マンガのなかの〈他者〉
伊藤公雄編(2008)『マンガのなかの〈他者〉』臨川書店が出版されました
以下は詳細です。
『マンガのなかの〈他者〉』 《ビジュアル文化シリーズ》
編者 伊藤公雄
発行 臨川書店
ISBN 978-4-653-04014-9
四六判上製/約250頁/定価2,520円
【内容】
はじめに……………………………………………………………伊藤公雄
第1章 マンガにおける異人ことば……………………………… 金水 敏
第2章 歴史的表象としての視覚的「日本人」像…………………吉村和真
第3章 『ドラゴンボール』と出会った韓国
―暴力的で扇情的な〈他者〉としてのマンガ…………山中千恵
第4章 日本のマンガにおける他者との遭遇…………………… 梁 仁實
第5章 戦後少年マンガのなかの「敵」イメージをめぐって………伊藤公雄
第6章 「他者」としての「ヒットラー」
―『アドルフに告ぐ』とドイツ娯楽メディアにおけるヒットラー像の諸相
……………………………………………………… ベディーナ・ギルデンハルト
おわりに……………………………………………………………金水 敏
« 秋田大学ことばの調査 第4集 | トップページ | 日本語史のインタフェース »
「マンガ」カテゴリの記事
- 『国際マンガ研究 3 日韓漫画研究』(2013.08.23)
- Manga Comics Museums in Japan Cultural Sharing and Local Communities 日本のマンガミュージアム―あらたな文化共有と地域社会―(2013.08.23)
- 空を越えて 手塚治虫伝(2012.12.03)
- 杉浦茂の摩訶不思議世界 へんなの(2012.11.26)
- 言語と貧困 負の連鎖の中で生きる世界の言語的マイノリティ(2012.11.26)
「アニメ」カテゴリの記事
- 「教養としての日本語」参考図書(宮崎駿・ジブリ関係)(2018.10.08)
- 物語論で読む村上春樹と宮崎駿 ――構造しかない日本(2010.02.02)
- ゴジラと御真影 -サブカルチャーから見た近現代史-(2010.01.05)
- 物語工学論(2010.01.05)
- 小説キャラクターの創り方―漫画・アニメ・映画、小説から学ぶ(2010.01.05)
「各国語・翻訳・吹き替え」カテゴリの記事
- 関西弁超訳 論語 関西弁で深く読み解く孔子の思想(2012.12.03)
- 近代日本の翻訳文化と日本語 翻訳王・森田思軒の功績(2012.11.26)
- 言語と貧困 負の連鎖の中で生きる世界の言語的マイノリティ(2012.11.26)
- 英語の呼びかけ語(2012.07.23)
- ヘルンさん言葉の世界 ―小泉八雲の日本語と明治期の日本語教育をめぐって―(2012.07.23)
「歴史」カテゴリの記事
- 依田恵美「明治期のピジンは何を伝えたか」(2015.12.31)
- 話し言葉の日本史(2012.11.26)
- 交錯するアート・メディア(2010.08.10)
- 月刊『言語』特集:日本語のスタイル(2010.04.26)
- ジェンダーで学ぶ言語学(2010.04.20)
「役割語」カテゴリの記事
- 「教養としての日本語」参考図書(役割語関係)(2018.10.08)
- 関西弁超訳 論語 関西弁で深く読み解く孔子の思想(2012.12.03)
- 役割語に関する論文2本:「スペイン語の「役割語」」「エイリアンの作り方」(2012.12.03)
- 日韓両言語学習者間の役割語相互学習−オンライン協働翻訳活動の分析と評価−(2012.10.23)
- 役割語研究の展開(2012.08.28)
「ステレオタイプ」カテゴリの記事
- <女中>イメージの家庭文化史(2012.11.26)
- 国際日本学とは何か? 中国人の日本観 相互理解のための思索と実践(2012.07.23)
- アジア映画にみる日本 Ⅰ 中国・香港・台湾編(2012.07.23)
- 「方言コスプレ」の時代――ニセ関西弁から龍馬語まで(2012.05.07)
- 物語消滅論(2009.12.14)
コメント