新着論文2本
著者より、下記の2点をお送りいただきました。
高橋すみれ (2009.3.31) 「悪女の「役割―少女マンガ「ライフ」にみる少女の「女ことば」―」国際基督教大学ジェンダー研究センター編集委員会(編)『ジェンダー&セクシュアリティ』No. 04, pp. 17-36, 国際基督教大学ジェンダー研究センター.
高橋すみれ (2009.3) 「挑発する「女ことば」―少女マンガ「ライフ」にみる少女の二面性と言語使用―」『多元文化.』第9号, pp. 95-109, 名古屋大学国際原義文化研究科・国際多元文化専攻.
どちらも、マンガ「ライフ」(すえのぶけいこ作)の“愛海”の、一見過剰な「女ことば」と「少女ことば」の切り換えに注目し、キャラクターの“内面”よりはむしろ作者と読者の巨視的なコミュニケーション(山口 2007)の観点を重視した分析を行い、女ことばに新しい意味づけを行おうとしています。作品の丹念な読解に共感が持てました。
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