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社会言語学

2012年12月 3日 (月)

方言を救う、方言で救う 3・11 被災地からの提言

東北大学方言研究センター(2012)『方言を救う、方言で救う 3・11被災地からの提言』,ひつじ書房.

東日本大震災は、方言にどのような影響を与えるのだろうか。また、方言は、地域の復興にいかなる役割を果たし得るのだろうか。そして、この震災を機に、今後方言をどうしていくべきであろうか。本書はこのような問いのもと、危機的な方言の把握と記録・継承に向けた提言、支援者のための方言パンフレットの作成、被災者と支援者・研究者をつなぐ「方言ネット」の構築など、さまざまな課題に取り組んできた東北大学方言研究センターの活動をまとめたものである。(内容紹介より)
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2012年7月23日 (月)

東京語のゆくえ―江戸語から東京語、東京語からスタンダード日本語へ

國學院大学日本文化研究所(編)(1996)『東京語のゆくえ―江戸語から東京語、東京語からスタンダード日本語へ 』,東京堂出版.


日本文化の近代化というものを、使用例をあげながら「東京語の変遷」という面からとらえたユニークな文化論。また「山の手ことば」と「下町ことば」を比較・考察しながら東京語の実態をさぐる。(内容紹介より)


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2012年7月 9日 (月)

どうなる日本のことば――方言と共通語のゆくえ

佐藤和之・米田正人(編著)(1999)『どうなる日本のことば――方言と共通語のゆくえ』(ドルフィン・ブックス),大修館書店.


本書は、高校生から70代までの日本の各地で生まれ育った2800名の協力を得て、ある特定の都市や人々に偏らない、方言や標準語についての現状を明らかにしたものです。言語意識や言語行動を通して得られた、日本人の方言や標準語に対する意見や将来の自分たちのことばへの希望が示されています。方言のなくならない理由や相手や場所の違いによることばの使い分け行動、地域ごとの方言や標準語に対する距離の取り方の違い、そしてまたそうなった理由、将来の地域語への意見、ことば教育に対する学校への希望といった、さまざまなメッセージが含まれています。(内容紹介より)

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現代若者方言詩集――けっぱれ、ちゅら日本語

浜本純逸(2005)『現代若者方言詩集――けっぱれ、ちゅら日本語』,大修館書店.

 

「美しい日本語」の可能性溢れる、全国の若者の手になる方言詩約300首を収録。

 

●本書で使われた方言の例●

なまら(たいへん、北海道)

けっぱれ(がんばれ、青森)

はらだくさい(ばかくさい、山形)

だいじ(大丈夫、栃木)

ごしたい(疲れた、長野)

つぁつぁ(きちんと、新潟)

やっとかめ(久しぶり、愛知)

ほっこり(落ち着く、滋賀・京都)

てんご(いたずら、大阪)

しんさい(しなさい、広島)

わや(めちゃくちゃ、愛媛

せからしい(気ぜわしい、福岡)

よだきい(楽しくない、大分・宮崎)

むじょか(かわいい、鹿児島)

ちゅら(美しい、沖縄) etc

 

(内容紹介より)

 

2012年5月 7日 (月)

「方言コスプレ」の時代――ニセ関西弁から龍馬語まで

田中ゆかり(2011)『「方言コスプレ」の時代――ニセ関西弁から龍馬語まで』,岩波書店.

関西人でもないのに「なんでやねん」とつっこむ。九州人でもないのに「お引き受けしたでごわす」と男らしく受け止める──こんな方言コスプレが旬の話題となって久しい。方言の価値の変遷、小説・マンガ・TVドラマなど創作物における方言イメージの蓄積と流通。意識調査とコンテンツ分析から、日本語社会のいまを読み解く。(内容紹介より)

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2011年9月11日 (日)

「サザエさん」と『ちびまる子ちゃん」における会話の比較

西畑絵里加 (2011.2) 「「サザエさん」と「ちびまる子ちゃん」における会話の比較―ポライトネスを中心に―」『人間文化 H & S』28号、81~89頁

「第7章 まとめ」の最後の部分から引用します。

 この調査において、「サザエさん」と「ちびまる子ちゃん」では、高められているポライトネスが異なることが分かった。家族という厳密な間柄であっても、円滑な人間関係構築を怠っていないというおとがいえる。また、文末語句の使用が異なることも分かった。それぞれのキャラクターが異なる文末語句を使用することで、個性が生み出されている。

 一見、同じようなキャラクター構成で展開されているアニメーションでも、会話において差が生まれるということは、大変興味深いことである。これからも、これらのアニメーションは人々に愛され、親しまれ続けるだろう。その会話に耳を傾け続けることを、今後の課題とする。(89頁)

2010年8月10日 (火)

交錯するアート・メディア

『交錯するアート・メディア』(CROSSING ARTS and MEDIA)

大阪大学グローバルCOEプログラム
コンフリクトの人文学国際研究教育拠点
2007-2009年度報告書

発行年:2010
発  行:大阪大学グローバルCOEプログラム
     コンフリクトの人文学国際研究教育拠点

【目次】
はじめに
1 更新される文化的アイデンティティ
2 芸術の編成/変成
3 表象される〈周縁〉

本書には、以下のような論文が収められていました。

奥中康人「人吉藩鼓笛隊の近代史と復元の問題」
   グローバリゼーションによって生まれ、ローカライゼーションによって生き残った音楽
   pp.012-025

佐々木茂人「マイノリティ文学の創出と言語」
   チェコ・スロバキアのロマ文学をめぐって
   pp.114-120

齋藤  桂「他社の音楽と暴力」
   映画『アバター』と架空の民族性について
   pp.128-135

赤尾光春「東西ヨーロッパにおける「ユダヤ人信仰」の痕跡を辿る」
   トラフテンベルク『悪魔とユダヤ人』(1943)とアンスキー「文化の相互影響」(1923)を
   めぐって
   pp.136-150

2010年8月 3日 (火)

可能性としての文化情報リテラシー

執筆者の方からいただきました。

岡田浩樹・定延利之編

『可能性としての文化情報リテラシー』ひつじ書房、2001

  序

  第1部 マルチメディアとフィールドワーク

  第2部 マルチメディアとコミュニケーション研究

  第3部 文化情報を読み解くということ

  第4部 自然科学から文化研究へ

モクタリ明子・ニック=キャンベル「人物像に応じた個人内音声バリエーション」pp.139-156

など役割語に関連ある論文も収められています。

2010年6月22日 (火)

首都圏における言語動態の研究

著者よりいただきました。

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田中ゆかり(2010)

首都圏における言語動態の研究」

笠間書院
ISBN 9784305705068

【目次】

    はしがき
    凡例

第1部 「気づき」と言語変化

第1章 「気づきやすさ」と「変わりやすさ」

   1.はじめに
   2.「気づき」と「変わりやすさ」からみた言語変化事象の分類
   3.「気づき」と「変わりやすさ」の観点からみた「とびはね音調」
   4.おわりに「女らしい」藤原先生

第2章 「聞き取りアンケート調査」の有効性と制約
   1.はじめに
   2.「聞き取りアンケート調査」とは
   3.先行研究からみた「聞き取りアンケート調査」の有効性
   4.「聞き取りアンケート調査」の制約
   5.おわりに

第3章 「気づき」にかかわる言語事象の受容
――山梨県西部域若年層調査を中心に――

   1.はじめに
   2.「気づき」のない(弱い)言語事象としての非共通語
   3.「気づかない非共通語」検討に用いる山梨県若年層調査資料の性質
   4.出現率からみた「気づかない非共通語」
   5.「歩み寄り」の方法としての非共通語受容
   6.まとめ
   7.おわりに

第4章 アクセント型の獲得と消失における「実現型」と「意識型」
――外来語アクセント平板化現象から――

   1.はじめに
   2.「実現形」と「意識形」
   3.首都圏西部域若年層における外来語アクセントの「実現型」
   4.首都圏西部域若年層における外来語アクセントの「意識型」

第5章 形容詞活用形アクセントの複雑さが意味するもの
――「気づき」と「変わりやすさ」の観点から――
   1.はじめに
   2.先行研究における形容詞活用形アクセント型の複雑さ
   3.首都圏高年層読み上げ式調査による検討
   4.聞き取りアンケート調査データによる検討
   5.形容詞活用形アクセントの複雑さが意味するもの
   6.おわりに

第6章 Ⅰ類動詞連用形尾高型の消失
   1.はじめに
   2.Ⅰ類動詞連用形尾高型について
   3.分析に用いるデータの概要
   4.高年層データからみるⅠ類動詞連用形のアクセント
   5.高校生データからみるⅠ類動詞連用形のアクセント
   6.山梨中学生データからみるⅠ類動詞連用形のアクセント
   7.3種類のデータからみたⅠ類動詞連用形のアクセント
   8.おわりに

第2部 「とびはね音調」の成立とその背景      

第1章 「とびはね音調」とは何か
   1.はじめに
   2.「〜ナイ?」の問いかけ音調のバリエーション
   3.「とびはね音調」成立の背景
   4.「とびはね音調」に付与される社会的コメント
   5.おわりに

第2章 新しい音調の受容と回避
――「とびはね音調」と「尻上がりイントネーション」――
   1.はじめに
   2.首都圏高校生調査概要
   3.実現音調からみる「とびはね」と「尻上がり」
   4.意識調査からみる「とびはね」と「尻上がり」
   5.実現音調と意識調査からみる「とびはね」と「尻上がり」
   6.「とびはね」と「尻上がり」に対するイメージと採否行動
   7.「とびはね」と「尻上がり」の差をどのように考えるか
   8.まとめ
   9.おわりに

第3章 「とびはね音調」の採否とイメージ
   1.はじめに
   2.首都圏西部域高校生調査データの概要
   3.リスト読み上げ式調査による「実現型」
   4.聞き取りアンケート調査による「意識型」
   5.聞き取りアンケート調査における「意識型」とイメージ
   6.おわりに

第4章 中学生のアクセントとイントネーション
――世田谷区立中学校における聞き取りアンケート調査から――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.聞き取りアンケート調査結果概観
   4.「とびはね音調」項目と他項目とのかかわり
   5.まとめ
   6.おわりに「気づき」のない(弱い)言語事象としての非共通語
      
第5章 「とびはね音調」の成立と拡張
――アクセントとイントネーションの協同的関係――

   1.はじめに
   2.聞き取りアンケート調査概要
   3.聞き取りアンケート調査結果
   4.回答者の回答傾向からみた検討
   5.おわりに

第3部 アクセント変容からみた首都圏方言

第1章 方言接触からみた首都圏西部域のアクセント
――2・3拍名詞の場合――
   1.はじめに
   2.調査地域のアクセントと先行研究
   3.調査概要
   4.2拍名詞のアクセント
   5.3拍名詞のアクセント
   6.おわりに

第2章 指向性解釈の可能性
――首都圏西部域高年層アクセントデータによる検討――
   1.はじめに
   2.データ構造の検討に用いる多変量解析の手法
   3.データ構造の把握による帰納的解釈の試み
   4.アクセント型の観点からの解釈
   5.話者の観点からの解釈
   6.試行により提示したこと
   7.おわりに

第3章 外来語アクセント平板化現象の実態と意識
   1.はじめに
   2.平板化現象に関する先行研究
   3.調査概要
   4.平板化現象実態調査の結果
   5.高校生聞き取りアンケート調査の結果
   6.高校生調査におけるアクセント型イメージ
   7.まとめ
   8.おわりに

第4章 首都圏の地名アクセント
――地元アクセントとメディアアクセント――
   1.はじめに
   2.地名アクセントに関する先行研究
   3.調査概要
   4.高年層調査における地名アクセント
   5.高校生調査からみた地名アクセント
   6.まとめ
   7.おわりに

第5章 「古いアクセント型が保持される要因
――「東山道」・「東海道」・「中山道」を例として――
   1.はじめに
   2.「東山道」・「東海道」・「中山道」のアクセント型新旧
   3.街道名の馴染み度調査の結果
   4.旧街道沿い生育者に保持される古いアクセント型
   5.特殊な場面における古いアクセント型の保持
   6.メディア露出度と古いアクセント型とのかかわり
   7.まとめ
   8.おわりに

第6章 山梨県西部域若年層調査におけるアクセント
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.先行研究から想定した「山梨県方言的要素」
   4.先行研究から想定した「新共通語的要素」
   5.共通語アクセントの出現率からみた全体的な傾向
   6.学校差のみられる項目
   7.まとめ
   8.おわりに

第4部 新しいメディアのインパクト

第1章 「携帯電話」と日本語社会
――携帯普及期における大学生アンケート調査から――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.携帯電話の所持率・所持時期・所持理由
   4.携帯電話の使用機能
   5.つながる相手は誰か
   6.常時接続の携帯で話されることは何か
   7.携帯電話で「便利になったか」,「変わったか」
   8.通話ルールの改変
   9.携帯マナーについて
   10. コミュニケーションの変化
   11.「携帯コトバ」
   12. 携帯に関連した研究テーマ
   13. おわりに

第2章 大学生の携帯メイル・コミュニケーション
――「打ちことば」親密コードルールの萌芽――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.首都圏大学生の「携帯環境」
   4.メイル優位の背景
   5.PCメイルは携帯メイルに及ばない
   6.送受信相手と連絡手段の私的性
   7.携帯メイルの内容と構成要素
   8.携帯メイルにおける記号類の使用
   9.携帯メイルで人間関係は変化したか?
   10. おわりに

第3章 携帯メイルの「おてまみ」性
   1.はじめに
   2.「携帯=メイル」ハードユーザーにおける携帯行動
   3.男女を問わない携帯メイルの「実況中継性」
   4.「メモ」化していく文体
   5.おわりに

第4章 携帯電話と電子メイルの表現
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.大学生における携帯電話とパソコンの普及状況
   4.携帯通話・携帯メイル・PCメイルの送受信件数
   5.固定電話と携帯電話の違い
   6.PCメイルと携帯メイルの違い
   7.おわりに

第5章 携帯メイルハードユーザーの「特有表現」意識
――携帯メイル第一世代の大学生調査から――
   1.はじめに
   2.調査当時における携帯電話・携帯メイルの状況
   3.携帯メイル表現先行研究
   4.調査概要
   5.携帯メイルの「特有表現」
   6.おわりに

第6章 携帯メイルの「キブン表現」
――携帯メイル第一世代の大学生調査から――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.調査結果からみる「キブン表現」
   4.おわりに

第5部 「方言受容」の新しい姿

第1章 首都圏における関西方言の受容パターン
――「間接接触」によるアクセサリー的受容――
   1.はじめに
   2.調査概要
   3.テレビによる「間接接触」
   4.関西方言語形項目の受容パターン
   5.アクセント項目の受容パターン
   6.クラスター分析による考察
   7.おわりに

第2章 現代における「首都圏方言」とは何か
――「方言意識」と「方言使用」――
   1.はじめに
   2.言語意識としては,首都圏に「方言」はない
   3.しかし,「方言」は存在している
   4.世田谷中学生調査からみる方言意識と使用意識
   5.おわりに

第3章 メイルの「方言」は,どこの方言か
――携帯メイル第一世代の大学生調査から――
   1.はじめに
   2.「打ちことば」に現れる「リアル方言」と「バーチャル方言」
   3.大学生調4からみる「ニセ方言」
   4.おわりに

第4章 「方言コスプレ」にみる「方言おもちゃ化」の時代
   1.はじめに
   2.前景化する「方言コスプレ」
   3.「方言コスプレ」前景化の背景
   4.3つの「方言」の層
   5.携帯メイルに現れる「ニセ方言」
   6.若年層にとっての3つの方言層
   7.おわりに

終章

    文献一覧
    初出一覧
    図表一覧

    あとがき

    索引

2010年6月 2日 (水)

言語的発想法の地域差と歴史

執筆者よりいただきました。

小林 隆・澤村美幸(2010)

「言語的発想法の地域差と歴史」

『国語学研究』第49集、pp. 73-86.

  【目次】

  1. 本稿のねらい

  2. 社会構造の歴史との関係

   2.1. 社会組織の歴史との関係

   2.2. 商工業・交通の歴史との関係

   2.3. 人口の歴史との関係

   2.4. まとめ

  3. 日本語史における言語的発想法

   3.1. 種々の表現法の発達

       【挨拶】

       【感動詞】

       【前置き表現】

       【感謝の表現】

   3.2. 文法史に見られる傾向性

   3.3. まとめ

  4. 言語的発想法の方言形成

  5. 都市化と言語的発想法

  6. おわりに

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