村上春樹と方言について
第8回村上春樹国際シンポジウム(於 北海道大学, 2019年7月20日)での「基調講演3」の予稿集原稿(修正版)をアップロードいたします。
村上春樹の小説における関西弁使用が、1995年の阪神・淡路大震災および地下鉄サリン事件を契機として深化していくように見えるのは、郷里や父親との関係が作家自身の中で変容していったことと関係があるのではないかとの推測を記しています。私自身の上京・帰郷や被災の経験とも重ね合わせての仮説です。一年後にはフルペーパーとして公開できる見通しです。
どうぞご参照ください。
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