2019年2月18日 (月)

2019年3月の役割語研究会のお知らせ

 日本通訳翻訳学会会長の河原清志さん(関西大学)を講演者にお迎えして、役割語研究会を実施いたします。ふるってご参加ください。

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日時:2019年3月17日(日)13:00〜17:45
場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟・1階文11講義室

 

〈プログラム〉
13:00〜13:50
発表者1: セバスティアン・リンドソコグ(大阪大学大学院)
  「スウェーデン語における役割語」
14:00〜14:50
発表者2: フィゲイラ・フラヴィオ(東京外国語大学大学院)
  「翻訳における役割語の問題―ポルトガル語訳に見られる日本語役割語への対応―」
15:00〜16:00
発表者3: 山木戸浩子(藤女子大学)
  「ふかえり(『1Q84』)の変わった話し方は英語でどのように翻訳されるのか」
(休憩)
16:15〜17:45
講演:河原清志(関西大学)
  「翻訳をめぐる役割語(言語学)と役割理論(社会学)の接点」

 

〈講演要旨〉
 まずは米国大統領の演説や中国英語メディアのテクストの翻訳を分析し、翻訳におけるイデオロギー表出性と隠蔽性について論じ、翻訳の相対性・介入性・構築性についてお話します。次に、文学作品の翻訳における微視的伝達と巨視的伝達の両局面における役割性を具体例とともに分析し、翻訳行為全体における(翻訳者自身を含む)諸々の「人物」の役割・規範と役割行為性について社会学の役割理論を加味して考え、翻訳における役割語をできるだけ包括的に定位します。扱う理論は、社会記号論、認知言語類型論、言語人類学、翻訳学(シフト論、目的論、規範論、異化作用など)です。これらの言語理論や翻訳理論、社会学理論もわかりやすくお話します。皆様からのご意見も是非お聞かせいただき、役割語について一緒にいろいろな角度から議論できれば幸いです。

 

〈河原清志さんのプロフィール〉
関西大学外国語学部・外国語教育学研究科教授。日本通訳翻訳学会会長、日本メディア英語学会元副会長。主要著書は『翻訳等価再考―翻訳の言語・社会・思想』(晃洋書房)。専門は、通訳翻訳学、言語哲学、言語メディア論、最近は宗教学と臨床心理学。

 

※研究会終了後、18:30より阪急石橋駅近辺で懇親会を行います。参加ご希望の方は、できましたら3月11日(月)までに金水までお知らせください。
金水敏:kinsui(at)let.osaka-u.ac.jp ( (at) を半角@に変換してください)

 

※この研究会は文学研究科国際的社会連携型人文学研究教育クラスター(略称:人文学クラスター)「役割語・キャラクター言語から見た翻訳研究」に基づくものです。

2019年1月25日 (金)

金水×田中の年忘れ&新春対談 完結

研究社のWebマガジン Lingua で展開されております、金水の『〈役割語〉トークライブ!」と田中ゆかりさんの『読み解き 方言キャラ』のコラボ企画、「ヴァーチャル日本語 平成最後の! 金水×田中 年忘れ&新春対談」が完結しました。どうぞお楽しみください。
  1. 〈年忘れ編〉『読み解き 方言キャラ』
    http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/lingua/prt/18/hougen1812.html
  2. 〈新春編〉『〈役割語〉トークライブ!
    http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/lingua/prt/18/yakuwari1901.html
  3. 〈番外編〉『読み解き 方言キャラ』
    http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/lingua/prt/18/hougen1901.html
併せて、笠間書院から刊行されております『時代劇・歴史ドラマは台詞で決まる!』(田中ゆかり・金水敏・児玉竜一(編著)、2018)をお読みいただきますと、一層楽しめること請け合いです。

2018年10月 4日 (木)

2018年10月の役割語研究会のお知らせ

20181031

日時:2018年10月31日(水)18:00〜19:00

場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟・1階文11講義室

キャンパスマップ6番の建物

発表者: 金水 敏(大阪大学大学院文学研究科)

「日本の大衆文化・大衆芸能の発達と役割語について(試論)」

どなたでも参加していただけます。
問い合わせ先:金水 敏 kinsui(at)let.osaka-u.ac.jp  ← (at) を@(半角)に

2018年6月28日 (木)

7月の役割語研究会のお知らせ

※この研究会は文学研究科国際的社会連携型人文学研究教育クラスター(略称:人文学クラスター)「役割語・キャラクター言語から見た翻訳研究」に基づくものです。

20180728

201708052

日時:2018年7月28日(土)13:00〜17:30

場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟・1階文11教室

発表者1: 李 珺(大阪大学大学院文学研究科)
題 目:
翻訳の役割語―日中国語教科書のアンデルセン童話を通して―
発表者2: 野村 涼(Purdue 大学大学院)
題 目:
How Yoda Actually Speaks(日本語による発表)
発表者3: 麻 子軒(大阪大学大学院文学研究科・招へい研究員)
題目:
計量的アプローチによる役割語抽出への試み
―テレビゲーム『ドラゴンクエスト3』を例に―
発表者4:山木戸浩子(藤女子大学)
題目:
村上春樹作品における方言の翻訳
出席ご希望の方は、金水までお知らせください。
kinsui(at)let.osaka-u.ac.jp
※役割語研究会の今後の日程:(未定)

2018年6月 6日 (水)

2018年6月・7月の役割語研究会のお知らせ

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日時:2018年6月27日(水)18:00〜19:00

場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟・1階文11講義室

キャンパスマップ6番の建物

発表者: 中澤 陸(大阪大学大学院文学研究科修士課程1年)

「キャラ語尾の新分類とキャラフレーズの提案」

どなたでも参加していただけます。
=====
また、7月の役割語研究会は下記の要領で行う予定です。
日時:2018年7月28日(土)13:00〜17:00
場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟1階・文11講義室
※発表者が内定いたしましたので、募集は締め切ります。
問い合わせ先:金水 敏 kinsui(at)let.osaka-u.ac.jp  ← (at) を@(半角)に

2018年5月16日 (水)

2018年5月の役割語研究会のお知らせ

20180529

日時:2018年5月29日(火)18:00〜19:00

場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟・1階文11講義室

キャンパスマップ6番の建物

発表者: 金水 敏(大阪大学大学院文学研究科)

「『騎士団長殺し』騎士団長の話し方について」

どなたでも参加していただけます。
問い合わせ先:金水 敏 kinsui(at)let.osaka-u.ac.jp  ← (at) を@(半角)に

2018年4月19日 (木)

2018年4月の役割語研究会のお知らせ

Photo

日時:2018年4月23日(月)18:00〜19:00

場所:大阪大学豊中キャンパス・文法経研究講義棟・1階文11講義室

キャンパスマップ6番の建物

1: セバスティアン・リントソコグ(大阪大学大学院文学研究科博士前期課程
2年)
「『パック』シリーズの少年語・上司語について」

併せて、今年度の役割語研究会の運営についてご相談させていただきます。

どなたでも参加していただけます。
問い合わせ先:金水 敏 kinsui(at)let.osaka-u.ac.jp  ← (at) を@(半角)に

2018年2月27日 (火)

第50回メディアとことば研究会

サイトリンク

日時:2018年3月9日(金)10:30-12:35

場所:早稲田大学 26号館 702室

主催:メディアとことば研究会
後援:日本言語政策学会

メディアの中の政治とことば
—市民に開かれた〈やさしい政治のことば〉の創発に向けて—

プログラム:
10:30–10:35 挨拶
10:35–10:55 発表 依田恵美氏
10:55–11:05 質疑応答
11:05–11:15 休憩
11:15–12:00 講演 札埜和男氏
12:00–12:10 参加者自己紹介
12:10–12:30 全体議論
12:30–12:35 次回の予告、終了

企画趣旨: 2009年5月に裁判員制度が施行され、法言語の理解は、必要不可欠な市民リテラシーとなった。しかし、未だに法律用語は難しいという印象を持つ人は多い。また、テレビ中継される国会審議やメディア報道において、法言語の難解さや曖昧さに対する言語学上の課題は増加している。
 このような社会状況をふまえ、政治のことばの特徴を、政治マンガの役割語に焦点をあて捉えた上で、法言語の特徴と国語教育における法言語教育の実践をご紹介いただき、市民に開かれた<やさしい政治のことば>のあり方について共に議論を深めたい。

研究発表:依田恵美氏(神戸学院大学 講師)
発表題目 :「役割語から見た政治マンガ」

専門分野:日本語学、言語学、音声学 博士(文学・大阪大学)
研究テーマ:役割語
関連業績:
・「西洋人キャラクタを中心とした役割語としてのカタコト日本語の研究」(博士論文)
・「役割語・キャラクター言語から見た翻訳研究 ―村上春樹作品を中心に」社会言語科学会WS(2017) 代表:金水敏氏(大阪大学大学院) 

講 演:札埜和男(フダノカズオ)氏(岡山理科大学 准教授)
題 目:「国語科に法言語教育を取り入れる意義—市民性教育としての法言語リテラシー—」(仮題)

専門分野:国語(科)教育学・方言学・法言語(教育)学 博士(文学・大阪大学)
研究テーマ:国語科における法教育(模擬裁判等)、 方言(教育)、臨床こくご学
学会関係役職:「法と言語学会」理事 「日本笑い学会」理事
研究内容: http://www.ped.ous.ac.jp/stafflist/kfudano/
著書:
・『法廷はことばの教室や!ー傍聴センセイ裁判録』(2013)
・大修館書店・『法廷における方言ー「臨床ことば学」の立場からー』 (2012) 和泉書院

2018年1月26日 (金)

役割語関連の博士論文の公開審査会について

下記のように、文雪さんが役割語の翻訳について学位請求論文を提出されました。公開審査会を開きますので関心がおありの方はご参加ください。

=====

以下の日程で博士学位申請論文の公開審査会を行います。
どなたでも参加できます。

2018年1月31日(水)於 大阪大学会館セミナー室1
10:30〜12:00
中野直樹『「字鏡」諸本の基礎的研究』
 主査:岡島昭浩 副査:金水敏 岸本恵実
15:00〜16:30
文 雪『役割語の翻訳手法』
 主査:金水敏 副査:岡島昭浩 岸本恵実 浅見洋二

2018年2月9日(金) 於 豊中キャンパス・文法経本館 461講義室

※会場はアクセスマップ4番の建物

13:30〜15:00
河野光将『近世忌テニヲハ論の研究』
 主査:岡島昭浩 副査:金水敏 岸本恵実
15:10〜16:40
ダニエル・小林ベター
『明治時代の日本語における文字・表記の画一化について』
 主査:岡島昭浩 副査:金水敏 岸本恵実 矢田勉

2017年11月 7日 (火)

コリンヌ・アトラン氏(「海辺のカフカ」仏語訳者)講演

Photo

読むこと、書くこと、訳すこと

■コリンヌ・アトラン(Corinne ATLAN) フランス国立東洋言語文化学院卒業。フランス語教師として15年間アジアに滞在し、東京、京都、名古屋、カトマンズ(ネパール)などで教鞭をとる。村上春樹、大庭みな子、村上龍、平野啓一郎の小説をはじめ、約60もの日本文学作品をフランス語に翻訳。自身の小説やエッセーも刊行、数々の受賞歴がある。次を参照:www.corinne-atlan.fr

■講演概要 翻訳家とはまず読書家であり、作者の関心のみならず自分自身の感覚にも敏感でなければなりません。翻訳家はそうして、テクストの「奇妙さ」を保持したいという欲望と、それを誰もが理解できるように解読する必要性との間で揺れながら、綱渡り芸人のように歩んでいきます。翻訳家とはどうしようもなく逆説的な存在です。自分の偏愛する外国語の意味を忠実に伝達するために、その言語を消し去るのですから。繊細きわまりないニュアンスとともに正確な意味を言葉によって再現する行為を通じて、翻訳家は、「書くこととはつねに翻訳すること」だと知っているのです。

日時:2017年11月20日(月)16:30-18:30

会場:大阪大学豊中キャンパス  文学部本館中庭会議室(リンク先地図中4番の建物)

アクセスマップ

お問合せ:大阪大学フランス文学研究室   電話06-6850-5117  yamajo@let.osaka-u.ac.jp

フランス語講演、日本語通訳あり 入場無料、来聴歓迎

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