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心理学・認知科学

2012年5月 7日 (月)

ロボット演劇

大阪大学コミュニケーション・デザインセンター(編)(2010)『ロボット演劇』,大阪大学出版会.

国際的に活躍中の二人の天才、ロボット学者石黒浩教授と劇作家・演出家の平田オリザ教授のコ ラボレーションにより生まれた世界初の試みであるロボット演劇をビジュアルに紹介する。二人の対談を軸に,ロボット役者wakamaruの産みの親やプログラミング担当者のエッセー,言語学からみた評価などを織り交ぜ、科学と芸術、哲学が融合した境地を描き出す。平田オリザ作「働く私」 台本も完全掲載。(内容紹介より)

金水 敏「「ええ、まぁ」の言語学―タケオと桃子は二つの“フェイス”の夢を見るか―」を収録。

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2010年7月 6日 (火)

「少女」文化の友

「少女」文化研究会編(2009)
『「少女」文化の友』
(『「せうぢょ」ぶんかのとも』)
年報「少女」文化研究、2010年第4号

本号の特集は「変身?変身!」。

【引用】
よく、「女性は少女から女へ、妻へ、母へと変身する」などと言われるが、結婚や出産等々によってその女性本人は何か変わるのだろうか。変わるのは、ただ周囲との関係性ではないのか。
(東園子「もう一つの変身方法―パリの蝋人形館で「変身」してみるの記」、本誌p.48)

2010年6月15日 (火)

『関係する女 所有する男』

関係する女 所有する男
斎藤 環 (著)

単行本: 256ページ
出版社: 講談社 (2004/01)
ISBN-10: 4062880083
ISBN-13: 978-4062880084
発売日: 2009/9/17

【目次】
第一章 「ジェンダー・センシティブ」とは何か
第二章 男女格差本はなぜトンデモ化するのか
第三章 すべての結婚はなぜ不幸なのか
第四章 食べ過ぎる女、ひきこもる男
第五章 「おたく」のジェンダー格差
第六章 男と女の「愛のかたち」
終章 「ジェンダー」の精神分析
おわりに
主要参考文献

『認知物語論キーワード』

西田谷 洋・浜田 秀・日高佳紀・日比嘉高(2010)『認知物語論キーワード』、IZUMI BOOKS18、和泉書院

【目次】

日比嘉高「はじめに」pp.1-4

日比嘉高「認知物語論の可能性―文学研究から見た―」 pp.7-15

浜田 秀「認知物語論の可能性―言語研究から見た―」 pp.16-24

浜田 秀「メタファー」 pp.25-31

日高佳紀「図と地」pp.32-39

西田谷 洋「ダイクシス」 pp.40-46

浜田 秀「話法」 pp.47-54

日高佳紀「視点」pp.55-62

西田谷 洋「語り」 pp.63-70

日比嘉高「タイトル」 pp.71-78

日比嘉高「主題」pp.79-86

浜田 秀「ジャンル」 pp.87-94

西田谷 洋「〈ブックガイド〉認知物語論のいま」 pp.95-102

日高佳紀「おわりに」pp.103-104

[参考資料]梶井基次郎「桜の樹の下には」(全文)pp.108(右開1)-105(右開4)

2010年3月23日 (火)

日本語談話論

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日本語談話論 (研究叢書)
沖 裕子 (著)

単行本: 543ページ
出版社: 和泉書院 (2006/03)
ISBN-10: 4757603487
ISBN-13: 978-4757603486
発売日: 2006/03
商品の寸法: 22.2 x 16.4 x 3.6 cm

【目次】
1 談話の結節法
2 接続詞の意味・用法と談話展開機能
3 文体形成における語の役割
4 言語接触にみる共通語と方言の類型的文体形成
5 談話構造の地理的変種
6 言語行動における言語・心理・社会
7 談話論と日本語教育学
(あまり)

コミュニケーションの自然誌

コミュニケーションの自然誌 (京都大学人文科学研究所研究報告)
谷 泰 (編集)

単行本: 499ページ
出版社: 新曜社 (1997/03)
ISBN-10: 478850586X
ISBN-13: 978-4788505865
発売日: 1997/03
商品の寸法: 21.4 x 15.4 x 4.4 cm

目次

1 コミュニケーション理論の余白に(伝達・対話・会話―コミュニケーションのメタ自然誌へむけて
情報・規則性・コミュニケーション―シャノンとベイトソンの対比を手がかりに ほか)
2 会話のつらなりのなかへ(だれそれはしかじかであることを知らない―会話における異化経験と関与
終助詞の局所的情報処理機能 ほか)
3 語り手はどこにいるのか(ユニゾンにおける伝達と交感―会話における「著作権」の記述をめざして
アイロニーとコミュニケーション・チャネル ほか)
4 見える相手・見えない相手(関係と交渉のプラグマティックス
相互行為における「打ち切りのストラテジー」 ほか)

(あまり)

2010年3月16日 (火)

「豹変する心」の現象学―精神科臨床の現場から

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「豹変する心」の現象学―精神科臨床の現場から
大饗 広之 (著)

単行本: 244ページ
出版社: 勁草書房 (2009/9/25)
ISBN-10: 4326298952
ISBN-13: 978-4326298952
発売日: 2009/9/25
商品の寸法: 19.2 x 13.4 x 1.8 cm

【目次】

はしがき

第一章 心、このみえないもの
1 若者たちの風景
2 心、そして/あるいは「私」

第二章 豹変する心
1 恐るべき事件
2 ふつうと異常のあいだ
3 疾患は犯行を説明しない
4 それは予兆かもしれない

第三章 カオスの反転模様
1 三つの体験領域
2 アソビからカオスへ
3 反転としてのカオス
4 カオスの極北、裏返された世界
5 カオスはすぐそこにある

第四章 「内なる他者」の反乱
1 「豹変する心」に悩む人たち
2 手がかりとしての「解離」
3 理念型としての「ジキルとハイド」
4 現代のジキルたち
5 解離は危険なメカニズムなのか?
6 「物語の屈曲」から「人格の解離」へ
7 フライングする解離

第五章 精神科のカルテより
1 「臨床等価例」の多様性
2 代表症例
補遺 攻撃に向かう要因──一般青年の調査から

第六章 時代背景と精神疾患
1 理論によるバイアス
2 三つの体験領域と精神疾患
3 変容する疾患図式
4 秩序の崩壊と反転のはじまり

第七章 疾患概念を再考する
1 アノレキシア──垂直方向への上昇
2 PTSD──水平方向へのスライド
3 人格の解離──多元化する主体
4 アスペルガー──中心の喪失
5 現実感喪失──希薄化したリアリティー

第八章 自明性なき時代
1 「中心の喪失」から「世界の多元化」へ
2 「物語の解体」から「自己の多元化」へ
3 「正しさ」への懐疑

第九章 科学主義という幻想
1 科学的思考の罠
2 アスペルガーのような世界

終 章 「心の豹変」から「漂流する心」へ

あとがき
索 引

(あまり)

2010年2月 2日 (火)

落語の話術―落語の言語学シリーズ3

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落語の話術―落語の言語学シリーズ3 (平凡社選書)
野村 雅昭 (著)

単行本: 318ページ
出版社: 平凡社 (2000/02)
ISBN-10: 458284202X
ISBN-13: 978-4582842029
発売日: 2000/02
商品の寸法: 19 x 13 x 2.6 cm

【目次】

第1章 間(間の美意識
発話とポーズ ほか)
第2章 クリカエシ(表現技術としてのクリカエシ
主導権をもつクリカエシ ほか)
第3章 展開(展開のレトリック
列挙 ほか)
断章 シグサ
第4章 誇張(落語と誇張表現
比喩~誇張~ウソ―「寝床」の分析 ほか)
第5章 トリチガエ(トリチガエのタイプ
意図的なトリチガエ ほか)
(あまり)

2010年1月 4日 (月)

アニメーションとライフサイクルの心理学

51eoxn0sybl__sl500_aa240_ アニメーションとライフサイクルの心理学
(ビジュアル文化シリーズ)

横田 正夫 (著)
単行本: 275ページ
出版社: 臨川書店 (2008/04)
ISBN-10: 4653040222
ISBN-13: 978-4653040224
発売日: 2008/04
商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm

【目次】
第1章 アニメーションの心理学(アニメーションと心理学との出会い
映画技法の心理学的な解明の試み ほか)
第2章 イジー・トルンカのアニメーション(イジー・トルンカとは
トルンカの人形 ほか)
第3章 川本喜八郎の「犬儒戯画」と「死者の書」(若き日々
トルンカ作品の紹介 ほか)
第4章 「ゲゲゲの鬼太郎」のライフサイクル(タイプ2のアニメーション
マンガ版「ゲゲゲの鬼太郎」 ほか)
第5章 終わりに

(あまり)

日韓アニメーションの心理分析

32273053 日韓アニメーションの心理分析 出会い・交わり・閉じこもり
ビジュアル文化シリーズ

著者/訳者:横田正夫/著 
出版社名:臨川書店 
発行年月:2009年06月
ISBN:978-4-653-04023-1

【目次】
序章
第1章 分身の心理学
第2章 閉じこもりのアニメーション
第3章 交わりのアニメーション
第4章 日本のアニメーションと韓国のアニメーション
第5章 抽象的アニメーションにみられる閉じこもり
終わりに—閉じこもりの力
(あまり)