2018年10月26日 (金)

「〈役割語〉トークライブ!」第6回配信されています

研究社ウェブマガジン Lingua の連載「〈役割語〉トークライブ!」第6回が配信されました。
DJは、新登場の西田隆政さん(甲南女子大学教授)です。テーマは「ツンデレ」。
「ツンデレ」ってどんなキャラやの?
 ーー甲矢舞の暴走
甲矢舞って誰でしょうね? 興味津々ですね。どうぞ、お楽しみください。

2018年9月30日 (日)

「〈役割語〉トークライブ!」第5回配信されています

研究社ウェブマガジン Lingua の連載「〈役割語〉トークライブ!」第5回が配信されました。
DJは、前回に引き続き依田恵美さんで、「これも〈役割語〉です。—〈西洋人語〉「おお、ピエール」(2)」ととなります。歴代の『ロミオとジュリエット』の翻訳史をたどった、大変な力作で、読み応えがありますよ! ぜひ訪れてください。

2018年8月23日 (木)

「〈役割語〉トークライブ!」第4回配信されています

研究社ウェブマガジン Lingua の連載「〈役割語〉トークライブ!」第4回が配信されました。
今回は、依田恵美さんで、「これも〈役割語〉です。—〈西洋人語〉「おお、ピエール」(1)」という内容です。ぜひ御覧ください。

2016年10月17日 (月)

村上春樹翻訳調査プロジェクト

大阪大学文学研究科・金水研究室では、「村上春樹翻訳調査プロジェクト」を進めております。

これは、役割語・キャラクター言語研究の観点から、村上春樹の小説作品の原著と各国語による翻訳書との対照を通じ、キャラクターを言語によっていかに翻訳するかという問題を考えていくための基礎研究と位置づけられます。
なぜ村上春樹かというと、彼の小説作品は非常に多くの国・地域で翻訳され、世界中に読者を持っている上に、キャラクターのかき分けが多彩で、役割語・キャラクター言語の観点からとてもおもしろい題材を提供してくれるからです。
現在のところ、『海辺のカフカ』を主たる対象とし、翻訳書の書誌調査と、キャラクターの言語調査の一部に取りかかり始めたところです。2017年初頭をめどに、1冊めの報告書の刊行を計画しております。また、台湾・淡江大学の「村上春樹研究センター」との協力も深めていく予定です。
現在、調査に用いている調書のファイルを下に貼り付けます。
できるだけたくさんの方に興味を持っていただき、参加していただけましたら幸いです。
代表:金水 敏(大阪大学大学文学研究科教授)kinsui at let.osaka-u.ac.jp
参加者:
ナタリア・コンスタンティノフスカヤ(UCLA)〔ロシア語〕
セバスティアン・リンドソコグ(大阪大学)〔スウェーデン語〕
トマシュ・ヴォイチェホビッチ(大阪大学)〔リトアニア語・ポーランド語〕
文雪(大阪大学)〔中国語(大陸)〕
劉翔(大阪大学)〔中国語(大陸)〕
サラ・ソラー(大阪大学)〔英語〕
チュティパック・チャイウィロート(大阪大学)〔タイ語〕
山木戸浩子(藤女子大学)〔英語〕
平塚雄亮(志學館大学)〔韓国語〕
金昴京(福岡大学)〔韓国語〕
内川かずみ(ハンガリー/エトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE))〔ハンガリー語〕

2011年9月 4日 (日)

『役割語研究の展開』書評

くろしお出版の池上達昭さまより、下記書評のことを教えていただきました。

金水敏編『役割語研究の展開』を読む

我々が日常的に用いている「言葉」
そのものの本質を腑分けして提示
日本文化と言葉の関係が本質的に解き明かされることを、期待したい

藤田直哉(SF/文芸評論家)

『図書新聞』3029号 2011年9月10日 2面
発行 (株)図書新聞

以下に、末尾部分を引用します。

 「役割語」はステレオタイプであり、リアリズムとは違う。東南アジア人などのケースでは、偏見を助長しかねないという危険はある。だが、このあまりに複雑な「バーチャル日本語」は、規範的な文法よりも、雑多で祝祭的で、豊かな側面を持っていることは確かである。日本語が文化的に“実際に”持っているこのような言葉の領域の研究から、日本の文化と言葉の関係が本質的に解き明かされることを、期待したい。キャラクター研究を日本語という角度から、あるいは日本語研究をキャラクター論という角度から、一気に拡張する可能性のある一冊である。

2010年8月 5日 (木)

科研費NEWSに掲載されました。

「キャラクターと言葉をつなぐ「役割語」の研究」(大阪大学教授・金水 敏)『科研費NEWS』2009, Vol. 4, p. 4、文部科学省/独立行政法人・日本学術振興会

こちらからダウンロードできます。

2009年9月30日 (水)

図書リスト

SKの研究室にある図書資料のリストを作りました。こちらのページをご覧ください。

2009年9月26日 (土)

役割語図書室成長中

研究員「あまり」さんのご努力で、「SKの役割語図書室」が充実しつつあります。

この「役割語研究室」からの図書項目のお引っ越しもおおかた終わりました。

研究室ともども、図書室をご活用ください。

2009年8月 1日 (土)

「ナットク日本語塾」で役割語

NHKアナウンス室のTさんという方から、メールで下記のような連絡をいたさきました。

普段は、教育テレビで放送している「ことばおじさんのナットク日本語塾」という番組の
ディレクターも担当しておりまして、このほど、番組で「役割語」をとりあげることになりました。

金水先生の著作をもとに、2分強にまとめてあります。

きちんとまとまっているのかいまひとつ不安ではあるのですが、お時間がございましたら、ご覧いただければ幸いです。

8月3日(月)午後1:55~2:00
NHK教育テレビ「ことばおじさんのナットク日本語塾」

です。

どんな風にまとめていただいたか、楽しみです。

2009年1月17日 (土)

速報:3月28日・29日にシンポジウム・研究発表会

金水の科研費、定延さんの科研費その他に基づいて、3月28日・29日に神戸大学で、役割語・発話キャラクタをめぐるシンポジウムと研究発表会を行います。

プログラムがかなり固まってきたので、速報として流します(PDFファイル)。最終案が決まりましたら、また掲示します。

「sympo09pro.pdf」をダウンロード

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