古典キャラクターの可能性
勉誠社編集部【編】
定価 2100円(本体2000円)
刊行日 2008年3月
ISBN(13) 978-4-585-10359-2
ISBN(10) 4-585-10359-7
サイズ・頁数 A5判 上製 ・ 224頁
目次 序言 古典キャラクターの可能性/相田満
キャラクター論と人物論 平安物語文学のキャラクター形成/岡部明日香
歌舞伎のキャラクター「役柄」 娘形の成立/武井協三
聖徳太子認識の変遷とその表象としての造像/渡辺信和
「古代ロマン」の名のもとに描かれた藤原不比等像 漫画・小説から/佐藤敬子
諸葛孔明、その人物像の変遷/黄翠娥
光源氏と仏教に縁なき衆生・末摘花 仏像によそえられる人物/藏中しのぶ
アジアの観音伝承の展開 キャラクター論の視座から/横田隆志
キャラクターとしての形代 平安時代の物語文学を中心に/岡部明日香
『論語』のキャラクター学/三田明弘
旅する清少納言 『松島日記』にみる清少納言像/中村祥子
戦う〈異性装〉 ―〈解装〉による、その存在の終焉―/齋藤正志
台湾における桃太郎 葉宏甲「新編桃太郎」をめぐって/武久康高
一大学生から見た、台湾での日本大衆文化の受容と変容/林欣慧
ゴジラと香山滋の文学世界/三田明弘
ブックレポート
『中国の近代美術と日本』 20世紀日中関係の一断面 陸偉榮著/瀧本弘之
連載 襄陽攻防記 第一回
宋元決戦・新時代の到来/本田精一
連載 天理参考館の中国玩具資料①
子授け祈願人形『泥娃娃(ニーワーワー)』/中尾徳仁
連載 アジアの美術を楽しむ
新しい建物の完成を待つ根津美術館/西田宏子
(あまり)
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