ウサギ語
最近、FMVのコマーシャルで、木村拓哉がウサギ男に変身するものがありあました。変身後の「ウサタク」は、文末に「ぴょん」を付ける“ウサギ語”を話していました。「キャラ語尾」の一種、もっと詳しく言えば、定延さんの言う「キャラ助詞」ですね。
ファンサイトから、文字化された脚本を引用しておきます。
http://jwa.michikusa.jp/cm-smap-kimura.html
富士通FMV
変身 編 15秒バージョン
出演者 木村拓哉
ナレーション 木村拓哉
テラスで女性とFMVを前にワインを飲んでいる木村拓哉
パソコンの画面に満月が映し出される
女性 「地デジだと月もキレイね」
木村拓哉 「月って好きじゃないんだよね」
女性 「なんで?」
突然変身がはじまり苦しみだす
持っていたグラスを放り出し叫ぶ女性
女性 「キャーーーーーーーー!!」
女性 「オオカミ男!? オオカミ男なのねあなた!!!」
ナレーション 「FMVで地デジ」
イスにちょこんと座っているウサギ、ウサタクに変身してしまった。
ウサタク 「ウサギ男だピョン」
女性 「なんじゃそりゃ!」
ウサタク 「月はダメって言ったピョン」
変身 編 30秒バージョン
出演者 木村拓哉
ナレーション 木村拓哉
テラスで女性とFMVを前にワインを飲んでいる木村拓哉
木村拓哉 「あっはははは」
パソコンで地デジを楽しんでいる
パソコンの画面に満月が映し出される
木村拓哉 「あれっ・・・?」
女性 「なに?」
木村拓哉 「これ月・・・」
女性 「そうよ地デジだと月もキレイね」
木村拓哉 「チャンネル変えない」
女性 「なんで?」
木村拓哉 「月はまずいんだよ、月は」
女性 「なんで?」
木村拓哉 「月は苦手なんだよ、月は・・・」
突然変身がはじまり苦しみだす
持っていたグラスを放り出し叫ぶ女性
女性 「キャーーーーーーーー!!」
女性 「オオカミ男!? オオカミ男なのねあなた!!!」
ナレーション 「FMVで地デジ」
イスにちょこんと座っているウサギ、ウサタクに変身してしまった。
ウサタク 「ウサギ男だピョン」
女性 「え・・・ ウサギ・・・?」
ウサタク 「うん」
女性 「ウサギ?」
ウサタク 「うん」
次に、このCMに関する、富士通のプレスリリースを引用します。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/09/1.html
PRESS RELEASE
2006-0136
2006年9月1日
富士通株式会社木村拓哉さん出演の人気TV-CM「FMVシリーズ」最新作!
地デジのきれいな月を見て・・・
木村さんがウサギ男に変身!略して ウサタク!?
~富士通FMVシリーズ 新TV-CM『変身』篇 9月2日(土曜日)よりオンエア開始!~富士通株式会社(代表取締役社長:黒川博昭、本社:東京都港区)は、パソコン「FMVシリーズ」の新TV-CMとして、木村拓哉(33)さんが出演する「変身」篇(15秒・30秒)を制作し、2006年9月2日(土曜日)より全国でオンエアを開始します。
木村拓哉さんと異色の共演者が織りなす“不思議な掛け合い”と、“不条理な世界”が好評のFMVシリーズのTV-CM。シリーズ第20弾となる「変身」篇は、ノートパソコンで、ガールフレンドとともに地デジ(地上デジタル放送)を楽しむ木村さんが、きれいな月を見て、突然ウサギ男に変身してしまうというストーリーです。“月を見て変身”と言えばオオカミ!と考えてしまいがちですが、木村さんが変身したのはなんとウサギ。画面の月を見たことでどんどん姿を変えていく木村さんを、てっきりオオカミに変身するものだと思い込んで恐怖に震えていたガールフレンドも、愛くるしいウサギ男の姿にちょっと拍子抜けの様子・・・。その意外な展開がまたまた話題を呼びそうなTV-CMです。
TV-CM「変身」篇では、「地上デジタル放送」が「地デジ」と呼ばれるように、ウサギ男の木村さんは「ウサタク」と呼ばれます。その「ウサタク」がウェブの中でも大活躍。富士通FMVキャンペーンサイト(www.fmworld.net/fmv/usataku)では、多田琢さん〈TUGBOAT:CMプランナー、97年クリエイター・オブ・ザ・イヤーを史上最年少で受賞(当時)。99年TCC最高賞3点を独占した他受賞多数。〉と石井克人さん〈ナイスの森:演出、「鮫肌男と桃尻女」(99年)、「PARTY7」(00年)、「茶の味」(03年)といったヒット映画の監督としても知られる新進気鋭のクリエイター〉の制作によるウェブムービー「ウサタクの話」がスタートします(全3話、順次公開)。地デジのきれいな画面の月を見てウサギ男に変身した「ウサタク」の後日談が、ウェブサイトの中だけで展開していきます。毎回スペシャルゲストも登場しますのでこちらもお楽しみに!
富士通FMVシリーズ 新TV-CM『変身』篇撮影レポート
木村さん、満月を見てオオカミに変身?・・・ではありませんでした!FMVで『地デジ』のきれいな満月を見ていた木村拓哉さんに異変が!「ウワァーーー!!!」という叫び声とともに、顔つきや体つきがみるみるうちに変わっていく。満月を見て変身!と言えば“オオカミ”になるのかなと思いきや、木村さんが変身したのは「ウサギ男」。確かに月と言えば「ウサギ」なのですが‥‥。FMVのTV-CMならではの“不条理な世界観”が今回も話題を呼びそうです。
撮影は8月某日、都内近郊の撮影スタジオで行われました。スタジオ入りした木村さんは、まず“変身前”のシーンの撮影からスタート。記念すべき第20弾となる今作、木村さんとスタッフとの息もぴったり。順調に撮影は進みます。
そして“変身”シーンの撮影。木村さんが変身していく様子は、特殊メイクで表現されます。約1時間後、メイク室から現れたのは半分変身中の木村さん。この時点では一体何に変身するのか分からない設定ですが、撮影中「ウワァーーー!!!」と唸る姿はまるでオオカミ(?)そのもの。
そしていよいよ木村さんの変身完了シーン。ウサギ男の「ウサタク」は、顔は“ウサギ”、胸から下の演技は木村さん本人の合成によるもの。木村さんの動きと、ウサギの顔の動きが絶妙にフィットしています。それもそのはず、好演を見せたのは3羽の本物のウサギの中から選ばれた1羽。木村さんと“共演”する栄誉を手にしたのは、一番元気でいて落ち着きもあるエリートウサギでした。そのウサギはフレミッシュジャイアントという種類の体重が7キロ以上もある超大型のウサギ。木村さんをはじめスタッフの誰もがそのウサギを見て「大きい!」と第一声を上げるほどでした。
この「ウサタク」が大活躍する富士通FMVキャンペーンサイト(www.fmworld.net/fmv/usataku)にもぜひアクセスしてみてください!
CM概要
放送開始 : 2006年9月2日(土曜日)
CMタイプ : 「変身」篇 15秒・30秒制作スタッフ
クリエイティブディレクター : 岡 康道(TUGBOAT)・大内 晃(電通)
プランナー : 多田 琢(TUGBOAT)
プロデューサー : 酒井 朝子(電通)・谷口 宏幸(東北新社)
演出 : 石井 克人(ナイスの森)
スタイリスト : 宇都宮 いく子(メイドレーンレビュー)
ヘアメイク(木村さん) : 佐藤 富太(太田事務所)
(菊池さん) : 勇見 勝彦(THIMON)
美術 : 種田 陽平(ヨータデザイン)
特殊メイク : 江川 悦子(メイクアップディメンション)
撮影 : 町田 博(TFCプラス)
照明 : 木村 太朗
出演 : 木村 拓哉
菊池 凛子
クリエイティブエージェンシー : TUGBOAT
制作会社 : 東北新社
広告会社 : 電通
コメント