トルコ・1泊4日弾丸旅行
学科のバス旅行のしおりに寄稿する文章です。
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学科のバス旅行の栞に投稿したエッセーです。
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2011年8月22日から28日まで、エストニアの○○○に行ってきました(○○○はエストニアの首都です。クイズにしますのでずっと伏せ字にしいておきますね)。13th EAJS (European Association for Japanese Studies) International Conferenceという催しに招かれたからです。招待されるまでは、まず「え、エストニアってどこだっけ?」という程度の認識しかありませんでした。かろうじて"バルト三国"の一つ、ということを思いだしましたが、首都の名前も分かりませんでした。『地球の歩き方』でやっとアウトラインがつかめた程度で現地入りしました。行ってみたら、大変すばらしかったです。
まず、学会のことについて説明しておきます。ヨーロッパの研究者を中心に、政治、言語、文学、美術、演劇、社会・文化等、広く日本に関わる学術的研究をカバーする学会で、3年に1回国際大会をヨーロッパの各地で開いています。私は、言語・言語学セクションの基調講演者として招かれました。セクションが14もあって、4日間平行して一般発表やパネルディスカッションが行われるという大変盛大なイベントでした。メインの学術交流のほか、昼食やコーヒーブレイクやレセプション・パーティ(大変きれいな郊外の博物館で行われました)、市内観光などもセットで自由に参加できます。またオプションですが、3日目夜のディナーはエストニア劇場のホールで行われ、ハンドベルやジャズの生演奏が付いていました。
行ってみて驚いたのですが、有名人・知人がたくさん来ていました。列挙しますと、もと阪大で国際日本文化研究センターの荒木浩先生、同じく小松和彦先生、全体の基調講演を務められた上野千鶴子先生、古典日本文学セクションの基調講演の三田村雅子先生。国文学研究資料館長の今西祐一郎先生、言語・言語学セクションには池上嘉彦先生、みなさんの先輩の川崎剛志先生(就実大学)、近本謙介先生(筑波大学)、海野圭介さん(国文学研究資料館)、米田真理子さんが来ていました。また言語・言語学セクションで漢文訓読資料のパネルがあり、月本雅幸先生、小助川貞次先生、山本真吾先生がそろって来られ、すべて英語で発表されました。これは大変画期的な試みであったと思います。私自身が加わっているOxford大学の古典語コーパス・プロジェクトのメンバーである、Bjarke Frellesvig先生、Stephen Hornさん、Kerri Russellさん、尤紫錫さんも来ていました(小森陽一さんも来られるはずでしたが、成田エクスプレスの事故でキャンセルになったそうです)。そんなわけで、大変賑やかに楽しく毎日を過ごすことができました。
さて、エストニアは、13世紀にデンマークに支配され、その後ハンザ同盟に加入、ドイツの影響を強く受け、またロシアに占領されたり、またドイツに支配されたり、ソビエト連邦に併合されたりと、大変な苦悩を経て1991年にようやく独立しました。そんな訳で日本では観光地としてのイメージが未だ強くありませんが、実は○○○はハンザ同盟時代の、城壁に囲まれた古い町並みが美しく残っている、とても魅力的な都市だったのです。私の印象では、プラハをこぢんまりとまとめた感じです。関空からは、ヘルシンキやコペンハーゲン等での乗り継ぎで12~13時間で行けます。ホテルは快適、物価は安い、料理はおいしい、ビールもおいしい、土産物屋も充実、近代的ショッピングセンターもあり、2,3日は楽しく過ごせること間違いなしです。ただ少し物足りないのは、美術品、博物館等、アート関係に見るべきものが見あたらないことでしょうか。やはり芸術は、富と権力の集中するところに集まるものなのですね。
ともあれ、ヨーロッパの有名どころに飽きた方にも、ヨーロッパ初級者にもお勧めの穴場観光地です。機会があったらぜひどうぞ。
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ワークショップに引き続き、Japanese/Korean Linguisitcs Conference に出席しました。会場は、アシュモレアン博物館の隣のホールでした。この日は朝から雨だったので、宿舎で傘を借りて出かけました。宿舎から会場まで、歩いて10分ほどです。
一日目の日程が終わると、ボドレー図書館のホールでレセプションがありました。歴史的建造物の中でのレセプションというのは大変豪華でした。2005年に Oxford に初めて来たときには大学院生だった Lars さんと再開し、楽しくお話しできました。
そのあと、ターフ・タバーンという昔ながらのパブでビールとフィッシュ・アンド・チップスをいただきました。
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本年1月に引き続き、VSARPJ のワークショップと、Japanese/Korean Linguistics Conference への参加のために、Oxford に行きました。
9月29日に出国して、10月4日に帰国するというスケジュールです。
行きは KLM でアムステルダム経由でした。今回は、University Club という大学厚生施設の宿舎をとってもらいました。写真を撮り損ねましたが、とてもモダンな建物です。1階がカフェとバーになっていて、夜は大学生があつまってサッカー中継などを見て楽しんでいます。スポーツバーみたいな感じです。
ワークショップには、柴谷先生(元言語学会会長)、影山先生(現言語学会会長)が来られていました。コーネル大学の John Whitman とも再会しました。うちの助教の衣畑くんも来ています。
ワークショップの2日目からの参加になりました。夜は、アシュモレアン博物館の階上にある、すてきなレストランで打ち上げとなりました。シャンパン飲み放題の豪華な食事でした。
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9月17日(金)、お茶の水女子大学での小講演のあと、夕方 I 書店で打ち合わせ。19日(日)は乃木坂の日本学術会議でシンポジウムがあったのですが、18日(土)は空いていたので、一日本郷のホテル近辺で過ごしました。
大部分はホテルや近くのスターバックスで原稿を書いていましたが、部屋の掃除の間、東大構内から正門前の森川町~西片の辺りを散歩しました。
三四郎池のほとりでしばらく本を読んでいましたが、いっぱい蚊に刺されてかゆかったです。
西片ではたまたま祭礼がありました。
この辺りは、地形に高低差があって、谷間の道路に橋がかかっていたりして面白いです。
正門前に「万定」という古い喫茶店があって、学生時代によく行ってました。近くの「ルオー」と並んで、カレーのおいしい店として有名でした。しばらく店を閉めていたようで寂しく思っていましたが、今日見ると開いていたので、喜んで入店しました。
レトロな店構えや店内は昔そのままでしたが、残念ながら、カレーの味は昔と大違いでした。学生時代は、こってりとコクのあるルーが特徴的でしたが、この日出てきたのは、しゃぶしゃぶのあっさり味のルーで、これはこれでいいかもしれないのですが、期待が大きかっただけに、少しがっかりでした
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8月31日~9月1日、恒例の学科のバス旅行に参加しました。
正確には「大阪大学大学院文学研究科・文学部 日本文学・国語学・比較文学研究室 研究室旅行」というものです。
今年は「岡山・吉備路」に行きました。旅程は下記の通り。
8月31日(火)
大阪大学→閑谷学校→ノートルダム清心女子大学特殊文庫見学→鷲羽ハイランドホテル
9月1日(水)
鷲羽ハイランドホテル→吉備津彦神社→吉備津神社→ときわや(昼食)→備中高松城址→造山(つくりやま)古墳→備中国分寺→大阪大学
閑谷学校は山懐の清閑な地に建てられた、端正な学問所でした。
ノートルダム清心女子大学では、大変便宜をお図りくださり、普段は入れない書庫にも自由に立ち入らせてくださいました。
鷲羽ハイランドホテルは、全室オーシャンビューで、瀬戸大橋が窓いっぱいに眺められました。
吉備津神社では、珍しい鳴釜神事に立ち会い、神妙な釜の音を聞くことができました。
昼食をとった食堂は、最上稲荷の門前にあり、コースには入っていなかったのですが最上稲荷も食後に見学しました。大変広い敷地に建てられた立派な宗教施設ですが、神仏習合の大変奇妙な神社(寺?)でした。
備中高山城址は秀吉の水攻め・中国大返しで有名な場所ですが、現在は広大な蓮池となっていました。
気候的には猛暑の中、なかなかしんどかったのですが、旅行委員のマネジメントが大変行き届いており、満足度の高い旅行であったように思います。
閑谷学校講堂
ホテルから瀬戸内海を眺める
吉備津神社、釜殿に続く回廊
最上稲荷の大門。仁王と狐が背中合わせになっている。
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