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標準語・共通語・方言

2012年11月26日 (月)

イエスの言葉 ケセン語訳

山浦玄嗣(2011)『イエスの言葉 ケセン語訳』,文春新書

ケセン語=岩手県気仙地方の言葉で訳された福音書が、なぜこんなにも心を揺さぶるのか。「愛」とは? 「信仰]とは?「天国」とは? 難解だった聖書の世界が身近になり、絶望の淵から立ち上がる勇気を与えてくれる。被災地の医師がたったひとりで書き上げた感動の聖書訳。
(内容紹介より)
Ieskesen

2012年6月11日 (月)

ケセン語の世界

山浦玄嗣(2007)『ケセン語の世界』,明治書院.


リアス式海岸の美しい岩手県沿岸南部を気仙地方という。現在の行政区分では大船渡市、陸前高田市、気仙郡住田町、釜石市に編入された旧・唐丹村がこれに含まれる。藩政時代には仙台藩の北のはずれで盛岡藩と藩境を接していた。気仙方言をケセン語と呼んで、1つの独立言語のごとくにみなし、その総合的な研究を試みた。(内容紹介より)


Kesengo


コテコテ大阪弁訳「聖書」

ナニワ太郎&大阪弁訳聖書推進委員会()『コテコテ大阪弁訳「聖書」』,データハウス.


大阪弁の聖書があってもええやないですか! ホンマもんの関西人で翻訳されたホンマもんの「聖書」 世にも珍しいコテコテの関西味「新約聖書」でっせェ~! (内容紹介より)


Osakabenseisyo


大阪ことば学

尾上圭介(1999)『大阪ことば学』,創元社.


注文された品物がないときは「おまへん」ではなく「おまへんねん」と答える。動物園の檻の前の立て札には「かみます」とだけ書いてある。距離をとらずにさっぱりと、聞いて退屈せんように、なんなと工夫して話すのでなければ、ものを言う甲斐がない。誤解されがちなことばの意味と背後にある感覚を、鋭く軽快に語る大阪文化論。(内容紹介より)


Osakakotobagaku


2012年5月 7日 (月)

「方言コスプレ」の時代――ニセ関西弁から龍馬語まで

田中ゆかり(2011)『「方言コスプレ」の時代――ニセ関西弁から龍馬語まで』,岩波書店.

関西人でもないのに「なんでやねん」とつっこむ。九州人でもないのに「お引き受けしたでごわす」と男らしく受け止める──こんな方言コスプレが旬の話題となって久しい。方言の価値の変遷、小説・マンガ・TVドラマなど創作物における方言イメージの蓄積と流通。意識調査とコンテンツ分析から、日本語社会のいまを読み解く。(内容紹介より)

Images


2010年7月 6日 (火)

マンガは越境する!

著者である京都国際マンガミュージアムの吉村和真様・イトウユウ様からいただきました。

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大城房美・一木 順・本浜秀彦編(2010)
『マンガは越境する!』世界思想社
ISBN 4790714613
サイズ B6 ページ 271P

第1部 「国境」を越えるメディアとしてのマンガ/第1章 <越境する>日本マンガ/第2章 グローバル化するマンガ/第3章 増殖するマンガ/第4章 マンガとヴィジュアルカルチャー/第5章 国境を越える少女マンガ/第6章 <越境する>少女マンガとジェンダー/第2部 「越境」とローカリティ/第7章 一九七〇年代のまんが/第8章 地方マンガのポジション/第9章 望郷するマンガ/第10章 沖縄とマンガ/第11章 マンガにおける場所と記憶/(目次より)

2010年6月22日 (火)

首都圏における言語動態の研究

著者よりいただきました。

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田中ゆかり(2010)

首都圏における言語動態の研究」

笠間書院
ISBN 9784305705068

【目次】

    はしがき
    凡例

第1部 「気づき」と言語変化

第1章 「気づきやすさ」と「変わりやすさ」

   1.はじめに
   2.「気づき」と「変わりやすさ」からみた言語変化事象の分類
   3.「気づき」と「変わりやすさ」の観点からみた「とびはね音調」
   4.おわりに「女らしい」藤原先生

第2章 「聞き取りアンケート調査」の有効性と制約
   1.はじめに
   2.「聞き取りアンケート調査」とは
   3.先行研究からみた「聞き取りアンケート調査」の有効性
   4.「聞き取りアンケート調査」の制約
   5.おわりに

第3章 「気づき」にかかわる言語事象の受容
――山梨県西部域若年層調査を中心に――

   1.はじめに
   2.「気づき」のない(弱い)言語事象としての非共通語
   3.「気づかない非共通語」検討に用いる山梨県若年層調査資料の性質
   4.出現率からみた「気づかない非共通語」
   5.「歩み寄り」の方法としての非共通語受容
   6.まとめ
   7.おわりに

第4章 アクセント型の獲得と消失における「実現型」と「意識型」
――外来語アクセント平板化現象から――

   1.はじめに
   2.「実現形」と「意識形」
   3.首都圏西部域若年層における外来語アクセントの「実現型」
   4.首都圏西部域若年層における外来語アクセントの「意識型」

第5章 形容詞活用形アクセントの複雑さが意味するもの
――「気づき」と「変わりやすさ」の観点から――
   1.はじめに
   2.先行研究における形容詞活用形アクセント型の複雑さ
   3.首都圏高年層読み上げ式調査による検討
   4.聞き取りアンケート調査データによる検討
   5.形容詞活用形アクセントの複雑さが意味するもの
   6.おわりに

第6章 Ⅰ類動詞連用形尾高型の消失
   1.はじめに
   2.Ⅰ類動詞連用形尾高型について
   3.分析に用いるデータの概要
   4.高年層データからみるⅠ類動詞連用形のアクセント
   5.高校生データからみるⅠ類動詞連用形のアクセント
   6.山梨中学生データからみるⅠ類動詞連用形のアクセント
   7.3種類のデータからみたⅠ類動詞連用形のアクセント
   8.おわりに

第2部 「とびはね音調」の成立とその背景      

第1章 「とびはね音調」とは何か
   1.はじめに
   2.「〜ナイ?」の問いかけ音調のバリエーション
   3.「とびはね音調」成立の背景
   4.「とびはね音調」に付与される社会的コメント
   5.おわりに

第2章 新しい音調の受容と回避
――「とびはね音調」と「尻上がりイントネーション」――
   1.はじめに
   2.首都圏高校生調査概要
   3.実現音調からみる「とびはね」と「尻上がり」
   4.意識調査からみる「とびはね」と「尻上がり」
   5.実現音調と意識調査からみる「とびはね」と「尻上がり」
   6.「とびはね」と「尻上がり」に対するイメージと採否行動
   7.「とびはね」と「尻上がり」の差をどのように考えるか
   8.まとめ
   9.おわりに

第3章 「とびはね音調」の採否とイメージ
   1.はじめに
   2.首都圏西部域高校生調査データの概要
   3.リスト読み上げ式調査による「実現型」
   4.聞き取りアンケート調査による「意識型」
   5.聞き取りアンケート調査における「意識型」とイメージ
   6.おわりに

第4章 中学生のアクセントとイントネーション
――世田谷区立中学校における聞き取りアンケート調査から――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.聞き取りアンケート調査結果概観
   4.「とびはね音調」項目と他項目とのかかわり
   5.まとめ
   6.おわりに「気づき」のない(弱い)言語事象としての非共通語
      
第5章 「とびはね音調」の成立と拡張
――アクセントとイントネーションの協同的関係――

   1.はじめに
   2.聞き取りアンケート調査概要
   3.聞き取りアンケート調査結果
   4.回答者の回答傾向からみた検討
   5.おわりに

第3部 アクセント変容からみた首都圏方言

第1章 方言接触からみた首都圏西部域のアクセント
――2・3拍名詞の場合――
   1.はじめに
   2.調査地域のアクセントと先行研究
   3.調査概要
   4.2拍名詞のアクセント
   5.3拍名詞のアクセント
   6.おわりに

第2章 指向性解釈の可能性
――首都圏西部域高年層アクセントデータによる検討――
   1.はじめに
   2.データ構造の検討に用いる多変量解析の手法
   3.データ構造の把握による帰納的解釈の試み
   4.アクセント型の観点からの解釈
   5.話者の観点からの解釈
   6.試行により提示したこと
   7.おわりに

第3章 外来語アクセント平板化現象の実態と意識
   1.はじめに
   2.平板化現象に関する先行研究
   3.調査概要
   4.平板化現象実態調査の結果
   5.高校生聞き取りアンケート調査の結果
   6.高校生調査におけるアクセント型イメージ
   7.まとめ
   8.おわりに

第4章 首都圏の地名アクセント
――地元アクセントとメディアアクセント――
   1.はじめに
   2.地名アクセントに関する先行研究
   3.調査概要
   4.高年層調査における地名アクセント
   5.高校生調査からみた地名アクセント
   6.まとめ
   7.おわりに

第5章 「古いアクセント型が保持される要因
――「東山道」・「東海道」・「中山道」を例として――
   1.はじめに
   2.「東山道」・「東海道」・「中山道」のアクセント型新旧
   3.街道名の馴染み度調査の結果
   4.旧街道沿い生育者に保持される古いアクセント型
   5.特殊な場面における古いアクセント型の保持
   6.メディア露出度と古いアクセント型とのかかわり
   7.まとめ
   8.おわりに

第6章 山梨県西部域若年層調査におけるアクセント
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.先行研究から想定した「山梨県方言的要素」
   4.先行研究から想定した「新共通語的要素」
   5.共通語アクセントの出現率からみた全体的な傾向
   6.学校差のみられる項目
   7.まとめ
   8.おわりに

第4部 新しいメディアのインパクト

第1章 「携帯電話」と日本語社会
――携帯普及期における大学生アンケート調査から――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.携帯電話の所持率・所持時期・所持理由
   4.携帯電話の使用機能
   5.つながる相手は誰か
   6.常時接続の携帯で話されることは何か
   7.携帯電話で「便利になったか」,「変わったか」
   8.通話ルールの改変
   9.携帯マナーについて
   10. コミュニケーションの変化
   11.「携帯コトバ」
   12. 携帯に関連した研究テーマ
   13. おわりに

第2章 大学生の携帯メイル・コミュニケーション
――「打ちことば」親密コードルールの萌芽――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.首都圏大学生の「携帯環境」
   4.メイル優位の背景
   5.PCメイルは携帯メイルに及ばない
   6.送受信相手と連絡手段の私的性
   7.携帯メイルの内容と構成要素
   8.携帯メイルにおける記号類の使用
   9.携帯メイルで人間関係は変化したか?
   10. おわりに

第3章 携帯メイルの「おてまみ」性
   1.はじめに
   2.「携帯=メイル」ハードユーザーにおける携帯行動
   3.男女を問わない携帯メイルの「実況中継性」
   4.「メモ」化していく文体
   5.おわりに

第4章 携帯電話と電子メイルの表現
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.大学生における携帯電話とパソコンの普及状況
   4.携帯通話・携帯メイル・PCメイルの送受信件数
   5.固定電話と携帯電話の違い
   6.PCメイルと携帯メイルの違い
   7.おわりに

第5章 携帯メイルハードユーザーの「特有表現」意識
――携帯メイル第一世代の大学生調査から――
   1.はじめに
   2.調査当時における携帯電話・携帯メイルの状況
   3.携帯メイル表現先行研究
   4.調査概要
   5.携帯メイルの「特有表現」
   6.おわりに

第6章 携帯メイルの「キブン表現」
――携帯メイル第一世代の大学生調査から――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.調査結果からみる「キブン表現」
   4.おわりに

第5部 「方言受容」の新しい姿

第1章 首都圏における関西方言の受容パターン
――「間接接触」によるアクセサリー的受容――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.テレビによる「間接接触」
   4.関西方言語形項目の受容パターン
   5.アクセント項目の受容パターン
   6.クラスター分析による考察
   7.おわりに

第2章 現代における「首都圏方言」とは何か
――「方言意識」と「方言使用」――
   1.はじめに
   2.言語意識としては,首都圏に「方言」はない
   3.しかし,「方言」は存在している
   4.世田谷中学生調査からみる方言意識と使用意識
   5.おわりに

第3章 メイルの「方言」は,どこの方言か
――携帯メイル第一世代の大学生調査から――
   1.はじめに
   2.「打ちことば」に現れる「リアル方言」と「バーチャル方言」
   3.大学生調4からみる「ニセ方言」
   4.おわりに

第4章 「方言コスプレ」にみる「方言おもちゃ化」の時代
   1.はじめに
   2.前景化する「方言コスプレ」
   3.「方言コスプレ」前景化の背景
   4.3つの「方言」の層
   5.携帯メイルに現れる「ニセ方言」
   6.若年層にとっての3つの方言層
   7.おわりに

終章

    文献一覧
    初出一覧
    図表一覧

    あとがき

    索引

2010年6月 2日 (水)

言語的発想法の地域差と歴史

執筆者よりいただきました。

小林 隆・澤村美幸(2010)

「言語的発想法の地域差と歴史」

『国語学研究』第49集、pp. 73-86.

  【目次】

  1. 本稿のねらい

  2. 社会構造の歴史との関係

   2.1. 社会組織の歴史との関係

   2.2. 商工業・交通の歴史との関係

   2.3. 人口の歴史との関係

   2.4. まとめ

  3. 日本語史における言語的発想法

   3.1. 種々の表現法の発達

       【挨拶】

       【感動詞】

       【前置き表現】

       【感謝の表現】

   3.2. 文法史に見られる傾向性

   3.3. まとめ

  4. 言語的発想法の方言形成

  5. 都市化と言語的発想法

  6. おわりに

言語的発想法の地域差と社会的背景

執筆者よりいただきました。

小林 隆・澤村美幸(2010)

「言語的発想法の地域差と社会的背景」

東北大学文学研究科研究年報 第59号、pp. (左)162-127.

  【目次】

  1. 本稿のねらい

  2. 言語運用面に見られる地域差

   2.1 口に出す地域/出さない地域

      (1) 挨拶する

      (2) 礼を言う

      (3) 一言添える

   2.2 決まった言い方をする地域/しない地域

      (1) 失敗の感動詞「シマッタ」

      (2) 朝の挨拶「オハヨー」

      (3) 訪問客への対応「オ出ヤス」「愛想ナシデ」

   2.3 細かく言い分ける地域/言い分けない地域

      (1) 「シマッタ」と「オハヨー」

      (2) 痛みの感動詞「アイタ」

      (3) 汎用の挨拶言葉「ドーモ」

   2.4 直接的に言う地域/言わない地域

      (1) 自己行為の宣言「買ウ」

      (2) 相手行為への立ち入り「ドコエ行クカ」

      (3) 現場性の強い叫び「アリャー」

      (4) オノマトペの使用・不使用

      (5) 脅し表現「泣ケバ里カラ鬼ガ来ル」

   2.5 主観的に話す地域/話さない地域

      (1) 共感の強要「ヤッパリ+ホラ+ネ!」

      (2) 心情の吐露「ヨカッタ」

      (3) “当事者離れ”の「ヨー言ワンワ」

   2.6 言葉で相手を気遣う地域/気遣わない地域

      (1) 気遣いとしてのお礼・一言

      (2) 客から店への感謝「アリガトー・オセワサマ」

      (3) 低姿勢の申し出「持タセテモライマス」

   2.7 話を盛り上げる地域/盛り上げない地域

      (1) ボケる・ツッコむ

      (2) 協調する

      (3) 楽しく話す

      (4) 話題にする

  3. 言語的発想法に認められる地域差

   3.1 言語的発想法の抽出

      (1) 言語化

      (2) 定型化

      (3) 分析化

      (4) 加工化

      (5) 客観化

      (6) 配慮化

      (7) 演出化

   3.2 言語的発想法の地域差

  4. 言語環境と言語態度における地域差

   4.1 言語環境の地域差

   4.2 言語態度の地域差

  5. 社会構造の地域差

   [1] 社会組織の地域差

   [2] 商工業・交通の地域差

   [3] まとめ

  6. 結論と課題

2010年4月26日 (月)

月刊『言語』特集:日本語のスタイル

月刊『言語』37-1(2008) 特集:日本語のスタイル―その使い分けと創造性―

役割語に関係する以下の論文が掲載されています。

渋谷勝己「スタイルの使い分けとコミュニケーション」pp.18-25

熊谷智子「依頼と謝罪における働きかけのスタイル」pp.26-33

土屋礼子「新聞にみる話しことばの変遷」pp.34-39

松田美佐「ケータイ/ウェブの表現スタイル」pp.40-45

高木千恵氏「関西若年層にみる東京語の使用」pp.46-51

金田純平・澤田浩子・定延利之「コミュニケーション・文法とキャラクタの関わり」pp.52-59

勅使河原三保子「音声による人物像の表現と知覚」pp.60-65

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