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歴史

2015年12月31日 (木)

依田恵美「明治期のピジンは何を伝えたか」

依田 恵美さんが岩波『文学』に寄稿された、横浜ピジンに関するご論文です。

依田恵美 (2015) 「明治期のピジンは何を伝えたか−「横浜毎日新聞」ーを手がかりに−」『文学』16-5: 156-173, 岩波書店

2012年11月26日 (月)

話し言葉の日本史

野村剛史(2010)『話し言葉の日本史』,吉川弘文館
昔の日本人はどのように話していたのか。『万葉集』の漢字の使い分けやキリシタン資料などから話し言葉を再現し、古代から近代まで言葉が次第に変化する様子を解明。形に残ることのない「話し言葉」の歴史を考える。
(内容紹介より)
Hanasinihonshi

2010年8月10日 (火)

交錯するアート・メディア

『交錯するアート・メディア』(CROSSING ARTS and MEDIA)

大阪大学グローバルCOEプログラム
コンフリクトの人文学国際研究教育拠点
2007-2009年度報告書

発行年:2010
発  行:大阪大学グローバルCOEプログラム
     コンフリクトの人文学国際研究教育拠点

【目次】
はじめに
1 更新される文化的アイデンティティ
2 芸術の編成/変成
3 表象される〈周縁〉

本書には、以下のような論文が収められていました。

奥中康人「人吉藩鼓笛隊の近代史と復元の問題」
   グローバリゼーションによって生まれ、ローカライゼーションによって生き残った音楽
   pp.012-025

佐々木茂人「マイノリティ文学の創出と言語」
   チェコ・スロバキアのロマ文学をめぐって
   pp.114-120

齋藤  桂「他社の音楽と暴力」
   映画『アバター』と架空の民族性について
   pp.128-135

赤尾光春「東西ヨーロッパにおける「ユダヤ人信仰」の痕跡を辿る」
   トラフテンベルク『悪魔とユダヤ人』(1943)とアンスキー「文化の相互影響」(1923)を
   めぐって
   pp.136-150

2010年4月26日 (月)

月刊『言語』特集:日本語のスタイル

月刊『言語』37-1(2008) 特集:日本語のスタイル―その使い分けと創造性―

役割語に関係する以下の論文が掲載されています。

渋谷勝己「スタイルの使い分けとコミュニケーション」pp.18-25

熊谷智子「依頼と謝罪における働きかけのスタイル」pp.26-33

土屋礼子「新聞にみる話しことばの変遷」pp.34-39

松田美佐「ケータイ/ウェブの表現スタイル」pp.40-45

高木千恵氏「関西若年層にみる東京語の使用」pp.46-51

金田純平・澤田浩子・定延利之「コミュニケーション・文法とキャラクタの関わり」pp.52-59

勅使河原三保子「音声による人物像の表現と知覚」pp.60-65

2010年4月20日 (火)

ジェンダーで学ぶ言語学

ジェンダーで学ぶ言語学

中村桃子(編著)

単行本: 264ページ
出版社: 世界思想社 (2010/4/17)
ISBN-10: 4790714705
ISBN-13: 978-4790714705
発売日: 2010/4/17
商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 1.8 cm

【目次】

0ことばとジェンダーのかかわり(中村桃子)

Ⅰつくられる「ことば」

1 「女ことば」の歴史―メタ言説からみる新しい視点(中村桃子)

2 「男ことば」の歴史―「おれ」「ぼく」を中心に(金水敏)

3 方言の歴史―若い女性が東北方言を使いにくいわけ(熊谷滋子)

Ⅱメディアがつくる「ジェンダー」

4 マンガ―ジェンダー表現の多様な意味(因 京子)

5 テレビドラマ―”ドラマ語”としての「女ことば」(水本光美)

6 恋愛小説―ことばでつくる親密な関係性(佐藤響子)

Ⅲ創造する「ことば」・抵抗する「ことば」

7 若い女性の「男ことば」―言葉づかいとアイデンティティ(岡本成子)

8 ことばとセクシュアリティ―多様な性愛のかたち(マリィ クレア)

9 ポライトネスとジェンダー―隠されたヘゲモニー(宇佐美まゆみ)

Ⅳ変革する「ことば」

10 差別表現とガイドライン―差別をつくる/変えることば(斉藤正美)

11 「セクシュアル・ハラスメント」―女性への暴力を可視化させたことば(丹羽雅代)

12 私の名前・あなたの名前―同姓が示す家族像(中村桃子)

Ⅴディスコース研究のアプローチと方法(林 礼子)

BOX1 ホモソーシャルな「おれ」と「おまえ」(小林美恵子)

BOX2 『源氏物語』にみるジェンダーとことば(佐藤勢紀子)

BOX3 テレビ漫画主題歌とジェンダー(北川純子)

BOX4 ジェンダーからみた『古今集』―「美」の規範という幻惑(近藤みゆき)

BOX5 「レズビアン」の概念史―戦後、大衆娯楽雑誌における(杉浦郁子)

BOX6 「少女」の誕生と「少女文化」のことば(久米依子)

BOX7 「ジェンダー」ということばをめぐる攻防(井上輝子)

索引

執筆者紹介

2010年3月23日 (火)

物語の展開と和歌資料

物語の展開と和歌資料 
伊井 春樹 (著)

単行本: 1294ページ
出版社: 風間書房 (2004/01)
ISBN-10: 4759914013
ISBN-13: 978-4759914016
発売日: 2004/01

(あまり)

近世武家言葉の研究

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近世武家言葉の研究 
諸星 美智直 (著)

単行本: 518ページ
出版社: 清文堂出版 (2004/05)
ISBN-10: 4792413834
ISBN-13: 978-4792413835
発売日: 2004/05
商品の寸法: 22.6 x 16.1 x 3.8 cm

【目次】
第1部 総説 武家言葉の資料と場面
第2部 徳川幕府における言語の諸相
第3部 藩社会における言語の諸相
第4部 吟味席における役人の言語
第5部 遊里における武家客の言語
第6部 余録
(あまり)

近代日本と国語ナショナリズム

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近代日本と国語ナショナリズム
長 志珠絵 (著)

単行本: 285ページ
出版社: 吉川弘文館 (1998/10)
ISBN-10: 4642036814
ISBN-13: 978-4642036818
発売日: 1998/10
商品の寸法: 21.2 x 15.2 x 2.6 cm

【目次】

序章 国民国家と「国語」―本書の視角と方法
第1章 国語と国歌―国民国家形成という戦略
第2章 「国語」の成立―日清戦後の国語国字論争
第3章 言文一致運動と漢学者懇親会
第4章 方言問題の生成―「地方」の創造
第5章 教化と文化の間―「国語」問題と領台初期
第6章 言語学の「受容」
第7章 文字と音声―19世紀言語論の相剋

(あまり)

消された漱石―明治の日本語の探し方

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消された漱石―明治の日本語の探し方
今野 真二 (著)

単行本: 436ページ
出版社: 笠間書院 (2008/06)
ISBN-10: 4305703793
ISBN-13: 978-4305703798
発売日: 2008/06
商品の寸法: 22 x 15.2 x 2.8 cm

【目次】

序章 近くて遠い明治(言語の身体性
現代からみた明治期―『英和字彙』を例として
本書を概観する)
1章 消された漱石(「フタエマブチ」は「フタエマブタ」か
「マブタ」「マブチ」に関わる語群
単純語の概観
現代日本語を対照して考える
複合語の分布から考える
明治期の「マブタ」「マブチ」を考える
漱石作品における「-マブタ」「-マブチ」
おわりに)
2章 印刷が消した漱石(「嶌田」は「島田」か
印刷されて形を変える原稿
漱石の漢字字形/字体
漱石の漢字の用字―漱石は「奇態」だったのか
語形から考える
「漱石文法」
明治期のテキストからみた漱石の原稿
おわりに)
3章 漱石が消した漱石(「骨稽」は単純な誤記か
虚子の訂正と漱石の訂正
「順良」はどこからきたか
仮名書きから漢字書きへの変更
「ナマグサイ」にあてられた漢字列
「同訓異議」「同訓異字」という捉え方
連合関係
外来語の定着度
おわりに)
終章 『それから』百年(明治四十二年六月二十七日のテキストからわかること
「手続き」がなぜ必要か
二〇〇七年六月三日漱石の「相対化」が行なわれていない
表記に関する「オリジナリティ」「プライオリティ」
言語の身体性―聴覚から視覚へ
身体性からみた「手書き」
おわりに)
(あまり)

方言研究の前衛

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方言研究の前衛―山口幸洋博士古希記念論文集 
山口幸洋博士の古希をお祝いする会 (編集)

単行本: 484ページ
出版社: 桂書房 (2008/10)
ISBN-10: 4903351564
ISBN-13: 978-4903351568
発売日: 2008/10
商品の寸法: 22.2 x 16.2 x 2.6 cm

【目次】

現代日本標準語の成立流布を考える―三河ルーツ説
ある台湾人における言語生活の道程―その素描
四国方言における禁止表現と禁止表現行動
日本語の受動表現は文法か
漱石作品における「てしまう」「ちまう」「ちゃう」―『行人』を中心として
言語接触論者から見た山口幸洋の言語研究
若年層にみる最近の福岡方言の動き
自然会話における共通語アクセントと方言アクセントの併存
静岡方言の文法・語彙―山口幸洋博士による解明とその継承
四日市市における遊びことばの分布―若年層千人調査から
言語行動の多様性に関する研究の射程
樺太方言と北海道方言の関係に関する一考察―サハリンの現地調査資料を手がかりとして
文末詞「ガ」の対照の試み
富山市方言における用言のアクセント―終止連体形の音響交替を中心に
アクセントの切換えにおける中間方言形の形成
日本語地域方言と海外「日本文化」教育―中国黒龍省での事例からみる、社会言語学的な日本語地域方言の教育について
談話研究 その従来の視点と将来への展望
談話からみる徳島県のアスペクト表現の今昔
気づかれにくい方言「それで」
名古屋方言話者の言葉の変化と言葉に対する意識
愛知県岡崎市方言の談話資料
人類学、考古学は日本語アクセント分布とどう関わるか
標準語との接触による地域語の変容と話し手の意識の類型化―関西と奄美の事例をもとに
大阪方言アクセントの変遷に関する一考察―高起無核化現象を中心にして
雲伯方言地域における特徴的な方言形式について―JR山陰本線グロットグラムに見る「ダヘン」「ガン」「コラン」「ダニカン・タニカン」
本源形式における「伝播」と「接触」
方言イントネーションの記述について
女性器の方言にみる列島の地域史―方言分布論序説
(あまり)

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