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2007年9月22日 (土)

講演会報告

こちらでご案内していた講演会が、無事終了しました。

え む え む 連 続 講 座 第11回
「ことばで読み解くマンガ―「役割語」の謎」
講師:金水 敏 氏(大阪大学大学院教授)
吉村 和真 氏(京都国際マンガミュージアム研究統括室長)

日時:2007年9月8日(土)13:00~14:30
会場:京都国際マンガミュージアム 3階 研究室1
定員:50名 先着順
申し込み不要・参加費無料 (大人500円、中・高生300円、小学生100円)
主催:京都国際マンガミュージアム/文部科学省・日本学術振興会 科学研究費補助金「役割語の理論的基盤に関する総合的研究」(研究代表者:金水 敏)

事前のイメージとして、場所柄、割と一般向けの講演会かなと思っていましたが、行って吉村さんと話してみると、ミュージアムの一般のお客さんは、こういったイベントにはほとんど興味を示さないということを聞かされて、少し焦りました。ほとんどのお客さんは、好きなマンガを「マンガの壁」と呼ばれる館内いっぱいの棚から取り出して、いろんな場所で思い思いに読みふけっています。

焦った、というのは、幅広い聴衆への“つかみ”として、“コスプレ”を企んでいたためです。少しためらわれましたが、せっかく準備してきたので、決行しました。私は“博士”の衣装ですが、相方の吉村さんは、センターのイベント用に置いてあったペンギンの着ぐるみです。「石橋博士とペン吉」のペアが出来ました。

講演が始まって、お客さんはざっと30人ほど。勤務先の事務方が2人も来ておられたのでびっくり。講演の内容は、私が役割語の概要と、博士語の歴史、「アルヨ言葉」の歴史をパワーポイントを使って説明したあと、吉村さんに、マンガの人物描写と内面との関係、その政治性について補足していただきました。15分ほどの間、フロアとのディスカッションもしました。

終了後も、何人もの初対面の方々から話しかけられ、手応えを感じました。小説を書いているという若い旅行者の方、小学校の先生など、普段出会わない方々とお話しできてよかったと思います。

新著『役割語研究の地平』をたずさえて、くろしお出版のIさんも駆けつけていましたが、会場で即売し、10冊ほど売れたそうです。

講演終了後、科研費の打ち合わせを行い、心理実験のアニメーションの作成その他について話し合いました。そのあとミュージアム内を自由に見学、夕方は近くのお寿司屋さんの座敷で、懇親会。参加者は、科研費メンバーのOさん、Tさん、Iさん、吉村さんのほか、マンガミュージアムのIさん、Oさん、出版社のSさんとIさん、COEの研究メンバーだったYさん1とYさん2、Tさんです。幅広い問題について意見を交換し、有意義でした。

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