« 江原大学校でのシンポジウム | トップページ | ぼくと俺 »

2010年3月14日 (日)

「属性表現」をめぐって

大変重要な論文が発表されました。

西田隆政 (2010.3.18) 「「属性表現」をめぐって―ツンデレ表現と役割語との相違点を中心に―」『甲南女子大学 研究紀要』第46号 文学・文化編 pp. 1-11

要旨:ツンデレ表現の研究の進展とともに、従来の役割語とは相違する面のあることが注意されるようになった。特定の言語表現が特定の人物像を想起させるという点で、ツンデレ表現と役割語は共通する。しかし、性格的属性とみなされるツンデレやボクっ娘などと、職業や階層等の社会的な属性とみなされる博士やお嬢様とに、相違する点があるのは、あきらかである。本稿では、ツンデレ表現のような性格的な属性をしめす言語表現を「属性表現」と規定した。そして、役割語とは同一基盤上にあるものの、そのさししめす人物像の相違する点から、「属性表現」は役割語の前段階ともいえるものであることを指摘した。最近の例では、メイド喫茶などでメイドの使用する接客用のことばは、「属性表現」から役割語へと変化しつつあるものと考えられる。(p. 1)
(※原文にあった誤植を、著者のご指示により訂正しました。)

« 江原大学校でのシンポジウム | トップページ | ぼくと俺 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「属性表現」をめぐって:

« 江原大学校でのシンポジウム | トップページ | ぼくと俺 »

最近のトラックバック

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31