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2008年4月13日 (日)

〈国語〉と〈方言〉のあいだ

Photo_2 安田敏朗
『〈国語〉と〈方言〉のあいだ
     ―言語構築の政治学』

人文書院、1999年

ISBN:9784409040430

【目次】

序章 排除と包摂のなかの「方言」
 第1節 いま、「方言」を語ること
 第2節 「方言」の語られる時期―「三つの山」
 第3節 「第四の山」と「方言」史認識
 第4節 近代日本言語史のとらえ方―言語構築の政治学をめぐって
 第5節 「方言学」と植民地支配―総括の有無
 第6節 「国語」と「方言」のあいだ

第1章 近代国民国家形成と「方言」―「国語」の通時性と共時性のはざまで
 第1節 二つの「方言」イメージ
 第2節 制度的・学問的に調査される以前の「方言」
 第3節 「方言」調査の学問化
 第4節 「方言」調査の組織化・制度化
 第5節 教育の場で語られる「方言」
 第6節 日本語系統論と「方言」の語り方

第2章 「帝国」日本と「方言」
 第1節 1930~40年代「方言」論
 第2節 「帝国」日本と「方言周圏論」、「方言区画論」
 第3節 朝鮮語研究と「方言周圏論」、「方言区画論」
 第4節 「方言」のレトリック―日本語非「母語」話者の研究
 第5節 「方言」イメージの衝突と「帝国」日本―1940年を前後とする「標準語」論と「方言」
 第6節 「方言研究」から「方言学」へ

第3章 「新生」国民国家日本と「方言」
 第1節 敗戦後国語国字問題の見取り図
 第2節 「方言」研究のあり方
 第3節 「共通語」の設定
 第4節 「標準語教育論争」
 第5節 「方言コンプレックス」に見る言語構築の政治学

終章 「方言」のゆくえ
 第1節 「方言の復権」
 第2節 「新方言」、「ネオ方言」
 第3節 「方言」は国家を越えるか

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