会がありました。最近料理に目覚めたT中H夫くんが招待してくれたものです(残念ながらみんな忙しくて、集まったのは3人だけでしたが)。

T中くんは、優秀な脳外科医ですが、とても凝り性の趣味人です。以前からグルメでしたが、ギフトで包丁セットをもらって以来、自分でも料理をするようになったとのことです。自分から「ごちそうする」と言い出してくれただけあって、すばらしい腕前に舌を巻きました。

まず、シャンパンで乾杯。シャンパーニュ地方の地酒だそうです。

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前菜は、鯛のカルパッチョ・ローストアーモンド添え、生だこを塩とゆず味で、生湯葉のウニ・わさびのせの3点盛り。

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次は、T中くん創作の、冷やし麻婆豆腐。冷や奴に、合わせ調味料と鶏そぼろと白髪ネギをのせたもの。これはびっくりの絶品でした。

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メインディッシュは、サワラのロースト、バルサミコソース、賀茂なす、松茸、シシトウ添え。焼き加減が絶妙でした。

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バルサミコ酢を煮詰めたものが、ちゃんとお店で売られているそうです。自分で煮詰めると、2時間くらいかかるとか。

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カッペリーニ(細いパスタ)の冷製、キャビアのせ。キャビア久しぶりです。

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しめは、茶そばの梅和え。

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デザートは、イチジクをごまクリームで。イチジクとごま味がよく合っててびっくり。

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どの料理も、驚きに満ちていました!素人とは思えない、でもいかにも男の料理!という感じの凝り方で、感心し、満腹しました

※あと、びっくりしたのは、T中くんは、自分の家ではご飯を炊いたことがない(お釜ももってない)そうです。つまり、普段は白飯を家で食べない。お茶も飲まないんですって。いやあ、まねできないなあ。

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2008年4月 4日 (金)

南京町の夜

Oxford大学のF先生(デンマーク人で古代日本語の研究者)が、ご家族連れで神戸に来ていらっしゃったので、4月1日に神戸で会食をしました。

先生は日本人の奥さんと、お二人の小さいお子さん連れ、私は大学4年生になったばかりの娘を連れて行きました。2歳のお嬢さん(アヤコちゃん)と1歳のぼっちゃん(ハヤトくん)は、とてもラブリーでかわいらしかったです。アヤコちゃんには2度会っていますが、ハヤト君とは初対面でした。

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食事の場所は、神戸元町・南京町(中華街)に最近出来た、「小小心縁(シャオシャオシンエン*)」という福建料理の店にしました。一人4,000円のコースをいただきましたが、どの料理もすばらしいできばえでした。神戸でお食事をされる際は、ぜひお試しください。おすすめです。

*「シャオシャオシンエン」は屋号。中国語(普通話)では「~ユエン」が近い(ITさまご教示)。

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2008年2月28日 (木)

恥じらい

毎朝食べているイチゴの中に、かわいらしいのを発見しました。ボーイだと思います。たぶん……

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2008年1月29日 (火)

似てる

このヨーグルト、初めて飲んだときに

「あ!」

と思いました。似てるんです。濃度といい、味といい。胃透視検査の時に飲む、

バリウム

に。

バリウム好きの方、ぜひお試し下さい。

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2007年10月10日 (水)

そんなバナナ

弘前の方から、「バナナ最中」のおみやげをいただきました。

以前、「知っとこ」という土曜の朝の番組で、「ご当地スィーツ」を紹介するコーナーがあって、そこで知りました。弘前から来られる方に、是非、とおねだりしたのです。

なかなかの、もんでした。まず、レトロな箱のデザイン。

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中に入っている、しおりのようなものも、レトロな味わい。

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「名菓」ではなくて、「珍菓」だそうです。

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端正なたたずまいです。

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皮にくっきり、「バナナ」の刻印。

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二つに割ると、強烈と言っていいバナナの芳香とともに、上品な白あんが現れます。

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昭和の御代に、高価で手の届かないバナナへの憧れから作られたお菓子だそうです。

食べた家族の感想としては、

においがきつい。香料が不自然

というものでしたが、いや、これはこれでなかなか、いけると思いますよ。

大阪などで売っている、「バナナカステラ」にも通じるものがあると思います。(ここも参照)

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