オキナワの役割語
沖縄キリスト教学院大学 人文学部 コミュニケーション学科 准教授の本浜秀彦先生から、論文・講義資料等をいただきました。
・「オキナワ文学における「方言」の位置」
早稲田大学 文化構想学部・文学部
総合講座「アジアのことばと文化」2008年5月7日
・「沖縄表象は、猥雑なトラベルライティングか?」
『国文学 解釈と教材の研究』2008年7月号(第53巻10号)
特集 地方の文学・沖縄編、100-108頁
上の講座では、沖縄の役割語についてご考察なさっています。以下に該当箇所をご紹介させていただきます。
6 沖縄表象における「役割語」とステレオタイプの問題
95年以後、「外部」の視点での沖縄表象が急増(例・テレビドラマ「ちゅらさん」)
→ステレオタイプの問題
役割語 ~ある特定の人物像を思い浮かべることができるときの、その特定の言葉づかい~
(金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』、岩波書店、2003年)
~ステレオタイプの言語的側面(例)台詞の文末表現「~さあ」の多用
→「ハッピーオキナワン」の捏造
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