« 社会言語科学会:発表論文 | トップページ | シンポジウム「表現の演技性」 »

2007年3月24日 (土)

携帯メールの絵文字

ここの記事の田中ゆかりさんのご論文に携帯メールのことが触れられています。関連して、携帯メールの絵文字に関する記事を見つけたので、引用しておきます。朝日新聞2007年3月8日10頁。

携帯メール 絵文字と好感度アップの関連は…
男女で微妙な違い

大阪外大・鈴木さんの卒論

 初めて携帯電話のメールをやり取りする時、絵文字をどう使うと好感度があがるのでしょうか。大阪外国語大学国際文化学科言語専攻4年の鈴木祐美子さん(23)がこんなテーマで卒業論文を書きました。「自分の意図と反する意味が相手に伝わることもある」という言語の性質を明らかにするこの調査、実践でも役立ちそうです。 (小林正典)

途中は省略して、結論の部分を抜き書きします。

これらの結果から、(1)女性は自分が送ろうとするメールよりも少し絵文字の少ない男性からのメールに好感を持つ(2)男性は自分が送ろうとするメールよりも少し絵文字の多い女性からのメールに交換を持つ――という傾向のあることが分かったという。

最後に、ハートマークについて述べた部分を引用します。

 ハートに込める意味を「LOVE(愛情)」「LIKE(好意)」「その他」の三つに分類して調べたところ、男性では「LOVE」の意味で使っている人が約4割で最多だった。
 一方、女性は約6割が「その他」だった。その中身としては、了承を意味する「OK」や、「おはよう」などのあいさつ、感謝の言葉の後に付けると答えた女性が多かったという。

« 社会言語科学会:発表論文 | トップページ | シンポジウム「表現の演技性」 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 携帯メールの絵文字:

« 社会言語科学会:発表論文 | トップページ | シンポジウム「表現の演技性」 »

最近のトラックバック

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28